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「カフェイン摂り過ぎて手が震えないですか?」と、彼女は言った

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とある仕事帰りの喫茶店で、僕はコーヒーをお代わりした。
コーヒーはポットで注文していたので、同じコーヒーを同じポットでお代わりした。
おいしいコーヒーというのは、お代わりしたくなるものなのだ。

帰り際に、お店の人がこんなことを言った。
「カフェイン摂り過ぎて手が震えないですか?」

彼女にそんなことを言われるまで、僕にはカフェインの過剰摂取などという意識はまったくなかった。
ただ、好きなコーヒーを好きなだけ飲んでいるに過ぎない。
そもそも、コーヒーにカフェインが含まれているということさえ、僕は全然忘れていたのだ。

大丈夫だよと答えた僕に、彼女は重ねて訊いた。
「夜、眠れなくなったりしないんですか?」

コーヒーを飲み過ぎると眠れなくなるということも、僕には新鮮な響きに思えた。
僕は毎晩寝る直前までコーヒーを飲んでいる。
それでも、ベッドに入った瞬間には熟睡することができた。

もちろん、カフェインには覚醒効果があると、僕は思っている。
仕事で徹夜が続くときなどは、常にコーヒーを欠かさないようにしている。
食事を摂らなくてもコーヒーを飲むだけで、どうにか一日をやり過ごすことができた。

気持ち次第で効いたり効かなかったりする。
それが僕にとってのコーヒーであり、カフェインであるのかもしれない。
都合の良い飲み物という点では、やはり、コーヒーは生活に欠かせない飲み物である。
by kels | 2016-11-12 18:25 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(0)

日経トレンディが2016年のヒット商品ランキングを発表した

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日経トレンディが2016年のヒット商品ランキングを発表した。
上位商品を中心に、自分と流行との関係を確認してみたい。
果たして、自分は流行に乗りやすい人間なのか。

ランキング1位は「ポケモンGO」で、自分も最初は夢中になってゲームした。
が、すぐに飽きてしまって、しばらくは起動さえしていない。
ゲームソフトと違って、終わりが見えないところが飽きた原因だと思う。

2位はアニメ映画「君の名は。」で、これもちゃんと劇場で観てきた。
個人的にはおもしろかったので、もう一度観たいと感じている。
後半の展開ぶりがすごかったけれど、アニメだから許せてしまう(笑)

3位は、世界初の加熱式タバコ「IQOS(アイコス)」で、これは無関係。

4位は、写真をメインにしたSNS「Instagram(インスタグラム)」で、これはかなり初期からのユーザー。
更新が容易なので、ブログの更新をできないときも、インスタは更新していた。
現在、カフェや洋服関係は、インスタ中心に記録中(ただし、週末のみ)。

5位は、フリマアプリ「メルカリ」で、僕は今年になってからのユーザー。
これまで「ヤフオク」一辺倒だったネット売買の可能性が広がった。
基本的に即決で、値下げ交渉できるところも楽しい。

ということで、上位5位までについては、「アイコス」以外は該当している。
流行に流されやすいと見るか、時代に敏感と見るか(笑)
まあ、熱しやすくて冷めやすい性格が反映されているだけかもしれないな(笑)
by kels | 2016-11-08 20:07 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(2)

日曜日の朝、目を覚ますと窓の外は完全な雪景色だった

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日曜日の朝、目を覚ますと窓の外は完全な雪景色だった。
11月初旬の積雪は、いくら何でも早すぎる。
街はまだ雪の準備を整えてはいない。

僕は偶然、前々日の金曜日に自動車のタイヤを冬タイヤに交換したところだった。
いつもの年よりは、ずっと早いタイミングでのタイヤ交換である。
いつもの年よりも早く冬が訪れるような、そんな予感はあった。

今年の秋は、いつもの秋と比べて、あまり秋らしくなかった。
秋を素通りして、そのまま冬の入り口に入ってしまったかのような、そんな秋だった。
冬の始まりみたいな日々が、今年の札幌の秋だったのだ。

おかげで、秋らしいことは何もしなかったような気がする。
毎年楽しみにしている銀杏並木の写真も撮っていない。
銀杏の写真を撮ると言うには、街はあまりにも寒すぎた。

クローゼットの奥から引っ張り出した秋用のコートは、全然出番がなかった。
父親のお下がりのバーバリーは、来年の秋までお預けだ。
晩秋に着るバーバリーくらい、秋を楽しくさせてくれるものはないのに。

うんざりとした気持ちで街に出ると、電車通りをササラ電車が通り過ぎた。
豪快に雪を跳ね上げながら、ササラ電車は疾走していく。
なんだかんだ言っても、我々は冬の中で生きていかなければならない。
by kels | 2016-11-07 19:46 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(2)

今年もスターバックスコーヒーのクリスマスが始まった

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毎朝、午前7時前には街に到着している。
仕事に余裕があるときは、スターバックスコーヒーに寄ってコーヒーを買ってから出勤する。
もちろん、忙しい朝には、そんな余裕なんかない。

その朝は、比較的余裕のある朝だった。
スタバはまだ開店前で、店の前では二人の人が並んでいる。
時計を見ると6時58分だったので、僕もその列に並んで開店を待った。

午前7時過ぎ、店が開くと並んでいた人々は一斉に座席を確保する。
いつもの見慣れた光景だ。
テイクアウトの僕だけが、まっすぐにレジカウンターに向かうことになる。

その朝、僕はまっすぐにカウンターに向わなかった。
グッズ売り場に、たくさんのクリスマスアイテムが並んでいたからだ。
今日から11月なのだということに、そのとき、僕は初めて気が付いた。

朝早いビジネス街のスタバで、クリスマスグッズを見ている客なんて誰もいない。
僕は何となくマグカップやタンブラーやステンレスボトルを手に取った。
早すぎるクリスマスに気持ちが踊っていたのかもしれない。

レジカウンターには、クリスマス仕様のスターバックスカードが並んでいた。
僕はその3種類の新しいスターバックスカードも一緒にもらった。
気が付いたとき、赤い大きな袋を、僕はぶら下げていた。

出勤前に何をしているのだろうと思いながら、僕は店を出た。
店は空いていて、僕の後ろには誰も並んでいないことだけが幸いだった。
僕が店を出るとき、女性2人がクリスマスグッズの前で写真を撮っていた。

こうして2016年の僕のクリスマスは始まった。

あの日からBGMはクリスマス・ソングになった。
本当のクリスマスが訪れるまでに、きっと飽きてしまうことを、僕はちゃんと知っている。
それが毎年繰り返される、僕のクリスマスだから。
by kels | 2016-11-03 06:36 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(2)

仕事をするほどに仕事が増えていくというデフレスパイラル

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少し心の余裕があるので、たまには仕事の記録など(笑)

先週の土曜日は、予定のない休みだったので朝から喫茶店巡り。

朝一で昭和42年創業の老舗喫茶「わらび」へ。
続いて、「キング5」まで移動して、簡単な朝ごはんを食べる。
街の写真を撮り歩いて、「喫茶ロア」でひとやすみ。

コーヒーを注文したところで仕事の呼び出しが入る。
慌ててコーヒーを飲み干して、オフィスまで移動。
結局、翌朝5時まで仕事をして解散。

1時間眠って、日曜日の朝は9時に集合。
隙間を見つけて一瞬オフィスを抜けだし、ステラプレイスまで注文しておいた靴を取りに行く。
翌朝5時に解散、タクシーを拾うと「おはようございます」と声をかけられたとき初めて、もう朝なんだと気が付いた(笑)

月曜日はいつもどおり朝7時に出社、いつもどおりの一週間のはじまり。
午前3時、少しだけ早上がり。
しばらく夕食らしい夕食を食べていないことに気が付く。

火曜日、朝7時に出社。
疲れが溜まっているので終電に間に合うように解散。
結局、夕食を食べることはできなかった。

水曜日、朝7時に出社、仕事が難航して、翌朝6時に解散。
一度帰宅して風呂に入り、いつもより少し遅めの7時30分に出社。
帰る時、ものすごい雷雨で驚いた。

木曜日、完徹の疲れを感じるままもなく、豪雨の中を走り回る。
仕事が落ち着いてきたので、終電に間に合うよう午前0時に解散。
久しぶりにゆっくりと眠ることができた。

金曜日、朝7時に出社。
デスクワークと外回りのデフレスパイラル。
仕事をするほどに仕事が増えていくんだから(笑)

土曜日の今日は休日だけれど、仕事の呼び出しありの待機休日。
どこまで続くかなあ。
by kels | 2016-10-22 07:45 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(2)

僕が聴きたかったのは、「Don't Think Twice, It's All Right 」だった

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「これ、ボブ・ディランでしょ?」
「そう」と私は言った。
ボブ・ディランは『ポジィティブ・フォース・ストリート』を唄っていた。
二十年経っても良い唄というのは良い唄なのだ。
「ボブ・ディランって少し聴くとすぐにわかるんです」と彼女は言った。
「ハーモニカがスティーヴィー・ワンダーより下手だから?」
彼女は笑った。
彼女を笑わせるのはとても楽しかった。
私にだってまだ女の子を笑わせることはできるのだ。
「そうじゃなくて声がとくべつなの」と彼女は言った。
「まるで小さな女の子が窓に立って雨ふりをじっと見つめているような声なんです」
「良い表現だ」と私は言った。
良い表現だった。
私はボブ・ディランに関する本を何冊か読んだが、それほど適切な表現に出会ったことは一度もない。

「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」村上春樹(1985年)

ここ二週間、ボブ・ディランばかり聴いて過ごした。
デビューから最初の3枚の古いボブ・ディラン。
僕は古い時代のボブ・ディランが好きなのだ。

それでも、僕がボブ・ディランをこんなに聴くのは実に久しぶりのことだった。
仕事で疲れているから、こんなに優しい音楽ばかり聴きたくなるのだろうか。
朝目覚めた瞬間から夜眠る直前まで、僕はボブ・ディランのギターと声に慰められていた。

「相変わらず古くさい音楽聴いているな」と、みんなが笑った。
風に吹かれて、時代は変わる、激しい雨。
古くさい歌だっていうことは、もちろん僕も分かっていた。

僕が聴きたかったのは、「Don't Think Twice, It's All Right 」だった。
考えてみると十代の頃から僕は、何かあるたびにこの曲を聴いて、この曲に慰められていたような気がする。
時代は変わっても、僕はあまり変わらなかったらしい。

そんなボブ・ディランが、ある日を境に突然大ブレイクした。
「ボブ・ディランって、今聴くと新鮮だよね」と、みんなが言った。
僕は心の中で「ふざけんなよ」って本気で思った。

「くよくよするなよ、大丈夫だよ」と、ボブ・ディランが唄っていた。
by kels | 2016-10-15 06:44 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(2)

当然のように、今日は薄いコートを羽織って出かける女の子を、何人か見かけた

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ハイスクール時代、わたしとクリスはよく会っていたが、二人の間に女の子が入りこんでくることはなかった。
そんなふうに言うと、わたしたちがホモだったように聞こえるだろうか。
それならば、わたしたちの古い友人の大部分を、テディとバーンをも含めなければならないだろう。
だが、女の子を入りこませないこと、それが生き残るための、唯一の方法だった。
わたしたちは、深い水の中で、互いにしがみついていたのだ。

「スタンド・バイ・ミー」スティーヴン・キング/山田順子・訳(1982年)

週末になって、札幌は突然に寒くなった。
今日の昼間の最高気温は17℃ちょっと。
いくら9月と言っても、これは寒すぎる気温に違いない。

当然のように、今日は薄いコートを羽織って出かける女の子を、何人か見かけた。
そして、もちろん、男の子たちも。
気温は何しろアンダー20℃で、おまけに、冷たい雨が降っていたのだ。

僕は、いつものようにカーディガンを着ていたけれど、それでも寒いと感じられるくらいだった。
僕のカーディガンは、夏用の薄いものから、初秋用の少ししっかりしたものに変わっていたけれど、この調子では、早晩、晩秋用の厚手のニットのものを用意した方が良いかもしれない。
僕の季節は、カーディガンを中心に動いているらしい。

コスモスの咲くのはいいとしても、冷たい雨には、まだ少し早すぎるね。


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by kels | 2015-09-13 20:18 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(0)

つまらない小説を100作読むより、ひとつの良い小説を100回読むべきだ

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テディとバーンは次第に廊下や、三時半以降の居残り組の常連になっていった。
わたしたちはうなずきあい、ハーイとあいさつをかわす、それだけの仲となった。
仕方のないことだ。
友人というものは、レストランの皿洗いと同じく、ひとりの人間の一生に入り込んできたり、出ていったりする。

しかし、水中の死人たちが、無情にもわたしの足を引っ張っていた。
あの夢のことを思うと、そうなるべくしてなったのだという気がする。
ある者は溺れてしまう。それだけのことだ。
公平ではないが、仕方がないのだ。
ある者は溺れてしまう。

「スタンド・バイ・ミー」スティーヴン・キング/山田順子・訳(1982年)

結局、昨夜のうちに、僕は「スタンド・バイ・ミー」を読み終えてしまった。
もう何度目なのか分からない「スタンド・バイ・ミー」は、今回も僕に新鮮な感動を与えてくれた。
良い小説というのは、何度読んでも、新しい感動というものがある。

僕が思うのは、つまらない小説を100作読むより、ひとつの良い小説を100回読むべきだ、ということだ。

良い小説というのは、深い示唆に富んでいる。
どれだけ掘り下げていっても、決して退屈することはないし、時間の無駄だったと裏切られることもない。
文章のひとつひとつが洗練されているし、言葉のひとつひとつが光り輝いている。

人生というのは、そういう小説を発見するための旅みたいなものだ。


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by kels | 2015-09-13 19:37 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(0)

「農試公園」は、名前のとおり、農業試験場の跡地に造られた公園だ

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オータムフェストが始まって、街は賑やかになった。
いつもなら人混みが好きなのに、疲れているせいか、どうにも静かな場所へ行きたくなった。
たどりついたところは、琴似の「農試公園」だった。

「農試公園」は、名前のとおり、農業試験場の跡地に造られた公園だ。
北海道らしくて、とても良い名前だと思う。
「のうしこうえん」という音からは、なかなか漢字を連想できないけれど。

昔、この公園の近くで暮らしていたことがある。

暇な休日には、時々ここを訪れて、意味もなく散歩をしたものだ。
住宅街の中にあるから、公園はいつだって家族連れで混雑していた。
そんな記憶も手伝って、僕は今でも時々、この公園を訪れているのかもしれない。

今にも雨が降りそうな夕暮れだったけれど、公園では、幾組かの家族連れが、楽しそうに過ごしていた。
いつか、どこかで、見たような光景。
それは、あるいは、幼い日に自分が見た光景だったのだろうか。


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by kels | 2015-09-12 21:22 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(2)

「スタンド・バイ・ミー」には、「秋の目覚め」という副題が付いている

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おまえの友達は、おまえの足を引っ張っている。
溺れかけた者が、おまえの足にしがみつくみたいに。
おまえは、彼らを救えない。
いっしょに溺れるだけなんだ。

「スタンド・バイ・ミー」スティーヴン・キング/山田順子・訳(1982年)

「スタンド・バイ・ミー」には、「秋の目覚め」という副題が付いている。
夏の終わりを舞台にした少年たちの物語は、そのまま、秋の始まりでもあるのだ。
夏の終わりではなく、秋の目覚め。

だから、夏の過ぎた今のような季節に読むには、ちょうど良いのかもしれない。
少なくとも、僕はそう考えている。
そもそも、この作品は「恐怖の四季」という物語集の中の「秋冬編」の一編であるのだが。

それにしても、どのページにも、人生っていうやつが描かれているんだから。


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by kels | 2015-09-12 20:21 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(0)