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節分と豆まきと恵方巻き

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今年も節分の豆まきを無事に終えました。
北海道では「落花生」を巻く風習があるので、我が家も毎年、落花生を巻いています。
拾って食べるのにも、この方が便利なんですよね~。

もっとも、北海道の住宅で落花生を巻くようになったのは、比較的最近のことみたいで、かつては本州同様に炒った大豆を巻くところが多かったようです。
北海道の各集落には、本州や四国の各地域から移住してきた人たちが集まっていましたから、同一集落といっても、風習などは家々によって異なることも少なくなかったといいます。

「北海道の年中行事」(北の生活文庫企画編集会議・1996年)には、次のように記載されています。

戸井町では、昭和初期までは羽織袴に正装した戸主が、炉砂を塩で清めてから炉鍋で大豆を炒り、「鬼は外、福は内」と豆まきをした。
豆まきの間は家族が外に出てはいけない、来客があったときは、福が来たといって、豆まきが終わるまで客を引き留めたという。

江差町では、大豆を炒るのは男の役割とされ、豆をまくときは、窓を全部開けて神棚のある部屋からまき始める。
「鬼は外」と唱えて、豆をまいたら窓をピシャリと閉め、次に「福は内」と言いながら、順次、すべての部屋の豆まきをする。
豆まきは長男が行い、その後を家人がメグリ棒(すりこぎ)を持って、「ごもっとも、ごもっとも」と唱えながら、ついて回る家もある。
これと同様の習わしは、熊石町、厚田村にもみられる。

豆まきをするときの唱え言葉は、「鬼は外、福は内」と叫ぶというのが一般的ではあるが、伊達市や札幌市琴似の宮城県出身者は、「福は内、鬼は外、鬼の目玉ぶっつぶせ、天打ち、地打ち、鬼は外、福は内、鬼の目玉ぶっつぶせ」と唱える。
厚真町や豊富町などでは、「福は内、鬼は外、天に花咲け、地に実がなれ、鬼の目玉をぶっつぶせ」と唱える。

さすがに北海道、日本各地の習わしが密集していることが分かります。

「北海道の歳時習俗」(小寺平吉・1975年)の中で、「豆占い」について詳細な記述があるものの、「豆まき」については触れられていないのは、「豆まき」が現存する風習であったのに対して、「豆占い」が既に忘れられつつあった風習ということだったのかもしれません。

ちなみに、今夜の夕食はいわゆる「恵方巻き」でした。
もちろん、自宅で巻いて均等に切ったやつを、家族で会話をしながら食べました。
だって、その方がおいしいじゃないですか(笑)


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by kels | 2012-02-03 21:52 | 歴史・民俗 | Comments(0)
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