タグ:留萌 ( 1 ) タグの人気記事

夏になると、留萌の街を訪れたくなる

b0103470_19472734.jpg
夏になると、留萌の街を訪れたくなる。

僕の育った空知の炭鉱町には海がなかった。
炭鉱町の人々は、海を楽しむために、わざわざ留萌まで出かけなければならなかったのだ。
だから僕は今でも、海水浴というと、留萌の砂浜を思い浮かべる。

札幌からは、日本海の海岸線を自動車で北へ向かう。
石狩、厚田、浜益、雄冬と抜けると、やがて増毛だ。

増毛では「まつくら」という寿司屋で、いつも食事をした。
「まつくら」は、海鮮丼で人気のある寿司屋である。
この店の特上の生チラシを、僕は好んで食べていた。

今年は初めて「ジャンボ」サイズの海鮮丼を注文した。
飯の量は2.5合で、その上に大量の刺身が盛られている。
出てきた丼を見た瞬間に、僕は後悔していた。

やはり、料理には、それなりのバランスというものが大切らしい。
「ジャンボ」を食べるのは、最初で最後にしようと思った。
一人では絶対に完食することができなかった。

食事を終えてから、留萌の黄金岬に向かった。
もちろん、「国稀」でお土産の日本酒を買うことは忘れていない。
ここでは、いつも、このお店だけでしか買うことのできない限定品を買うことにしていた。

留萌の黄金岬は、たくさんの行楽客で賑わっていた。
海水浴というよりは、磯遊びを楽しむ人たちである。
泳ぎたい人たちやバーベキューを楽しみたい人たちは、ゴールデンビーチに行く。

磯では、家族連れがカニや小魚を捕っていた。
現地でもカニ捕りの道具を売っているが、網を持って行った方が何かと便利だ。
慣れた子どもたちは、器用にカニを捕まえていた。

特別に何をするでもなく、僕は海を眺めていた。
潮風を浴びるために、ここまでドライブしてきたのだろう。
それは、昨年も一昨年も同じことだった。

夏の週末の時間は、ひどくゆっくりと流れていた。

by kels | 2017-08-07 06:14 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(0)