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【欠航上等】冬の北海道旅行で注意したい交通リスクを知っておこう【運休ですが何か?】

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札幌では12月としては50年ぶりの大雪の到来で、街はまさしくパニック状態に陥っています。
特に交通事情はかつてないほど最悪で、連日大きく報道されるなど、雪害の影響の大きさを改めて理解しなければならない状況でしょう。
もっとも、冬の北海道に雪は当たり前で、「12月」としては異例の大雪だとしても、シーズン通して考えてみると、いわゆる「ドカ雪」そのものは決して珍しい気象現象ではありません。

そこで、今回は冬の北海道旅行で注意したい交通リスクについて考えてみたいと思います。

◆飛行機による移動は一種のギャンブル?

仕事の関係で、僕も一冬の間に何度かは東京へ出かけます。
移動手段はどうしても飛行機になりますが、冬に飛行機を利用した計画を立てる場合、「行けない場合もある」と想定することが前提になります。
実際、飛行機の移動はギャンブルみたいなもので、飛ぶか飛ばないかは、そのときの運次第という部分が非常に大きいです。

だから、冬に飛行機を使って北海道まで出かけようと考えるときは、当然、行けない場合もある、それもかなり高い確率であり得ると心得るべきです。
逆もまたしかりで、帰りの便が飛べないような事態も、事前に考えておくべきでしょう。

翌日に大切な用務がある場合、僕はできるだけ東京出張を組まないようにしています。
飛行機が欠航した場合、その用務に支障を来してしまうからで、計画は、とにかく「欠航ありき」で考えましょう。

◆JRを信用すると痛い目に遭う?

一昔前は、飛行機やバスと比べてJRは冬でも安心して利用できる、そんなテレビCMもガンガン流れていましたが、もちろん現在は、そんなCMもありません。
そんなCMを流すなんてとんでもないくらいJRは運休するし、遅延します。
大雪はもちろん、設備の不具合みたいなトラブルも日常茶飯事なので、道内旅行でJRを利用する場合は、JRが動かない場合の計画も考えておいた方が無難です。

一番危険なのが、札幌と新千歳空港を結ぶエアポートで、ちょっと予想しない事態で簡単に運休してしまうので、飛行機利用の方は特に要注意です。
(なにしろ、雪が降っていなくても運休するので、油断するとエライ目に遭います)

正直に言って、僕も新千歳空港まで移動するときは、JRにしようかバスにしようか、いつも迷います。
本当はJRの方が楽なんですが、運休のリスクがあまりに大きいので、特に朝早い移動の場合は、最初からリスク回避して空港連絡バスをチョイスすることが多いです。

長距離の移動に関しても、函館までは新幹線でたどり着けるとしても、そこから先はJR北海道のホームグラウンドなので、一寸先は闇状態です。
仮に将来的に札幌まで新幹線が走ったとしても、この不安定さが解消されるとは考えにくいので、結局、冬の移動は改善が期待できない部分なのではないでしょうか。
(どうしてこんなに信用できない存在になってしまったんでしょうか、JR北海道。謎すぎる)

◆電車通りの除排雪が市電の運命を左右する?

観光客が市電を利用する場面は、それほど多くないと思いますが、藻岩山ロープウェーを利用するときは、やはり市電が便利です。
(というか、他にはタクシーくらいしか選択肢がないので)
市電の走る電車通りは、比較的除排雪がしっかりとしているので、意外と市電は冬でも信頼できる交通機関だと思います。

ただ、今回のように除排雪が十分ではない状況があると、たちまち、市電も危険な乗り物と化してしまいます。
市電が走る電車通りは自動車の交通量も多い道ですが、その割に片側一車線道路なので、除排雪が十分ではなく道幅が雪のために狭くなってしまうと、自動車が道路からはみ出して市電の軌道内に入ってしまいます(道路が狭くなっているので当然ですが)。

そんなときは道路も渋滞になりますから、渋滞の自動車の列が市電の軌道を塞ぐ状態となってしまい、こんなときは市電はまったく動くことができません。
だから、大雪の日や、特にその直後などは、除排雪が十分ではないことも想定されるため、市電も動かなくなる可能性を頭に入れておくべきでしょう。

ササラ電車が走ったりして、市電自体はかなり信頼できる乗り物なんですが、路面電車が安心して走ることのできる環境が保たれなければ、いくら優秀な乗り物でも走り続けることはできないですよね。

◆進むも地獄、降りるも地獄の渋滞、路線バス

もっとも渋滞の影響を受けるのが路線バスです。
札幌の冬の渋滞は、雪のために道幅が狭くなってしまうという物理的な状況が、その根底にあります。
それに、路面が凍結していて速度を上げることができないなどの要因が加わるわけですが、ほとんどは平常より狭くなった道路に自動車が溢れている状態というものでしょう。

当然、路線バスは、この狭くなった渋滞の道路を走ることになりますから、定刻通りには動きません。
最初10分程度の遅れだったものが、次々と遅れを積み重ねて1時間遅れとか2時間遅れとかになっていきます。
別ルートに迂回するという裏技もなく、しかも、乗ったら最後、途中で降りるに降りられないという地獄の苦しみを感じることにもなりかねません。
渋滞が予想されそうなときは、地元の人たちもバスをあきらめるか、渋滞のない早朝や深夜の時間帯を選んで利用しているようです。

◆一体どうしたらいいんだ、冬の北海道旅行!

いろいろと冬の北海道の交通リスクについて書いてきましたが、地元の人間として言えることは、このような不便な交通状況も含めて冬の北海道の真実だということです。
観光パンフレットでは冬の北海道の魅力がたくさん紹介されていますが、正直に言って、冬の北海道なんてひどく寒いし、あらゆるものが凍り付くし、道路は凍結して滑るし、吹雪で迷子になってしまう可能性はあるし、日照時間は少ないし、まして交通機関は当てにならないしで、全然暮らしやすい場所ではありません。
ただ、だからこそ感じられる魅力というものもあるわけで、こうしたマイナス面の裏側にある魅力を探して楽しむことが、冬の北海道旅行の楽しさなのではないかと、僕は考えています。

とにかく、欠航上等、運休当然、渋滞日常、そんな交通リスクを考えながら、冬の北海道旅行の計画を立てましょう。


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by kels | 2016-12-29 05:53 | Comments(0)