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その冬を、どうしても嫌いになれないのが、北海道の人間というやつだ

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俺にはもう「これから」なんてものはないんだよ。
一冬かけて消えるだけさ。
その一冬というのがどの程度長いものなのか、俺にはわからないが、とにかく一冬は一冬さ。

「羊をめぐる冒険」村上春樹(1982年)

この季節になると、「一冬」という言葉の重さに打ちのめされる。
すごく簡単に言って、北海道の冬は11月に始まって3月に終わる。
つまり5か月だ。

12か月のうちの5か月間が冬だという事実。
おまけに、10月は冬への移行期間みたいものだし、4月は冬を引きずったままで過ぎる。
1年の半分は冬みたいなものなのだ、この北海道にとって。

今さら、そんなことで文句を言ってみても始まらないが、「一冬」は言葉では言い得ぬほどに長い。
しかも、北海道の冬は、「長い」うえに「重い」ときている。
もし、もう一言付け加えるとすれば、それは「暗い」だ(笑)

長くて重くて暗い北海道の冬。
その冬を、どうしても嫌いになれないのが、北海道の人間というやつだ。
こればかりは、この街で暮らしてみなければ理解できないだろうな。

熱い紅茶でリンゴのタルトを食べながら、僕はそんなことを考えている。


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by kels | 2015-10-28 20:56 | 日記・つぶやき
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