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早朝の街をタクシーで帰宅し、風呂に入り、新しいシャツに着替え、再びタクシーで街に戻った

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顔は横を向いていたが、眼は明るく輝いていた。
しかし、愛らしく、無邪気な女であるかどうか、それは私にはわからない。
美しいことは確実で、たしかに男たちに騒がれたであろう。
ただ、その美しさは平凡な美しさで、オフィス街の昼休みの時間に、いくらでも見られる顔だった。

「さらば愛しき女よ」レイモンド・チャンドラー/訳・清水俊二(1940年)

先週の土曜日の記録。

その日は、午後から急な仕事が舞い込んできた。
別に、よくある話で、不思議なことではない。
淡々と仕事をこなすだけだ、と、そのときは思っていた。

それは、実にやっかいな仕事だった。
札幌市内ではどうしても片が付かない仕事のように思えた。
やむを得ず、僕は帯広行きの最終列車に飛び乗る羽目になった。

列車の中で書類を作成し、帯広のホテルに到着したのは午前0時だった。

日曜日は、まさしくめまぐるしい一日だった。
帯広駅構内で帯広名物の豚丼のランチを食べたのは、午後3時だ。
札幌行き15時20分の列車に、文字どおり飛び乗った。

列車の中で、仕事の成果をまとめたが、札幌までの移動時間はあっという間だった。

本当の勝負は、札幌に戻ってからだった。
月曜日が訪れるまでに、決着を付けなければいけない仕事だった。
ようやく、決着の姿みたいなものが見え始めのは夜明けの頃だった。

寝ている時間はなかったが、着替えをしたかったし、風呂にも入りたかった。
早朝の街をタクシーで帰宅し、風呂に入り、新しいシャツに着替え、再びタクシーで街に戻った。
いつもより1時間早い、午前6時の出勤だった。

そして、それが、本当に長い一週間の始まりだった。


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by kels | 2016-07-02 05:04 | 随想・日記 | Comments(0)