<   2012年 07月 ( 71 )   > この月の画像一覧

羊をめぐる冒険

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僕は29歳で、そしてあと6か月で僕の20代は幕を閉じようとしていた。
何もない、まるで何もない十年間だ。
僕の手に入れたものの全ては無価値で、僕の成し遂げたものの全ては無意味だった。
僕がそこから得たものは退屈さだけだった。

最初に何があったのか、今ではもう忘れてしまった。
しかしそこにはたしか何かがあったのだ。
僕の心を揺らせ、僕の心を通して他人の心を揺らせる何かがあったのだ。
結局のところ、全ては失われてしまった。
失われるべくして失われたのだ。
それ以外に、全てを手放す以外に、ぼくにどんなやりようがあっただろう。

少なくとも僕は生き残った。
良いインディアンが死んだインディアンだけだとしても、僕はやはり生き延びねばならなかったのだ。
何のために?
伝説を石の壁に向かって語り伝えるために?
まさか。

「羊をめぐる冒険」村上春樹(1982年)


◆CANON EOS 7S × CANON EF 50mm F1.8 × NEOPAN 100 ACROS(自家現像)


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by kels | 2012-07-17 22:12 | 日記・つぶやき | Comments(0)

「節電」よりも「家電からの撤退」

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古い時代のものが好きだという、おかしな趣味があるせいか、現代の生活になじめない部分というのがある。
節電節電と言われても、昭和30年代の暮らしを思えば、電気の減らしようなんて、いくらでもあるのではないかと思えてしまう(現実的かどうかはともかくとして)。
大量の電力を消費する生活に染まりきってしまっているけれど、そもそもの生活そのものを見直す発想があっても、おかしくないと思う。

利便性とか合理性とかいう理屈のもとで、我々の生活は、大量の電力消費を促すことを追い求めてきた。
パソコンやインターネットなんて、あったら便利だけれど、なくたって暮らしが立ち行かなくなるようなものではない。
同じように、多くの家電製品は、あってもなくても生き死にには影響しないものだ。
(あくまで「多くの」家電製品は)

細々した節電なんかよりも、仕分けできる生活の電力なんて、いくらでもあるのではないかと思ってしまう。
みんなが少しだけ不便さを我慢すれば良いだけの話なのだ。
その代わり、医療施設や研究施設など、24時間の電力を必要とするところには、集中的に電力を供給すべきである。

肥大化した生活を維持するための電力供給の議論なんて、どこか不毛のような気がしてならない。
生活の縮小は、文化の衰退ではないはずだし、大量の電力を消費する生活を見直すことは、新たな豊かな生活の始まりであるかもしれない。

個人的な好みの問題だけれど、細かい「省エネ」とか「節電」って、あまり好きじゃないんだよなあ。
各家庭から電化製品を一つでも二つでも減らした方が早いんじゃないのかなあ。
(もっとも、そうすることによって困る業界の人たちもいるのかもしれないけれど)


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by kels | 2012-07-17 21:32 | 日記・つぶやき | Comments(2)

羊をめぐる冒険

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僕は目を閉じて首を振り、頭の中を空っぽにした。
まあいいさ、と僕は思う。
たとえ何が起こるにせよ、まだ何も起こってないんだ。
そして何かが起こったとすれば、それはもう起こってしまったことなのだ。

「羊をめぐる冒険」村上春樹(1982年)


◆CANON EOS 7S × CANON EF 50mm F1.8 × NEOPAN 100 ACROS(自家現像)


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by kels | 2012-07-16 22:58 | 日記・つぶやき | Comments(0)

故郷の空

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富良野の帰り道に、ちょっとだけ立ち寄った我が故郷の空。
思い出をよみがえらすようなものなんて、何ひとつなかったけれど。


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by kels | 2012-07-16 20:37 | 日記・つぶやき | Comments(0)

曇天の夏

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朝、目覚めると、曇天の空が広がっている。
夏の朝で何が嫌いかといって、この曇天の空くらいに気がめいるものはない。
まして、内地では猛暑という言葉さえ飛び交っているというのに、ここ札幌では夏らしさを感じることのできない7月である。

朝イチで、パルコのスタバに入って、コーヒーとドーナツの朝食。
寒いからホットコーヒーをオーダーしたら、マグカップではなく紙コップで出てきた。
この時期、ホットを注文する客もいないんだろうなあ。

昨日、フィルムを詰めたままのEOS 7Sで撮り歩く。
天気が良くないと、あまり写真を撮りたいという気持ちにもならないが、とりあえず週末のうちにフィルムを撮り終えたい。

街を離れて、何となくブックオフ巡り。
探しているときに、なかなか出会うことのできないのが古本というやつだ。

月寒店では、特に購入すべきものなし。
西岡店で、古い文庫本をいくつか買って帰る。

午後、「ブラウンブックスカフェ」にて一服。
ついでに、古本を一冊買って帰る。

夕食後、暗くなるのを待ってフィルム現像。
現在、乾燥中。

本格的な札幌の夏はいつになるのかな。


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by kels | 2012-07-16 20:33 | 日記・つぶやき | Comments(0)

富良野まで日帰りドライブ

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昨日の日記。

午前4時に起床。
早朝から素晴らしい快晴の札幌。
荷物をまとめて、午前5時、富良野へ向かう。

中の島通りでインターチェンジまで向かい、高速道路に入る。
野幌あたりで、突然、目の前に低い雲がたちこめているかと思うと、あっという間に濃い霧の中に入った。
幻想的な風景が浮かび上がっている。

岩見沢あたりで霧が晴れて青空が戻る。
三笠インターチェンジで高速道路を降り、桂沢湖へ向かう道に入る。
エゾリスが自動車の目の前を走って横切った。

自動車は走っているものの、決して多くはない。
途中、自動車にはねられただろうキタキツネの死骸を見る。
北海道では、決して珍しくない光景だ。

富良野の市街地へ入らずに、そのまま中富良野町へ向かう。
富良野~中富良野間は、この季節もっとも混雑する道路なので、朝のうちに中富良野から見ておこうと思ったのだ。

「富田ファーム」に到着したのが、午前7時15分頃。
無料駐車場には、既に、たくさんの自動車が駐車している。
町営駐車場の方が混雑しているのは、昨夜から泊っている車も多いのかもしれない。

「富田ファーム」の駐車場に車を止めて、ようやく休憩。
富良野も素晴らしい快晴だった。

場内には、大きなカメラを抱えた人達が、ウロウロしている。
この季節の富良野エリアには、プロ・アマ問わず、無数のカメラマンたちが集結しているのだろうなあ。

午前8時、園内の施設が営業を始めた。
朝食を食べていなかったので、ソーセージカレーを注文。
富良野といえば、まずはカレー(笑)

2時間程、のんびりと散策をしたり、写真を撮ったり、お土産を買ったりして過ごす。
自動車を出して出発する頃には、細い一本道に駐車場待ちの車が、長い列を作っていた。

中富良野から上富良野を抜けて、美瑛町に入る。
自然の景観を中心に、観光資源の多い街だ。
旭川で暮らしていたころには、ずいぶんと通った街でもある。

「道の駅」で、観光パンフレットと観光マップを入手。
普段、観光ガイドみたいなものを買うことはないので、その街その街の観光案内所や道の駅などで、観光パンフレットを手に入れるのが、習慣みたいになっている。
おかげで、わが家には、段ボール箱に数箱分の観光パンフレットが、ストックされていたのだけれど、今年の春の大掃除で、それらのほとんどは処分してしまった。

今さら、美瑛巡りというわけでもないが、観光名所になっている丘をドライブ。
午後まで、写真を撮って過ごす。
途中で雲が広がり始めて、シャッターを押す回数が減った。

美瑛から上富良野、中富良野と抜けて富良野へ戻る。
富良野から中富良野へ向かう国道は、ひどい渋滞になっていた。
この季節では毎年のことで、言ってみれば、ラベンダー渋滞だ。

富良野市内随所でも渋滞が発生していて、観光名所巡りは中止して帰路につく。
富良野を抜けるあたりでも、対向車線では長い渋滞。
午後の富良野巡りは、時間読みが難しいだろうなあと思った。

芦別を抜けて赤平へ入る。
かつて暮らしていた街の写真でも撮り歩こうかと思ったけれど、寂れた街の写真を撮るという趣味があるわけでもなく、そのまま通り過ぎた。

滝川の「松尾ジンギスカン」で、極めて遅い昼食。
田舎の食堂に入って嫌な思いをすることのひとつに、従業員の接客マナーがある。
札幌市内の「マツジン」のバイト学生に比べると、本店のレベルはかなり低くてがっかりさせられる。

ジンギスカンを食べたので、どこかで温泉にでも入ろうと思ったけれど、中空地で入りたいと思える温泉も見つからず、結局、そのまま札幌まで戻ってしまった。
中空知地方は、各市町村に温泉施設があるけれど、イマイチ魅力に欠けるような気がする。
(かつての地元だから、そう感じるのか)

富良野までの日帰りドライブは、快晴で素晴らしい一日となった。
思いきって早朝に行動開始したため、渋滞に巻き込まれて時間を無駄にすることもなし。

次回は、宿泊して、夕焼けや星空の写真を撮ってみたいな。


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by kels | 2012-07-16 05:54 | 観光・風物詩 | Comments(0)

とても寒い7月の3連休初日

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全国的に3連休の初日。
どこか旅にでも出たかったけれど、スケジュール調整ができず、結局、いつもの週末のように街をウロウロしていた。
もっとも、とても7月の3連休とは思えないくらいに寒い朝だったので、街をふらつく気分にもなれずに、喫茶店で新聞を読んでいる時間の方が長かったけれど(笑)

朝イチで、「コージーコーナー」へ。
モーニングセット目当ての人達で、店内は既に混雑していた。

さらに、「ロスマリン」へ移動して、街カフェのはしご。
なんだか、すごい贅沢をしているような気持ちになった(笑)
何をするでもなく、コーヒーを飲みながら、まったりと新聞を読む。

狸小路の「ラルズプラザ」で古本市を開催しているので覗いてみるが、求めている本はなし。
こういうイベントで、探求本が見つかることって、ほんどないような気がする。

昼食は、狸小路の「舟盛屋」で海鮮丼。

なんとなく、ノルベサの「まんだらけ」を覗いてみると、探している本があった。
サブカルチャーやアート関係が、本当に充実しているなあ。

「B.C.S」にて、食後のアップルティー。

「十一月」で版画展を開催中なので、ちょっと寄り道。
北村太版画展「A to Z 日常」は、明日15日(日)まで。

久しぶりに、「リアリズム」「36号線」を覗いてみる。
「36号線」にて、大正時代(?)の黄色いガラスコップと、昭和30年代の札幌市内のマッチ箱を購入。
ガラスコップについては、本当に古いものなのか、これから研究する必要あり。

歩き疲れたので、帰宅して、夕方までうたた寝。
夕方になって、ようやく青空が広がった。

夕食前に、桑園の「ビーバーズブック」まで散歩。
なんだか無性に古本屋巡りをしたい一日だった。

旅に出るより疲れたような気がするなあ(笑)


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by kels | 2012-07-14 21:28 | 日記・つぶやき | Comments(0)

香水の

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香水の香のそこはかとなき嘆き 久保田万太郎


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by kels | 2012-07-13 22:33 | 日記・つぶやき | Comments(0)

さっぽろカルチャーナイトの夜

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今夜は、1年に1度の「さっぽろカルチャーナイト」の夜だ。
仕事帰りに、どこかの施設へ寄ってみようかと思っていたのだけれど、夜風が冷たいような気がして、結局どこにも寄らずに帰宅した。

この時期の札幌は、まだ微妙な気候で、なかなか夏らしい気温にまでならないことも多い。
薄着の人達が目立つ季節でもあるけれど、実際、寒くないのかどうか。
でも、どうせだったら、もう少し夏らしい気候の中で、この夏のイベントを迎えてほしかった。

それでも、オフィス街には子どもたちの姿が溢れて、賑やかな夜。
札幌の街は、いよいよ本格的な夏へと歩みを進めていく。


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by kels | 2012-07-13 22:20 | 観光・風物詩 | Comments(0)

羊をめぐる冒険

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「君は昔はもっとナイーブだったぜ」
「そうかもしれない」と言って僕は灰皿の中で煙草をもみ消した。
「きっとどこかにナイーブな町があって、そこではナイーブな肉屋がナイーブなロースハムを切ってるんだ。昼間からウィスキーを飲むのがナイーブだと思うんなら好きなだけ飲めばいいさ」

「羊をめぐる冒険」村上春樹(1982年)


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by kels | 2012-07-13 22:11 | 日記・つぶやき | Comments(0)