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はろー書店

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注意深く見ていると、札幌の街には古いビルが多い。
札幌オリンピックの時代に作られた街が、実はまだそのままに残されていたりする。
建物は時代の波に遅れないように、一生懸命に化粧直しを繰り返しているけれど、根本的なものは何も変わっちゃいない。

「はろー書店」の入る和田ビルも懐かしさたっぷりの街ビルだ。
壁のデザインが何だかオシャレなのと、テナント・ショップの空気とぴったりと溶け込んでいることもあって、それが古い時代のビルであるということに違和感はない。
むしろ、時間を経過したものだけが持つ潔さが、そこにはある。

古民家のショップが人気だけれど、僕は少し中途半端な古さともいえる、懐かしさたっぷりの街ビルが大好きだ。
古いビルを見かけたら、用事がなくたって、静かに階段を上って探検したくなる。
それが歴史的建造物だとは誰も言わないけれど、時間の止まったような空間は、そんなビルにもきっとある。
そして、それこそが今の僕達に直接繋がる時間の糸のような気がするのだ。


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by kels | 2009-06-22 21:48 | 古物・雑貨 | Comments(2)
Commented by fu at 2009-06-22 23:14 x
はろー書店、初めて知りました。
どの辺にあるんですか?
書店っていうくらいだから、当然本を扱ってるんですよね?
しかし、犬のペイントがCuteですね♪
Commented by kels at 2009-06-23 20:31
fuさん、こんにちは。
はろー書店は南3西1にあるビンテージの絵本や洋書などを扱うブックストアです。
ここでしか手に入らない古本も多いので、要チェックですよ☆
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