私設の札幌藻岩五輪資料館には、「五輪おじさん」で親しまれる鈴木さん(鈴木兼太郎さん・65歳)が愛蔵の'72札幌オリンピックやスキーに関する歴史資料が約二千点。 鈴木さんにスキー今昔をお尋ねしました。 思い出すなァ。 私の少年時代、売っているスキーはマチの名士の子供しか持っていませんでしたヨ。 親は丸太を削ってスキーをつくってくれました。 スキーワックスもありません。 ですから、仏さんからこっそりローソクを抜き取って、せっせと塗ったくったものです。 ときには一箱全部使ってしまって、親からお目玉をくらいましたなァ。 「源ちゃんスロープ」、このスキー場を知る人も少なくなりましたねェ。 双子山スキー場の一部をこう呼んだのですが、今は団地になっております。 大正年代から源ちゃんスロープは、札幌っ子に一番親しまれたスキー場です。 岡村源太郎さんという名スキーヤーがいて、明けても暮れてもスキーに熱を入れた。 それで源ちゃんスロープと呼んだんです。 私の誕生日は二月三日。 ちょうど十二年前の二月三日は、札幌オリンピックの開会式当日です。 私の二男坊は開会式の五輪旗手になりました。 いい思い出です。 当時のIOC会長のブランデージは、札幌オリンピックに何から何まで好意的でした。 わが札幌の恩人です。 ですから、わが家の神棚には「五輪の神」としてブランデージさんのお札をつくって、まつってあります。 ただ残念なことに、私の母は札幌オリンピックをたいそう楽しみにしていましたが、開催の前年に他界しました。 母のためにお墓は、家紋の代わりに五輪のマークを刻みました。 「広報さっぽろ(豊平区版)1984年2月号」 ***** この記事を読んで、僕は、藻岩山ロープウェーの辺りにあったという「アメリカンスロープ」を思い出しました。 この界隈に古くから住んでいる方に聞いた話ですが、そのうちにきちんと調べておきたいと思っています。 にほんブログ村 ↑↑↑↑↑ 「にほんブログ村」に参加をしてみました。 1日1回のクリックをお願いいたします!
by kels
| 2012-03-14 23:02
| 歴史・民俗
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