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BLUE TULIP

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この辺りは、藻岩山山麓にあることから、「山元町」と言う。
もっとも、現在では「山元町」の住居表示はなくなり、「山元公園」など一部の名残を残すに留まっている。
地名はやはり言葉であってほしい。
○条○丁目だけでは伝えきれないものが、世の中にはたくさんあるのだ。

という話はともかくとして、この「山元公園」の真向かいに雑貨店「BLUE TULIP」はある。
いわゆるセレクト・ショップで、キッチン、インテリア、ファブリック、アンティークなど、幅広いジャンルを対象に、日常生活を豊かにするためのアイテムをびっしりと並べている。
アンティークも並んでいるから、僕も時々顔を出しては、細かい買い物をして帰ったりする。

買い物以前に、この店は古い民家を店舗として再利用した、いわゆるリノベーション・ショップで、懐かしい建物が好きな人間だったら、無意識のうちに吸い寄せられるフェロモンを漂わせている。
実際、この辺りには古い住宅がまだ多く残っていて、住宅街を散歩することの楽しさを現在まで維持している貴重なエリアなのだ。

今日も、僕はチェコスロバキア時代の古い使用済み切手のセットと、「オトメマトリョーシカ」とかいう名前の付いたファブリック・コースターを買って店を出た。
気持ちが豊かになる買い物って、きっとある。


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by kels | 2009-10-12 21:49 | 建築・景観 | Comments(2)
Commented by 山北 at 2009-10-14 09:32 x
趣味で買うものは心が豊かになるから買うんですよね。持っているだけ、そばに置いとくだけで楽しいですよね。私も切手収集家なのでよくわかります。私は夏に使用済み切手10キロボックスを買い少しづつ整理しています。
Commented by kels at 2009-10-14 22:22
山北さん、こんにちは。
キロ買いした切手の整理をコツコツやるのも楽しいんですよね(笑)
冬になると、僕も部屋に引きこもって、切手の整理をしていることが多くなります。
もうすぐそんな季節ですね~☆
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