レトロ雑貨シリーズ、札幌日和下駄なので、どうせだったら札幌とか北海道に関係するようなレトロを取り上げてみたい。 ローカルものとして、もっとも手に入りやすいもののひとつが絵はがきだ。 なにしろ、ちょっとしたイベントなどでも気軽に買いやすいし、お土産にもぴったりだから、たくさん売られたに違いない。 たくさん売れたから、今でも簡単に入手できるというわけ。 簡単に入手できるから、値段も小遣い銭で充分に間に合うものがほとんどだ。 テーマ塔をバックに花やかに行われた開場式 今回の絵はがきは、1968年に開催された「北海道百年記念大博覧会」のもの。 この開道100年記念関係事業は、時代柄、相当に盛り上がってらしい。 なにしろ高度経済成長の時代、東京オリンピック、大阪万博と、国際的な大イベントが続いた直後でもあり、すぐ4年後には札幌オリンピックが控えているという、北海道にとってはまさしくイケイケムードだったわけだ。 パビリオンがすごくいい感じ。 トンガリ帽子のサーキノ館と丸い屋根の「輝く北海道館」 既に懐かしいコーヒーカップには、「ニシムラの雪もち」の広告あり。 よく見ると、いずれの遊具にも「ニシムラ」の広告があり、遊園地全体ニシムラのスポンサーだったのかもしれない。 ちなみに、札幌老舗の菓子店ニシムラも既にない。 会場は真駒内公園。 楽しいティーカップ=ファミリーランド 黒い車体は「開拓豆列車」。 女性陣の髪型や化粧に60年代を感じてしまう。 開拓豆列車の前にせいぞろいしたミス道博 絵はがきは簡単な存在ではあるけれど、気軽に当時を旅することができる、素晴らしいタイムマシンだ。 たかが40年前、されど40年前。 あれ、ということは、今年は開道140年に当たるのだろうか、全然そんな雰囲気もないけれど。 すっかり沈みっぱなしの北海道、上がりっぱなしだったあの頃のようには浮かれていられないということなのかもしれない。 けれども、スタート地点を振り返ってみることも、こういう時代には大切なような気もする。 誰だってスタートはゼロだったわけで、それは北海道にしても同じことなのだから。 全道市町村旗がはためく会場に続く人波 ↑↑↑↑↑↑ 「ブログ村」への参加を始めました。1日1回、クリックをお願いします☆
by kels
| 2008-09-24 20:57
| 歴史・民俗
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