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金魚

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我が家には2匹の金魚がいる。
いずれも、だいぶ長生きの領分に入ってきたみたいで、それぞれ5年近くになるだろうか。
最初は3匹いたのだけれど、猫を預かってきた夜に、念のために金魚鉢をいつもとは違う部屋に移しておいたら、翌朝、床の上で干からびて死んでいた。
いつもとは違う環境になって興奮したのか、水の中から飛び出してしまったものと思われる。

  金魚大鱗夕焼の空の如きあり 松本たかし

金魚を飼い始める前から、あのひらひらとした金魚鉢が好きで、骨董市や骨董店などに行っては古い金魚鉢を集めていた。
いかにも日本的なひらひら金魚鉢だが、本当に古い金魚鉢にはあのような装飾がなく、もっとシンプルなものだったらしい。
歴史的なものはともかくとして、夏の光に透き通る青や赤のヒラヒラはまさしく夏の風物詩としてぴったりのもので、金魚を飼うには詩情溢れて最高である。
金魚が小さなうちは、大きな鉢に3匹の金魚を同時に飼っていたが、毎年どんどん大きくなっていったので、それぞれひとつの鉢に一匹の金魚を入れるようにした。

  少し病む児に金魚買うてやる 尾崎放哉

あのひらひらの金魚鉢は、場所を取る割には水があまり入らないので、大きな金魚を飼うには実は不向きである。
だから、一番大きな金魚を飼うために、僕は骨董屋まで出かけて、ひらひらのない、シンプルだけれど水がたっぷりと入る、古い金魚鉢を買い求めてきた。
明治時代のガラス鉢だから、それなりの値段はしたけれど、昔に比べればガラスものの値段はかなり下がっているから、骨董屋さんとしては損をしていたのかもしれない。

  灯してさざめくごとき金魚かな 飯田蛇忽

2匹のうちの1匹は、三吉神社のお祭りの夜店ですくってきたものである。
夜店の金魚なんてすぐに死んでしまうだろうと思っていたけれど、案外長生きするものもあるらしい。
面倒だし、見た目が良くないから、フィルターなんかは使わずに、ただブクブクと金魚藻だけを放り込んで窓辺に置いているだけだが、やっぱり金魚というのは丈夫な魚なのかもしれない。

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by kels | 2008-07-08 20:24 | 日記・つぶやき
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