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晩秋の定山渓温泉街

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久し振りに定山渓(じょうざんけい)温泉まで行きました。
といっても、温泉に入ったわけでもなく、ただ散策して、写真を何枚か撮ってきただけ。
「札幌の奥座敷」と呼ばれる定山渓温泉ですが、道路さえ渋滞していなければ、都心部から自動車で30~40分程度で到着してしまいます。
定山和尚が開いた時代とは、やっぱり違いますね。
でも、久し振りに訪れた定山渓温泉は、僕が子どもだった頃とはほとんど変わっていないように感じられました。
まるで、街全体がタイムカプセルに入れられまま、地中深くに埋められていて、つい最近になって発掘された、そんな話が嘘とも思えないような雰囲気なのです。
もちろん、キッチュな河童のモニュメントがあちこちに増えているところを見ると、定山渓は定山渓なりに発展してきたのかもしれません。

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実は、こうした温泉郷が時代遅れになりつつあることは、以前から指摘されていたことです。
かつて、民間企業や団体・組合などの保養施設が温泉街の至る所に建てられた時代があります。
社員や組合員の福利厚生施設として、温泉街に保養施設を持つことはひとつのステイタスでしたが、現在ではそうした保養施設の多くが岐路に立たされているといいます。
結局、高度経済成長を経て、我々はとても豊かな生活を実現し、家族で温泉ホテルに宿泊することが困難なものではない時代となりました。
レジャーの選択肢は数え切れないほどあるわけで、わざわざ会社の古い保養施設を利用する必要さえなくなってきているのです。

これから先、定山渓温泉街がどう歩んでいくのか、それはちょっとした楽しみでもあります。
いっそのこと、変な河童のモニュメントなんか置かずに、昭和レトロの雰囲気をそのままに残した山峡の温泉街であってほしい、というのは、かなり個人的な意見ですね(笑)
それにしても、「河童」はな~☆
by kels | 2006-10-26 21:41 | 観光・風物詩
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