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とにかく僕は、おばけの顔になった女の子と一緒に、カボチャのお菓子を食べている

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生まれてはじめて算術の教科書を手にした。
小型の、まっくろい表紙。
ああ、なかの数字の羅列がどんなに美しく眼にしみたことか。
少年は、しばらくいじくっていたが、やがて、巻末のペエジにすべての解答が記されているのを発見した。
少年は眉をひそめて呟いたのである。
「無礼だなあ」

「葉」太宰治(1934年)

街はハロウィンで賑わっている。
だけど僕は、ハロウィンについて何も知らない。
そもそも昔は「ハロウィーン」ではなかったか。

1983年発行の「日本大歳時記」に「ハロウィン」の文字はない。
当時、ハロウィンはまだ、季節の言葉として定着はしていなかったのだ。
「バレンタインデー」を掲載するのが精いっぱいだったのかもしれない。

結局僕は街に出て「ハロウィン」を観察するしかない。
おばけの仮装行列、カボチャのおばけ、溢れるオレンジ色。
分かったようで分からないような札幌のハロウィン。

とにかく僕は、おばけの顔になった女の子と一緒に、カボチャのお菓子を食べている。
どうしてって、それがハロウィンというものだから。


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by kels | 2015-10-31 22:54 | 観光・風物詩
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