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喫茶グッドアワー

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壁に付けられたリング文様の印が印象的な喫茶店「GOOD HOUR」。
かつて、金岩商店の蔵として建てられたもので、明治時代の建築といわれています。
都心部に、こうした札幌軟石造りの建物が現役で働いていることが、そもそも奇跡的な話ですよね。
実際に、札幌市内の状況を考えてみると、この札幌軟石で作られた建物は、どうやら長寿と言えるようです。
古いものは壊してしまおうという考え方が主流ですが、いつまでも使える建物ならば、いつまでも使い続けるべきなんですよね。

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さて、この喫茶店、札幌グッドアワー教会の牧師が改造して完成したもので、教会に集まる人々の憩いの場として利用されているとか。
教会に指輪の文様、実に洒落た明治浪漫だと思いませんか?
by kels | 2006-07-26 19:53 | カフェ・喫茶店 | Comments(2)
Commented by photokuu at 2006-07-28 22:11
こんばんは。
昔懐かしい佇まいの喫茶店ですね。両脇のマンションでしょうか、
挟まれながらも凛として建っている様がとてもいいです。
外観も年月の経過を感じさせてくれます。
Commented by kels at 2006-07-29 21:38
都心にこういう建物が残っていると、ガンバレって声をかけたくなります。
ビルの谷間に埋もれそうでも、存在感があります。
古い建物が持つ貫禄っていうんでしょうか。
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