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ブルックス・ブラザーズで買い物をしたら、ショッピングバッグがクリスマス仕様に変わっていた

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師走も迫り、ジングル・ベルの曲を聴くと、無性に北国が思われる。
街なかで、この曲を聴くと、「おまえ、何をこんなところで、ぼやぼやしているの。早く雪の国へ帰りなさい」と叱られているような気さえする。

「北国通信」渡辺淳一(1981年)

ブルックス・ブラザーズで買い物をしたら、ショッピングバッグがクリスマス仕様に変わっていた。
今年もいよいよ暮れが近づいたんだなと、実感する瞬間である。
ついでに、卓上カレンダーまでもらって、まるで年の瀬気分だ。

僕は、部屋の壁にはカレンダーを貼らない。
カレンダーと言うよりも、部屋の壁には何も貼らないようにしている。
壁にあるのは、壁時計ひとつだ。

だから、我が家でカレンダーと言えば卓上式のやつだけである。
大きなカレンダーをもらっても使いようがないので、できるだけもらわないようにしている。
その代わり、卓上カレンダーくらいは良いものがほしいと思う。

それにしても、カレンダーの話をするようになったら、本当に年末って感じがするなあ(笑)


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by kels | 2015-11-29 05:52 | 随想 | Comments(0)

いよいよ雪の季節になったと思ったら、いきなりドカ雪になった

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五番館というデパートの、大きな明るいショーウィンドゥ、雪の中でもそこだけは、春のように暖かな感じがする。
その硝子窓へ頬を寄せて、舶来の洋品雑貨を覗いている自分の姿、ショーウィンドゥの光は、往来へまで降りこぼれて私の髪に、肩に、ちらちらと降る雪を、夢のように照らしていた。

「雪のふる町」森田たま(1962年)

いよいよ雪の季節になったと思ったら、いきなりドカ雪になった。
札幌の11月としては、記録的な大雪だったらしい。
最近の気候は、まったく極端すぎるね。

本来、雪というのは、何となく街を塗り替えていくものである。
降っては溶けて、積もっては溶けてを繰り返しながら、やがて本格的な積雪となる。
雪国の人たちは、それを「根雪」と呼ぶ。

映画みたいに、一夜にして降り積もった雪で、冬が始まるというわけではない。
まして、最初からドカ雪なんて反則だ(笑)
すぐに溶けると思っていたから、道路なんか除雪も入らなくて大混乱してしまったくらいだ。

始まったね、今年の冬が。


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by kels | 2015-11-28 05:43 | 冬のこと | Comments(0)

朝、目を覚ますと、雪が街を包み込んでいた。今年初めての本格的な積雪だ。

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朝、目を覚ますと、雪が街を包み込んでいた。
今年初めての本格的な積雪だ。
重装備をして仕事に出かけた。

初めての本格的な雪というには、降雪はいかにも本格的すぎた。
次から次へと降り続く雪は、水分を多く含んでいて重たい。
何より、コートが冷たく濡れてしまうのが憂鬱だった。

不思議だったのは、突然の雪にも、あまり違和感を抱かなかったことだ。
早春に降って以来の雪だろうに、何だか久し振りだという感じがしない。
まるで、つい昨日まで同じように雪が降っていたかのように、体が雪に馴染んでいる。

午前中は仕事に追われて、窓の外を見る余裕もなかった。
昼休みに、ふと窓の外を見たとき、相変わらず雪が降り続いていて驚いた。
初めての本格的な降雪というには、やはり雪は降りすぎのような気がした。

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by kels | 2015-11-24 21:35 | 冬のこと | Comments(0)

本っていいなあと思う瞬間のひとつに、古い話を読んだ時というのがある

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ゆく春の一夜、私は不意にお迎えのくるまを頂いて、ある家へ行った。
久保田万太郎さんが、小宮(豊隆)先生のために設けた席であった。
「ナニ、酒も飲まない、煙草も吸わない、だからあんなものしきゃ書けないんだ」
既に十分の御機嫌であったらしい久保田さんは、お酒の飲めないという私に、いきなりそう言ってななめに睨みすえられた。

「随筆歳時記」森田たま(1940年)

本っていいなあと思う瞬間のひとつに、古い話を読んだ時というのがある。
自分の知らない昔の話も、本として残されることで、現代に伝えられる。
本ってすごいなあ。

古本集めなんていう趣味も、世の中にはあるらしい。
古い時代を探しまわることも、魅力のひとつくらいには入っているのかもしれない。
本っていうのは、実にリアルなタイム・カプセルなんだから。

上の文章は、昭和15年に発行された、森田たまの随筆集に掲載されていたもの。
文壇のビッグネームが、次々に登場してきて、戦前の文学界の息遣いを教えてくれる。
文壇が文壇らしかったのって、戦前までなんだよね、きっと。


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by kels | 2015-11-23 07:25 | 本・雑誌・古書 | Comments(0)

もしかすると、マニアの人たちは、この「雪ミク電車」を探しているのかもしれない

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札幌では、市電の走る道を「電車通り」と呼んでいる。
電車通りを走っていると、一台の路面電車とすれ違った。
と思ったとき、そのすぐ後ろに、もう一台の電車が見えた。

電車が並んで走ってくることはない。
おかしいと思ったら、後ろの電車は「教習中」の電車だった。
ループ化を控えて、新しいルートを確認しているのだろう。

今日は随分たくさんの教習電車を見かけた。
いよいよループ化が近いのだということを、実感してしまう。
市電利用者としては、その日が待ち遠しいことは間違いない。

教習電車と同じくらい、今日はカメラを持ったマニアをたくさん見た。
停留所の近くで、大きなカメラを持ったマニアは、電車がやってくるのを、じっと待っているのである。
今日の予想最高気温は4℃だったから、相当の覚悟がないと、市電の待ち伏せなんてできない。

そう考えていると、中央図書館前の電停に「雪ミク電車」が停まった。
もしかすると、マニアの人たちは、この「雪ミク電車」を探しているのかもしれない。
何しろ、この電車は、札幌の冬の風物詩なのだ。

街にイルミネーションが灯り、雪ミク電車が走るようになると、季節はすっかりと冬である。
新しい季節を歓迎するように、街はいよいよ賑やかになっていく。
冬を楽しむという発想が、現代的な発想なんだろうな。

どうやら、秋に終止符を打つときが来たみたいだ。


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by kels | 2015-11-22 20:26 | 冬のこと | Comments(0)

お父さん、殺す。お母さん、殺す。友だち、殺す。学校、燃やす。

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人間って生きていれば、みんなイライラしてるんだ。
俺の中学1年生ぐらいに、自我が目覚め始めた頃はさ、
ぶっ殺してやる、全員。
お父さん、殺す。お母さん、殺す。
友だち、殺す。学校、燃やす。
俺もついでに死んじゃうって思ってた。
そう思うことに理由なんかないんだよ。

「POPEYE 824」甲本ヒロト(2015年)

今月の「ポパイ」の特集は「大人になれば。」。
こういうタイトルって、いくつになっても惹かれてしまう。
大人になりきれていないっていう証拠なんだろうなあ。

だけど、「大人になる」って、どういうことなんだろう。
理不尽なものを、何の抵抗もなく受け入れることができること。
あるいは、上等のスーツを着て、上等の眼鏡をかけて、上等の御世辞を言うこと。

「大人になる」っていうことが、どういうことなのか。
それが分からないようじゃ、大人への道は、まだまだ遠いような気がする。
年を取るだけじゃ、大人にはなれないんだよね、きっと。


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by kels | 2015-11-22 20:08 | 音楽 | Comments(0)

昔に比べると、札幌の冬は暖かくなっているらしい

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その最初の印象に比べると、道開発五カ年計画が出発してからの札幌の変化は目に見えて著しかった。
札幌の街はビルディングの工事場のようになり、タクシーがやたらに多くなって、警笛を鳴らし続けるようになった。日本人の身なりや色合いも調子が明るく変わって、物資の潤沢は住宅の新築となり、食生活の潤沢さともなってきた。
そうした方面での札幌の内地並み化する変化は相当のものだという感じがする。
そのうえ年々暖かくさえなってきた。

「札幌十年」風巻景次郎(1958年)

昔に比べると、札幌の冬は暖かくなっているらしい。
上の風巻教授のエッセイは、60年近く前の北海道新聞に掲載されたものである。
60年前の時点で、札幌は暖かくなってきたと考えられていたのだ。

もっとも、風巻教授のエッセイが書かれたのは、札幌開基100年になる前のことである。
開拓から100年も経たない間に、札幌の気候は暖かくなってきたということになる。
開拓がもっと早かったら、札幌の冬はもっと寒かったということになる。

そして、教授のエッセイから60年近くが経った今、札幌の街はさらに暖かくなっているという。
もっとも、僕は昔の札幌を知らないから、札幌の冬がどれだけ暖かくなったか知らない。
少なくとも今も僕にとっては、現代の札幌の冬も十分に寒いと思う(笑)

「札幌の冬が寒い」という基本的な設定が変わることはないんだろうなあ。


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by kels | 2015-11-22 07:33 | 冬のこと | Comments(0)

いつものように、雪のないイルミネーションの始まりである

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ホワイト・イルミネーションが始まった。
札幌の冬の風物詩である。
街が冬の訪れを宣言したということなのだろう。

いつものように、雪のないイルミネーションの始まりである。
心配しなくても、数日中には雪が積もっているかもしれない。
天気予報は、相変わらず雪になると占い続けている。

雪はなくても観光客は多い。
3連休なのだ。
日本の祝日に関係のない外国人の姿も多い。

テレビ塔から西に向かって大通公園を歩く。
2丁目では、既に「ミュンヘン・クリスマス市」の準備が進められている。
今週末にはクリスマス市も始まっているのだ。

それにしれも、暗闇の中に空っぽの屋台が並んでいるのは寂しい。
3連休中に訪れた観光客には、さぞかし意味不明に思えたことだろうな。
どうせだったら、クリスマスの屋台も見せてほしかった。

雪がないから、歩きやすくていい。
足元に気を使わないで歩くことができるのも、あと少しだ。
真冬になると、滑って転ばないようにするだけで気持ちが疲れるんだから。

雪が降っていないとは言っても寒い。
明治安田生命札幌大通ビルの温度計は3℃を表示していた。
感覚的には氷点下だったんだけれど(笑)

冬の始まりというのは、体が寒さに慣れていないのかもしれない。
結局、駅前通りで心が折れて、最初のホワイト・イルミネーションは終了。
冬は長いから、毎週少しづつ見て歩こう。


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by kels | 2015-11-22 07:05 | 冬のこと | Comments(0)

真冬のとても冷え込んだ朝には、蜃気楼を見ることができた

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或る冴えた晩秋の朝であった。
霜の上には薄い牛乳のような色の靄(もや)が青白く澱んでいた。
私は早起きをして表戸の所に新聞紙を拾いに出ると、東にあった二個の太陽を見出した。
私は顔も洗わずに天文学に詳しい教授の所に駆けつけた。

「解放」有島武郎(1921年)

オホーツク海に面した小さな街で暮らしていたころ、僕は毎朝、流氷の海を撮りに出かけた。
寒がりの自分が、よくそんなことを毎日続けられたものである。
あの頃は、まだ実戦的ネイチャー派の人間だったのだ(笑)

真冬のとても冷え込んだ朝には、蜃気楼を見ることができた。
遠い海の向こう側に、さかさまになった街が見えるのである。
蜃気楼は一度ならず何度も見ることができた。

友人たちは、写真を地元の新聞社に提供したらいいと言ったが、僕は新聞社に報告したりしなかった。
新聞社の記者は顔見知りだったから、すぐに僕の写真を掲載しただろう。
小さな街だから、あっという間に僕はモノ好きな写真家として有名になること請け合いなのだ。

あの頃は、まだフィルムの一眼レフカメラを使っていた。
毎朝のように、ガシガシとフィルムを消費していた。
真冬の趣味と言えば、写真くらいしか思いつかないような街の暮らしだった。


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by kels | 2015-11-21 07:15 | 写真・カメラ | Comments(0)

冬が来るというのは憂鬱なことだけれど、新しい季節の訪れは、いつでも新鮮だ

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ムーミントロールは、戸口に立って、谷間が真っ白い冬の毛布でおおわれていくのを、じっと見ていました。
ムーミントロールは、心の中で思いました。
「いよいよ今夜は、きっと僕たち、長い冬の眠りにつくんだぞ」

「たのしいムーミン一家」トーベ・ヤンソン/山室静・訳(1948年)

天気予報によれば、札幌は今夜から雪になるらしい。
秋と冬との境界線。
こういう瞬間というのが、実は意外と楽しいものである。

冬が来るというのは憂鬱なことだけれど、新しい季節の訪れは、いつでも新鮮だ。
それがたとえ、暗くて長くて厳しい冬の始まりであったとしても。
北海道の人間って不思議だなあ(笑)

いよいよ冬が訪れるというので、ようやく、自動車のタイヤを交換した。
ツイードの手袋も買った。
冬の準備は整っている。

ひとつの季節の訪れに、こんなに準備が必要なのって、やっぱり冬だけなんだろうなあ。


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by kels | 2015-11-20 20:56 | 冬のこと | Comments(0)