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雪だというのに、ミュンヘン・クリスマス市の会場は賑わっていた

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あしたはクリスマス・イブで、良一が輝子に別れを告げに行くはずである。
この世に、どれほど多くの男女が愛を打ち明け、愛し合い、そして別れるということを、繰り返していることだろうと奈緒実は思った。
自分もまた、今しばらくの間、竹山に心ひかれて悩みつつ生きていくことだろう。
しかし、その恋にもいつか終わりの日が待っていることだろう。
この世に永遠の愛などあるのだろうか。
「むなしい」と、奈緒実は思った。

「ひつじが丘」三浦綾子(1966年)

雪だというのに、ミュンヘン・クリスマス市の会場は賑わっていた。
いや、雪だからこそ、クリスマス市は盛り上がっているのだ。
旅人にとって、雪のない冬の札幌くらい、つまらないものはないだろう。

それにしても、会場は大変な混雑ぶりである。
感覚的なことを言えば、数年前以上に来場者は多くなっているのではないだろうか。
それも、地元の人ではない旅行客が、非常に多くなっているような気がする。

時々僕は、札幌のイベント会場に行って、ふと小さな疎外感を感じることがある。
まるで、地元の人間の方がアウェイにいるような、そんな寂しさ。
観光客を集めるということは、きっと、そういうことなんだろうな。

見知らぬ国を訪れたような気持ちになって、僕は会場をフラフラとした。
知らない街、知らない人々、知らない言葉。
ここが札幌なのだということを一番良く知っているのは、きっと旅人だ。


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by kels | 2015-12-05 21:42 | 観光・風物詩
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