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最近、僕は学生時代の自分の体重について考えることが多くなった

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学校を卒業して5年経ったある日のこと。
5年ぶりに再会した女の子の口から、一番最初に出た言葉は「私の知ってるkelsさんじゃない」だった。
彼女の表情の中には、何かしら残念そうな悔しそうな苦笑いが浮かんでいたような気がする。

大学を卒業して5年の間に、僕は学生時代よりも5kgほど太っていた。
どちからといえば、痩せ型だった体形が、どちらかといえば太り気味になりつつあったから、彼女が驚いたのも無理はない。
それがある種の失望を彼女に与えたとしても、それは無理もないことだっただろうと思う。

だけど、自分が昔よりも太ったということを、僕がきちんと理解したのは、実にそれが初めてのことだった。
人は日々の暮らしの中で緩やかに太っていくから、その過程の中で自分が太りつつあることを認識するのは、きちんと意識しない限り、意外と難しいものらしい。
気が付いたときには、既に昔よりも太ってしまった結果としての自分を発見するだけだ。

最近、僕は学生時代の自分の体重について考えることが多くなった。
今も僕は、学生時代の自分よりも5kg太った体重のままで生きている。
たかが5kgと思わないこともないけれど、それが外見に与える影響が少なくないことは、あのときの彼女の言葉が示しているとおりだ。

「私の知ってるkelsさんじゃない」という彼女の言葉は、今も僕にある種の戒めと警告を与え続けている。
できれば、学生時代の体型を取り戻したいと考えることが多くなったのと同時に、記憶の中の彼女はいつでも僕にあのときの言葉を繰り返し続けている。
まるで、僕自身の体重を呪う古代の呪文を唱え続けているかのように。

彼女に会うことは、もう二度とないような気もするけれど、もしも、再び彼女と会うような機会が偶然に生じたとき、彼女はまたもあのときの台詞を繰り返すのだろうか。
繰り返すかもしれないし、繰り返さないかもしれない。
今の彼女にとって、僕の体重のことなんて塵ほどの関心も抱く必要がないのだから。


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by kels | 2013-09-03 20:54 | 日記・つぶやき
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