冬になると、街撮りのスナップ写真が減る。 これは毎年のことだから、自分でもよく分かっていることだ。 このブログの過去ログを見ただけで、真冬に撮った写真が夏に比べてどれだけ少ないか、すぐに分かってしまう。 理由はいろいろと考えられる まず、寒い。 氷点下になる街角を、カメラを抱えてフラフラするのはかなり苦痛を伴う作業である。 手袋を使わない主義なので、シャッターを押す指は、すぐに麻痺してしまうのだ。 もっとも、真冬のオホーツク海で、流氷の向こう側に昇る朝日の写真を撮り続けていた頃に比べれば、どうってことない寒さではある。 それでも、寒いものはやっぱり寒いのだ。 雪が降るということも、写真にとって障害だ。 雨と違って、真横からも吹き付ける北海道の雪は、たちまちカメラを凍らせてしまう。 自分的には、どちらかというと、寒さとか降雪とかいう気象条件ばかりではなく、真冬の北海道の景観にも理由があるような気がする。 どっぷりと雪の中に埋もれてしまう北海道の景観は、夏に比べてどうしても単調になってしまうのだ。 極端なことを言うと、どこを見ても雪ばかりという景色の中では、どこを撮っても同じような写真になってしまうわけ。 もちろん、これは感受性が鈍い人間の言い訳に過ぎないのであって、冬には冬の街の魅力をきちんと見つけ出して、きちんとカメラを向けるべきなのである。 分かっているのに、なかなか実行できないあたりが、自分の弱さではある。 ↑↑↑↑↑↑ 「ブログ村」への参加を始めました。1日1回、クリックをお願いします☆
by kels
| 2008-12-02 19:55
| コラム・随想
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