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小学3年生用副読本「札幌のおいたち」昭和33年版

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「札幌のおいたち(改訂版)」という名前の本を見つけました。
井黒弥太郎著、児童図書研究会編、みやま書房刊、150円。
奥付には、昭和33年4月15日改訂版発行とあります。

三年生になると、社会科で札幌市のことをいろいろお勉強します。
この本は、その時よいお友だちになってくれます。
札幌は北海道で一ばん大きなまちです。日本では9ばん目です。

札幌にすむみなさんは、まちのようすをいつも見ているので、
なんでもよくわかっているように思うでしょう。
けれども何か、ほかの人にきかれると、あんがいわかっていないものです。
そんなことでは、大札幌の子どもとして残念なことです。

りっぱなまちには、自分の町のことをよく知っている子どもがいます。
まちのきまりをまもり、まちをきれいにしようとする子どもがいます。
この本を読むみなさんは、先生やお友だちとじっさいにしらべたりおはなしあいをして、
札幌のことをよく知って、りっぱなまちの子どもになってください。


どうやら、この本は、札幌の小学校3年生用に製作された副読本のようです。
1958年に9才だった人たちなので、現在は68歳の方々が使用された教材ということになります。
そして、来年は、この本が発行されてから60周年になるんですね。

戦後の昭和30年代、札幌の街もどんどん発展していった時代だと思います。
副読本の内容も次々と差し替えなければ、リアルな街の説明が難しかったのではないでしょうか。
副読本を年代順に追いかけていくと、札幌の移り変わりがきっと分かるはずです。

当時の札幌の人口は50万人。
本当の札幌の発展は、この次の時代にやってくるのだということを、9才の少年少女たちは、自分たちの目で確認するとともに、その時代の発展を、自分たちの手で支えていくことになります。
by kels | 2017-12-24 06:20 | 歴史・民俗
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