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小説家・原田康子の住宅は、南9条通りが西線電車通りと交差する角の、そのすぐ近くにあった

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銀行はビルの1階を占めている。
九条通りと電車通りとがまじわる角である。
銀行が開店して間もなく、その隣にさらに大きいビルが建った。
それから銀行の向かいにはタクシー協会とやらができた。
高い建物ではないけれど、前庭を広く取ってあり、大きな庭石などを配して、お天気のよい日は庭石はまぶしく輝き、なかなか立派である。

「うつりかわり」原田康子(1968年)

小説家・原田康子の住宅は、南9条通りが西線電車通りと交差する角の、そのすぐ近くにあった。
随筆にも書いている銀行の、すぐ裏手である。
市電の電停からも近い、古くからの住宅街だ。

数年前まで銀行の古いビルがあった。
当時は札幌銀行が入っていたけれど、今は解体されてしまって駐車場になっている。
条件の良い立地だから、いずれ現代的なビルが建つのかもしれない。

当時と変わらないのは北海道ハイヤー会館の建物だろう。
1968年12月の完成以来、ほとんど何も変わっていないのではないかと思わせる風情である。
まあ、チケットをもらうときくらいにしか用事はないのだけれど。

思えば、あれから50年近い時が流れている。
街が変わったとしても不思議でもなんでもない話だ。
半世紀を経て何も変わらなかったとしたら、その方が奇跡みたいなものだ。

ちなみに、上の随筆は、山鼻の街が移り変わっていく様子を描いたものである。
静かだった山鼻の街が少しづつ近代化していく様子に、時代の変化を感じたのだろう。
街は、過去から現代、現代から未来へと移り変わっていく。





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by kels | 2015-10-18 08:28 | 文学・芸術
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