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小林多喜二全集は冬の北海道で読んでおく

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小林多喜二は、北海道小樽市出身の作家である。
当然、その作品の中には、北海道の自然や風景が舞台として登場する。
北海道民であれば、「蟹工船」以外の作品にも、少しは触れておきたいものである。

多喜二の作品には、冬の情景を描いたものが多い。
北海道の作家ならではの特徴であるとともに、庶民の中の貧富の差は、冬という厳しい季節にこそ顕在化するといった事情もあるのかもしれない。
夏に遊んで暮らすことができた者も、冬を越すことは容易ではないのだ。

多喜二が生きた時代、貧困が庶民の大きな課題であったことは間違いない。
当時の新聞記事には、貧困にあえぐ人々に関する報道が、頻繁に登場している。
庶民の中の貧困が、社会的に共有され始めた時代こそが、多喜二の時代ということなのだろう。

ちなみに、写真は、新日本出版社の小林多喜二全集全7巻。
全集を買うなら、やはり発行年の新しいものが良いと思う。
新たな発見に終わりはないから。

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by kels | 2018-01-18 19:43 | 文学・芸術 | Comments(0)
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