タグ:中島公園 ( 11 ) タグの人気記事

昭和3年、北海道で初めてのラジオ放送が始まった

b0103470_7373626.jpg

「Pokémon GO」を始めて一週間経った。

このゲームは、モンスターボールをポケモンにぶつけてゲットしていくゲームだが、モンスターボールは、街の中に設定された「ポケストップ」と呼ばれる場所を実際に訪れて入手しなければならない。
ポケストップは主要なモニュメントなどに指定されている場合が多いが、意外なものがポケストップに指定されている場合もあったりしておもしろい。
実際に街を歩くことで再発見できる札幌もあるということだろう。

写真は中島公園に設置されたNHKの放送記念碑である。

日本のラジオ放送が始まったのは大正14年のことで、翌15年には日本放送協会の北海道支部が設立され、昭和3年、北海道で初めてのラジオ放送が始まった。
ラジオ放送に必要な施設である「演奏所」は、中島公園の豊水通り沿いに設置された。
演奏所の隣には中島球場があったらしい。

放送初日のプログラムには、天気予報、ニュース、音楽娯楽、料理放送などがあった。
ちなみに、現在も続いている朝のラジオ体操の全国放送は昭和4年に開始されているが、札幌でのローカル放送は昭和3年から始まっていたそうである。
札幌師範学校の教官が、毎朝体操指導を行ったらしい。

この中島公園の演奏所はテレビ時代が訪れて、大通にNHK放送局が開設されるまで活躍した。


にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 札幌情報へ
にほんブログ村
↑↑↑↑↑
「にほんブログ村」に参加をしてみました。
1日1回のクリックをお願いいたします!
by kels | 2016-07-31 08:05 | 札幌のこと | Comments(0)

中島公園のボート池の畔には、今年も紫陽花の花が咲いている

b0103470_65286.jpg

ここでは夜明けが僕の瞼の上に直接落ちてくる。
と、僕の咽喉のなかで睡つてゐる咳は、僕より早く目をさます。
咳は、板敷の固い寝床にくつついてゐる僕の肩や胸を揉みくちやにする。
どんなに制しようとしても、発作が終るまでは駄目なのだ。
僕は噎びながら、涙は頬にあふれる。
だらだらと涙を流しながら、隣家の庭に咲いてゐる紫陽花の花がぽつと朧に浮んでくる。
僕は泣いてゐるのだらうか、薄暗い庭に咲き残つてゐる紫陽花は泣かないのだらうか。
死んだお前も、僕も、それから、このむごたらしい地上には、まだまだ沢山、こんな悲しい時刻を知つてゐる人がゐるはずだ……

「魔のひととき」原民喜(1949年)

特に意味のない話だけれど、レイモンド・チャンドラーが「かわいい女」を発表した年に、原民喜は、この短編小説を発表している。
戦争に勝った国と戦争に負けた国との明暗を僕は感じた。
特に意味はないのだけれど。

中島公園のボート池の畔には、今年も紫陽花の花が咲いている。
札幌では夏の訪れを告げる紫陽花の花が。


にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 札幌情報へ
にほんブログ村
↑↑↑↑↑
「にほんブログ村」に参加をしてみました。
1日1回のクリックをお願いいたします!
by kels | 2016-07-24 06:18 | 夏のこと | Comments(0)

土曜日の今日は「Pokémon GO」で遊びながら、札幌の街を歩いた

b0103470_20102774.jpg

観光地化したといえば、札幌観光で一番有名なのは時計台である点、これは二十余年たっても変わらないようだ。
ただし、関心を持つのは道街の観光客ばかりで、道産子は時とともに無関心になっているのではなかろうか。

「北海道探検記」本田勝一(1979年)

昨日の昼休みに配信されたばかりの「Pokémon GO」をダウンロードした。
相当アクセスが集中していたのだろうか、インストールされるまで1時間近く待った。
帰宅してから、ゲームを開始して、最初のポケモンには、ピカチューを選択した。

そして、土曜日の今日は「Pokémon GO」で遊びながら、札幌の街を歩いた。
もともと週末の散策は、自分の趣味である。
カメラを持つ代わりに、スマホを持って街を歩けばいい。

先週に続いて、街まで歩いた。
ただし、写真を撮りながらではなく、ポケモンを探しながらである。
さすがに、山鼻の住宅街では「ポケストップ」は少ない。

電車通りから中島公園に入ると、突然に「ポケストップ」が現れ始めた。
同時に、スマホを見ながら歩いている人たちの姿が、少しずつ増えていく。
みんが個々にゲームを楽しんでいるのに、何となく不思議な連帯感がある。

中島公園からススキノを抜けて、札幌の中心部へと入っていく。
もはや誰もが「Pokémon GO」の参加者のように見えてくる。
もちろん、実際にはそんなことはないのだろうけれど。

ところで、「ポケストップ」は、記念碑や路上アートなどに設定されていることが多いらしい。
中島公園内のいくつかの記念碑も「ポケストップ」に設定されていた。
日頃見過ごしていた札幌の文化と向き合う良い機会になるのではないだろうか。

ちなみに、写真は 札幌西高出身の彫刻家・山内壮夫による「森の歌」である。
昭和34年、中島公園で開催された北海道博覧会を記念して建立された。
スマホを持った多くの若者たちに囲まれている場面を見るのは、もちろん今日が初めてのことだ。


にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 札幌情報へ
にほんブログ村
↑↑↑↑↑
「にほんブログ村」に参加をしてみました。
1日1回のクリックをお願いいたします!
by kels | 2016-07-23 20:51 | 日記 | Comments(2)

真冬のとても冷え込んだ朝には、蜃気楼を見ることができた

b0103470_7151373.jpg

或る冴えた晩秋の朝であった。
霜の上には薄い牛乳のような色の靄(もや)が青白く澱んでいた。
私は早起きをして表戸の所に新聞紙を拾いに出ると、東にあった二個の太陽を見出した。
私は顔も洗わずに天文学に詳しい教授の所に駆けつけた。

「解放」有島武郎(1921年)

オホーツク海に面した小さな街で暮らしていたころ、僕は毎朝、流氷の海を撮りに出かけた。
寒がりの自分が、よくそんなことを毎日続けられたものである。
あの頃は、まだ実戦的ネイチャー派の人間だったのだ(笑)

真冬のとても冷え込んだ朝には、蜃気楼を見ることができた。
遠い海の向こう側に、さかさまになった街が見えるのである。
蜃気楼は一度ならず何度も見ることができた。

友人たちは、写真を地元の新聞社に提供したらいいと言ったが、僕は新聞社に報告したりしなかった。
新聞社の記者は顔見知りだったから、すぐに僕の写真を掲載しただろう。
小さな街だから、あっという間に僕はモノ好きな写真家として有名になること請け合いなのだ。

あの頃は、まだフィルムの一眼レフカメラを使っていた。
毎朝のように、ガシガシとフィルムを消費していた。
真冬の趣味と言えば、写真くらいしか思いつかないような街の暮らしだった。


にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 札幌情報へ
にほんブログ村
↑↑↑↑↑
「にほんブログ村」に参加をしてみました。
1日1回のクリックをお願いいたします!
by kels | 2015-11-21 07:15 | 写真・カメラ | Comments(0)

カメラを持って街をブラブラと歩くのが楽しい季節になった

b0103470_21524312.jpg

桜が咲いて、めっきりと街歩きが楽しくなった。
街歩きだけではない。
早朝のジョギングさえも、桜のおかげで妙に爽やかな気持ちになる。

週末の街を歩きながら、つくづく春なんだなと感じたことがある。
街角のあちこちに、道行く人々の姿があるのだ。
真冬の季節には見られなかった光景である。

のんびりと散歩をしているお年寄りの姿を見かけるたびに「春なんだなあ」と思う。
北国の人々が長い冬から解放されて、自由に街歩きを楽しむことのできる季節。
この春の大切さは、暗くて厳しい冬を越えた者でなければ、理解することは難しいかもしれない。

ようやく僕も、カメラを持って街をブラブラと歩くのが楽しい季節になった。
ただ当てもなく歩き回って、何の計画もなく写真を撮るのである。
シャッターを押しながら、久しぶりに僕は写真を撮ることの楽しさを思い出していた。

行春やゆるむ鼻緒の日和下駄 永井荷風



にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 札幌情報へ
にほんブログ村
↑↑↑↑↑
「にほんブログ村」に参加をしてみました。
1日1回のクリックをお願いいたします!
by kels | 2015-04-30 22:18 | 写真・カメラ | Comments(0)

大切なことは、季節の移り変わりに対して、我々はもっと敏感でなければいけない、ということだ

b0103470_1972933.jpg

朝、目を覚ますと、窓の向こう側に素晴らしい青空が広がっていた。
良い気分で窓を開けると、冷たい風が部屋の中にさっと入り込んでくる。
一瞬で眠気が飛んで、やっぱり秋なんだなあと思った。

9月というのは、微妙な季節である。
季節として秋には違いないけれど、秋らしさがどこか物足りない。
いわゆる「初秋」という季節だからだろう。

昔から日本人は、日常の暮らしの中の小さな変化を見つけては、季節の移り変わりを敏感に感じ取ってきた。
季節の移り変わりは、人々の生活に大きく影響するものだったからだ。
同時に人々は季節の移り変わりの中に美を見出し、暮らしを豊かにすることを覚えた。

実際、きちんと観察してみれば、秋のサインは街の至るところで見つけることができる。
大切なことは、季節の移り変わりに対して、我々はもっと敏感でなければいけない、ということなのだ。
忙しい日々の暮らしに季節を見失ってしまっては、暮らしを豊かにすることなんかできないと思う。

季節のある国に生まれてよかったなあと思った。


にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 札幌情報へ
にほんブログ村
↑↑↑↑↑
「にほんブログ村」に参加をしてみました。
1日1回のクリックをお願いいたします!
by kels | 2014-09-22 19:07 | 秋のこと | Comments(0)

金魚すくい

b0103470_2021019.jpg

金魚すくいの青い光に吸い寄せられて。
ずっと昔に見ていた風景を思い出しているかのように。

にほんブログ村 写真ブログ スナップ写真へ
にほんブログ村
↑↑↑↑↑
「にほんブログ村」に参加をしてみました。
1日1回のクリックをお願いいたします!
by kels | 2011-06-17 20:23 | 写真・カメラ | Comments(0)

中島公園の桜

b0103470_21321185.jpg

朝一番で中島公園のフリマへ。
今日から園芸市が始まったこともあり、公園内はかなり賑やか。
なんといっても、中島公園の桜並木は今が見頃だ。
桜の見頃はまさしく一瞬だから、ここ数日が盛りかもしれない。
もっとも、フリマに特に買うべきものはなし。
わざわざ足を運ぶだけの意味もなくなっているかもしれない。

そのままススキノまで移動して、成田山の骨董市へ。
池田さんのところで、昭和30年代のファンシー雑貨を数種類購入。
その中のひとつの底側に、昭和38年の日付が鉛筆で書かれているものがあり、時代の流れを感じた。

骨董市を見てからオフィスへ出かけて、そのまま夕方まで仕事。

仕事帰りに狸小路ラルズプラザの古本市へ。
自分の場合、目的は古本というよりも、その他の雑多なあれこれ。
いろいろ掘り出したりして探し回った挙げ句、昭和30年代のニッカウヰスキーのオマケと思われる紙モノを発見。
たったの300円だったけれど、これだけで今日ラルズまで来た甲斐があったというものだ。

お花見に行けなかったからというわけではないけれど、スライスの肉を買ってきて、我が家でジンギスカン。
連休中に一度くらいはアウトドアでバーベキューをやりたいなあ。


にほんブログ村 写真ブログ スナップ写真へ

↑↑↑↑↑↑
「ブログ村」への参加を始めました。1日1回、クリックをお願いします。
by kels | 2009-05-03 21:41 | 札幌のこと | Comments(0)

同期の桜

b0103470_822549.jpg

軍歌を聴く機会というのも滅多にないけれど、「同期の桜」という曲は印象的な曲である。
戦時下を背景にした軍歌ではあるけれど、根底に流れているセンチメンタリズムは、時代を超えて普遍的なものだ。

戦争の中で散ってゆくだろう自分たちを桜の花になぞらえる感傷。
いくら咲いた花だって、そう簡単に散りたくはないに決まっているが、「桜」という日本人にとって象徴のような花に身を置き換えることで、戦死を受け入れようとする感傷。
人々は、きっとそんな感傷の上で、この曲を口ずさみ、散り際を思い描いたに違いない。

戦争から遠く時代を経て、我々は自分たちを桜に置き換える術を忘れた。

にほんブログ村 写真ブログ スナップ写真へ
↑↑↑↑↑↑
「ブログ村」への参加を始めました。1日1回、クリックをお願いします☆
by kels | 2008-04-29 08:26 | 音楽 | Comments(0)

伊夜日子神社の桜

b0103470_1924833.jpg

中島公園のフリマ会場を後にして、幌平橋の地下鉄駅へ向かう。
途中に、伊夜日子神社があるので、少し寄り道をして桜を見ていくことにした。

札幌市内の多くの桜がそうであるように、ここの桜も既にピークを過ぎていた。
境内にはかなりの数の花びらが落ちている。
花びらに埋められた参道とは、はかなくも美しいものである。

道を歩くだけで楽しい季節。
それが桜の季節というものなのだろう。

にほんブログ村 写真ブログ スナップ写真へ
↑↑↑↑↑↑
「ブログ村」への参加を始めました。1日1回、クリックをお願いします☆
by kels | 2008-04-26 19:06 | 春のこと | Comments(0)