<   2011年 06月 ( 71 )   > この月の画像一覧

フチのあるなし

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デジカメ写真が主流となった現在、写真に縁(フチ)を付けるがどうかで悩むことなど、ほとんど皆無になったと言って良いだろう。

しかし、フィルム写真が全盛だった時代、プリントされてきた写真に白いフチがあるというのは、ごく当たり前のものだった。

「フチなし」が主流となって、撮った写真を大きく見ることができるようになったけれど、白いフチがなくなったらなったで、これはやはり寂しいものである。

最近になって、フィルム写真を懐かしい「フチあり」でプリントするようになって、初めてそのことに気がついた。

プリントされてきた写真に余白があるというのは、写真そのものにもどこか「ゆとり」があるように見えるもので、古いカメラで撮ったフィルム写真としては、この余白が独特の空気を生み出してくれているようである。

フチのない写真というのは、どこかで合理性だけを求めている写真のようにも見えてしまうのだろう。

時代遅れだの何のと言われそうだけれど、今時古いカメラでフィルム写真を撮っている時点で既に時代遅れなんだから、趣味の写真くらいは自由に遊んでみたいものである。

写真に白いフチを付けたり付けなかったりだけでいろいろと楽しめるんだから、写真っていうのは、やっぱり深い遊びだなあ。


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by kels | 2011-06-29 23:18 | 写真・カメラ | Comments(4)

リトルジュースバーにて旬のすいかジュースを飲む

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夏が近づいてくると、コーヒーよりも冷たいものを飲みたいと思うことが多くなる。
日本にはアイスコーヒーという素晴らしい伝統があるけれど、暑さでダルいようなときには、冷たいフルーツジュースがいかにも効きそうな気がしてくる。

そんなときに、ついつい足が向いてしまうのが、フレッシュジュースが心地良い「リトルジュースバー」である。
僕が行くのは、建築物としても楽しむことのできる東3丁目の店舗で、古い石倉はかつて喫茶店としても利用されていたものだ。

1階のカウンターでジュースを注文してから、2階のカフェコーナーへ上がっていく。
古い倉の中に入っていく感覚がゾクゾクする。
そもそも倉庫の中2階部分だから、客席はそれほど広いはずもなく、それでも丁寧に作られたテーブル席とカウンター席が、落ち着きの空間をもたらしている。

明るいのが好きな僕は、できるだけ窓際のカウンター席へ座ることにしている。
倉の窓から鉄格子越しに眺める街の風景は、明治時代、倉に閉じ込められた身の上を想像させて、再びゾクゾクとする。

運ばれてきた旬の「スイカジュース」は、もちろん作りたてで、氷がミックスされているためか、目が覚めるほどに冷たかった。
ジュースは、ほぼ100%スイカの味がするもので、隠し味に塩が使われているのか、なんだか懐かしいような味がした。
旬のフルーツを冷たいジュースでいただく、なんて贅沢なことなんだろう。

いよいよ本格的な夏が近づき、様々な果物を楽しめる季節が到来することを、心から幸せだなあと思うのだった。

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by kels | 2011-06-29 23:05 | カフェ・喫茶店 | Comments(0)

詩情溢れる街札幌

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昨今の札幌では「詩情溢れる」という言葉をあまり聞かなくなったような気がする。
古くは明治時代の終わり頃に石川啄木が初めてこの街へやって来たときに、「札幌はまことに美しき北の都なり」と言ったという。

以来、札幌は詩情溢れる街として、その情緒性を強くアピールする観光都市として発展してきた。
毎年発行される観光絵はがきには「詩の都」「詩情溢れる街」などの売り文句が踊ったのも、また札幌らしいエピソードである。

ところが、近年ではこの「札幌の詩情」というものが、あまり伝わってこないようになった。
地元の人間が「伝わってこない」と言うのもおかしいが、そもそも札幌で暮らす人々こそが、札幌の詩情を感じなくなっているのではないだろうか。

かつて、札幌の観光イメージといえば、ポプラ並木や羊ヶ丘などの自然題材が主で、スズランやライラック、アカシアの花なども、詩の都らしい札幌のイメージを支えた。
ただ、近年はそうした感性に訴えかけるイメージよりも、雪まつりやYOSAKOIソーランまつりなどのイベントや、カニや寿司料理、スイーツなどのグルメを中心とした実質をアピールする戦略に変わってきている。

観光客が求めているものが、イメージではなく実質へと変化しているということなのかもしれないが、長く札幌を支えてきたイメージ像が大きく変化していることは間違いないだろう。

個人的には、ポプラ並木や時計台、赤レンガなどのエキゾチックムード漂う札幌の観光イメージが大好きだっただけに、昨今の実質主義にはちょっと残念だったりするわけだが、イメージに惹かれてやって来た観光客が札幌の実質に落胆して帰っていくことを考えると、実質の充実というのはやっぱり大切なんだろうなあ。


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by kels | 2011-06-28 23:40 | 夏のこと | Comments(0)

平岸の尾州鮨にて旬の日本海産ウニ丼を食す

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平岸にある「尾州鮨」は住宅街の中にある庶民的な寿司屋である。
昔ながらの寿司屋といった風情を漂わせていて落ち着きがあるので、のんびりと寿司を食べたいと思うときには、この店へ行くことが多い。

いかにもな街の寿司屋といった趣があり、2階が宴会場、1階がカウンターとテーブル席と小上がりとなっている。
宴会場は地域の人たちの会合などで使われていることが多い。

庶民的な寿司屋だから値段は安いし、セットメニューも多い。
そのせいか、若い家族連れが小さな子どもを連れてきたりしていても、全然違和感がない。
街の寿司屋とは、そもそもそういうものなのだ。

この寿司屋で、僕は1年に1度だけウニ丼を食べるようになった。
北海道の日本海沿岸で獲れるウニの旬は6月から7月にかけてで、特に本格的な夏がやってくる前のウニは、爽やかな風味が楽しめるようである。

もともとあまりウニが好きなわけでもないのだが、この季節だけは旬の味覚を味わいたいと思う気持ちが強くなる。
昔は、わざわざ積丹地方までドライブに出かけて、地元産のウニ丼を食べていたのだけれど、現地で食べているといった満足感以外には得られるものも少なくないような気がして、いつの間にか札幌市内で済ませるようになってしまった。
最近は「塩水うに」が普通に流通するようになってきたから、札幌市内のあちこちで、新鮮なウニを食べることができるようである。

この日、僕が食べたものは、旬のウニ丼2,000円也とウニの軍艦巻き一貫350円也の2種類。
ウニ丼は驚くほどのボリュームがあるとかいうものではなく、丁寧に並べられた上品なウニ丼で、少し物足りないと感じる人は、追加で軍艦巻きを追加するのがお勧め。
ウニ丼とはまた違う風味で、旬のウニを楽しむことができるので、ウニ丼だけで満腹になってしまうよりも、いっそ嬉しいくらいである。

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by kels | 2011-06-28 23:30 | 食べ物 | Comments(0)

アカシアの花が散るとき

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満開だったアカシアの花が、いよいよ勢いを付けて散り始めている。
石原裕次郎が「恋の町札幌」で歌うところの「♪アカシアも散った~恋の町、さっぽろ~」の季節がいよいよやってくるということになる。

桜の花などのように人々を狂喜乱舞させることもなく、ライラックの花などのようにイベントの主役を張ることもなく、アカシアはただ静かにその花を咲かせ、その花を散らせる。
その様子が札幌の街を生きる人々に愛されてきた。

青空を背景として咲き誇る白い花も美しいが、満開になるそばから小さな花びらを散らせる姿もまた美しいのが、アカシアの特徴である。

もっとも、近年はこの花を散らせるのが災いして、都心部の商店街などの街路樹としてはあまり人気がないらしい。
散った花びらの清掃が大変だからということらしいが、アカシアの花が散る札幌の6月という風景も、今は昔の感がある。

それでも、都心を少し離れれば、今も古いアカシア並木が残されていて、おそろしく背の高いアカシアの樹上から、白い花びらがまるで粉雪のごとくに降り注ぐ光景を目にすることもできる。

アカシアの花は、いつまでも詩情溢れる札幌の風物詩のひとつであってほしいと思う。


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by kels | 2011-06-28 00:09 | 夏のこと | Comments(0)

カセットテープ

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どうして突然山本達彦のことを思い出したりしたのかということについて、まだ書いていなかった。
先週の土曜日、中島公園のフリマに出かけたとき、僕は古いカセットテープを何本か入手してきた。
それは、松任谷由実や杏里、スターダストレビューなんかの流行曲を自分の好みで編集したもので、カセットレーベルのインデックスには几帳面に曲名とミュージシャン名が丸い文字で整理されていた。

1980年代、若者たちは自分の好きな音楽をカセットテープにダビングして、ミュージックライフを楽しんだものだ。
MDが登場してデジタル技術が台頭してくるまで、音楽好きの人たちにとって、カセットテープはなくてはならない存在だったのだ。

フリマで見つけてきたカセットテープも、当時の若者によってダビングされたものと考えられ、推測するに1980年代中頃に女子大生だった女の子によって作られたものと考えられた。

そんなカセットテープの中の1本に、山本達彦の曲ばかりが録音されているものがあった。「密室のタンゴ」や「夏の愛人」など1986年頃に発売された曲が何度も登場してくるのは、当時の新曲を繰り返し聴くためだったのだろうと思われる。

土曜日の夜、買ってきたばかりの古いカセットテープを聴きながら、僕はまた1980年代の空気を独り占めしていた。

僕自身が録音してきた数百本のカセットテープは、ずいぶん昔の引っ越しの際に処分してしまったから、僕自身の思い出を今になって再現することはできない。
ただ、誰かのカセットテープからでも時代の空気を再現することはできるということを、僕は改めて確認できたような気がした。


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by kels | 2011-06-28 00:04 | Snap Short Stories | Comments(0)

奇妙な夢

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おそろしく奇妙な夢を見た。
夢の始まりは、眠りに陥る瞬間に聞こえた女の悲鳴だった。

「ぎゃっ」という低くかすれた、けれども耳元で聞こえたかと思うほどに鮮やかな悲鳴で、一瞬目が覚めた。
しばらくの間、それが夢みたいなものだったということに気づかないほど、鮮明で鮮やかな悲鳴だった。
嫌な予感を引きずったまま、再び僕は目を閉じ、深い眠りに落ちた。

世界は荒廃していた。
誰もがあきらめの境地で日々を生き続けている。

妻が言った。
もうすぐこの街にも原子爆弾が落とされ、何もかもが終わるのだ、と。
人々は何も手立てがなく、ただ決められた事実を淡々と受け入れているかのようだった。
不思議なことに、原子爆弾投下の時間はきちんと分かっていて、それが終末を予告しているのだという。

やがて、予告された原爆投下時間が近づき、僕は妻と手を握り合って部屋の中で横たわっていた。
どこかへ逃げようとも隠れようとも言わなかった。
ただ、迫り来る事実だけを静かに受け入れようとしていたのだ。

見たことのないくらいに眩しい光が街を包み込んだかと思うと、凄まじい爆音が響き渡り、爆風が僕らを吹き飛ばした。
衣服が次々に焼けていくのを見ながら、僕は妻の手だけは離すまいと思っていた。
もっとも激しい爆風はたちまち僕らを引き離して、僕の身体はあっという間に焼け焦げた肉の塊と化していた。

何もかもが終わって、僕の「精神」がやけに清々しい気持ちで、すべてが失われた街を見下ろしているところで、僕は目を覚ました。
いやらしい汗が全身をびっしょりと濡らして、太陽はまだ昇っていなかった。

寝る直前に聴いた女の悲鳴を思い出しながら、僕はぐったりと疲れた身体をベッドの上に放り出していた。


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by kels | 2011-06-27 23:29 | 日記 | Comments(4)

札幌2011年7月のイベントをまとめてみた

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札幌2011年7月のイベントをまとめてみました。
さすがに7月、すごいイベント・ラッシュです。
こりゃ、毎週忙しいなあ(笑)

◆花フェスタ2011札幌
 6月25日(土)~7月3日(日)、大通公園西4丁目~7丁目にて。

◆フリーマーケット
 7月3日(日)、中島公園にて。
 http://www3.ocn.ne.jp/~nrecycle/furima.joho.html

◆サッポロビールおんこ祭
 7月3日(日)10:00-15:00、サッポロビール工場(恵庭市)にて。
 毎年恒例ビールのおまつり。
 http://www.sapporobeer.jp/index.html

◆大通公園テラス
 7月8日(金)~8月15日(月)、大通公園西3丁目にて。
 さっぽろ夏まつりの協賛イベントです。

◆八紘学園の菖蒲園
 7月7日(木)~24日(日)、八紘学園菖蒲園にて。
 期間限定で菖蒲園が開放されます。
 http://www.hakkougakuen.ac.jp/news/2650/

◆北海道アンティーク骨董ジャンボリー
 7月6日(水)~2011年7月7日(木)、サッポロファクトリーホールにて。
 今年も平日開催ですね。

◆ラルズプラザ古本市
 7月8日(金)~28日(木)、狸小路ラルズプラザにて。
 http://sapporokosho.la.coocan.jp/wordpress/?cat=1

◆フリーマーケット
 7月9日(土)、中島公園にて。
 http://www.recyclefmd.gr.jp/

◆野幌小民具・骨董市
 7月9日(土)~10日(日)、錦山天満宮(江別市)にて。
 今年で8回目の恒例骨董市、大規模です。

◆PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)2011
 7月9日(土)~8月4日(木)、札幌コンサートホールKitaraほか。
 http://www.pmf.or.jp/
 札幌の街がクラシックで満たされます。

◆札幌市内の高校の学校祭
 多くが7月9日(土)~10日(日)に一般公開の予定。
 近所の高校へ出かけてみては。

◆フリーマーケット
 7月10日(日)、中島公園にて。
 http://www3.ocn.ne.jp/~nrecycle/furima.joho.html

◆芸森アートマーケット2011
 7月10日(日)、芸術の森にて。
 http://artma.net/

◆サッポロ・シティ・ジャズ
 7月13日(水)~8月23日(火)、大通公園ほか。
 http://www.sapporocityjazz.jp/
 ジャズの夏がやってきます。

◆カルチャーナイト2011
 7月14日(木)前夜祭、7月15日(金)17:30~22:00、市内随所にて。
  http://www.culture-night.com/
 どこに行こうか、迷ってしまいます。

◆フリーマーケット
 7月16日(土)、中島公園にて。
 http://www3.ocn.ne.jp/~nrecycle/furima.joho.html

◆東海大学ラベンダーまつり
 7月16日(日)~17日(月・祝)まで。
 オープンカフェ、青空ショップ、ラベンダーコンサートなど。
 http://www.u-tokai.ac.jp/lavender/index/pdf/poster2011.pdf

◆ サッポロ豊平川イカダ下り
 7月17日(日)、豊平川(幌平橋下流左岸~南一条大橋左岸)にて。
 http://www.ikadakudari.com/
 見ているだけで涼しい気持ちになります。

◆フリーマーケット
 7月17日(日)、中島公園にて。
 http://www.recyclefmd.gr.jp/

◆真駒内花火大会
 7月17日(日)19:30~20:30、真駒内セキスイハイムスタジアムにて。
 初開催の有料イベント。 
 http://makomanai-hanabi.com/

◆ さっぽろ夏まつり
 7月21日(木)~8月20日(土)、大通公園・狸小路ほか。
 http://www.sapporo-natsu.com/
 ビアガーデンや狸まつり、札幌バザールなどイベント満載ですね。

◆薄野おもてなし縁日
 7月21日(木)~23日(土)、ススキノ路上にて。
 屋台のほか、もちまき、ジャズ演奏、サルサダンスショーなど。

◆交通資料館まつり
 7月23日(土)、札幌市交通資料館にて。
 鉄道模型運転会、廃車両部品販売など。

◆フリーマーケット
 7月24日(日)、中島公園にて。
 http://www3.ocn.ne.jp/~nrecycle/furima.joho.html

◆消防夏のフェスティバル
 7月24日(日)、中央区にて。

◆豊平川花火大会
 7月29日(金)19:40~20:45、豊平川南大橋付近にて。
 唯一の豊平川花火大会となってしまいました。

◆さっぽろ旭山音楽祭
 7月29日(金)18:00~20:30、旭山記念公園特設会場にて。
 http://www.asahiyama.net/

◆豊平神社の青空骨董市
 7月31日(日)、豊平神社にて。


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by kels | 2011-06-26 22:05 | 夏のこと | Comments(0)

山本達彦

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学生時代、決して聴かなかった音楽のひとつに山本達彦がある。
1980年代、山本達彦は若い女性から強い支持を得たシティポップス系のミュージシャンだった。
イメージとしては透明感溢れる爽やかな音楽で、「夏」とか「朝」とか、そんなキーワードで語られることが多かったような気がする。
どちらかといえば「大人の女性」に人気があったようで、女子大生とかOLなど20代女性のファンが多かったのではないだろうか。

まだ下宿暮らしをしていたころ、隣室の学生がこんなことを言った。
「武蔵(女子短大)の女の子に、山本達彦のコンサートに行かないかって誘われてるんだよね」
「女子大生に人気だって聞いたな」
「もうメチャクチャ人気だってさ。で、レコード持ってないか?」

当時から既にたくさんのレコードを集めていたけれど、爽やかなシティポップスは、僕の聴く音楽とは対照的なものだった。
なにしろ、僕の部屋にあるレコードといえば、「泥臭い」とか「ストリート系」とか呼ばれるダサいロックミュージックばかりだったのだから。

しばらくぶりに彼に会った時、僕は訊いてみた。
「そういえば、山本達彦のコンサート、行ったの?」
彼は少し照れたように笑った。
「行ったよ。あれから毎晩電話がかかってくるようになっちゃってさ」
どうやら、コンサートの夜は長い夜になったようだった。

あまりにも自分と対照的な気がして、全然聴くことのなかった山本達彦だけれど、今聴いてみると、そのサウンドは実に1980年代的で、あの頃の空気までを包みこんでいるような気がした。


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by kels | 2011-06-26 20:49 | Snap Short Stories | Comments(0)

自転車を買ってきた

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土曜日の夜、明け方近くまで起きていたので、朝の起床も遅くなってしまった。
もともと夜型の上に、最近の仕事が深夜まで続いているせいで、体内時計がズレているのかもしれない。

午前8時過ぎにベッドを出て、みかんジュースの朝食を摂る。

春の頃から自転車を買おうと思っていたので、写真を撮りがてら、旭丘の西友まで出かける。
自転車なんてどこで買っても同じなのかもしれないけれど、西友に行くたびに自転車が安いなあと思っていたのだ。

電車事業所前から環状線に出て、ひたすら旭丘に向かって歩いた。
写真を撮ったり脇道にそれたりしながら1時間程度の散歩だった。

帰り道は自転車だったので、20分もかからなかった。
ただ、写真を撮りながら歩く感覚は、やはり散歩のものだなと思った。
自転車を漕いでいると、写真を撮るために止まるのが面倒になってしまう。

平岸の尾州鮨で「うに祭り」が始まったので、昼に早速食べに出かけた。
近年はわざわざ積丹まで出かけることなく、札幌市内の店で「旬のウニ」を済ませるようになってしまった。

午後から街に出て、ウロウロする。
昨日に比べて気温は高いけれど、青空はイマイチ。
昨日のうちにトイカメラで写真を撮っておいて良かったのかもしれない。

「リトルジュースバー」にて、季節の「すいかジュース」で一服。
「メロンジュース」も飲みたかったなあ。

歩き疲れたのか、夕方、夕食までの小一時間昼寝をする。
窓から流れてくる風が気持ち良い夕方だった。

今週からいよいよ7月に入る。
夏を楽しむためのメニューをいろいろと考えなくちゃいけないな。


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by kels | 2011-06-26 20:34 | 日記 | Comments(0)