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明治44年の春、高村光太郎は札幌にいた。

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北原白秋 様

札幌にも斯の如きものあり。
此は昨日の出来事に候。
今円山は花ざかり。

五月十日(絵はがき「札幌見番観桜会」)

高村光太郎(1911年)


明治44年の春、高村光太郎は札幌にいた。
都会の喧騒を離れて、月寒で羊飼いになろうとしたのだ。
光太郎28歳のときのことである。

札幌は桜の季節であった。
光太郎は、札幌の桜の絵葉書を、北原白秋に宛てて出した。
「円山」は花ざかりとあるから、光太郎も円山の桜を楽しんだのだろう。

やがて、桜が散る頃、光太郎も札幌を旅立った。
羊飼いの暮らしは、あまりにも過酷で、都会の青年には耐え切れぬものだったらしい。

by kels | 2017-04-29 20:51 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(0)

コーヒーを飲むためだけであれば、自宅でコーヒーを淹れても同じことだ

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ぱっと一段明るい珈琲店(カフェ)の前に来たら、渦の中へ巻き込まれるようにその姿がすっと消えた。
気がついたら、僕も大きな珈琲店の大理石の卓(つくえ)の前に腰をかけていた。

「珈琲店より」高村光太郎

休日は喫茶店でコーヒーを飲むことが多い。
もちろん、喫茶店はコーヒーを飲むためだけの空間ではない。
コーヒーを飲むためだけであれば、自宅でコーヒーを淹れても同じだからだ。

毎週のことだから、お気に入りの喫茶店はいくつかある。
だからと言って、いつも同じ店へ通うというわけにもいかない。
週末カフェの難しいところが、そこにある。

行きつけの店へ通いながら、新しい店を少しづつ発掘する。
歩かなければ新しい店との出会いはない。
そして、新しい出会いがなければ、週末カフェの楽しみも消えうせてしまうだろう。

ルーティン。
非日常を求める週末カフェが日常になることを、僕は何より恐れている。


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by kels | 2016-06-05 19:57 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(0)