<   2010年 06月 ( 64 )   > この月の画像一覧

ボーイズ・フォト

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センチメンタリズムではなく、リリシズムを。
皮肉屋の冷笑ではなく、楽天家の哄笑を。
幼さではなく、若々しさを。
過ぎ去った日々への追憶ではなく、今この瞬間の歓びをこそ、印画紙に焼き付けよう。
世界は光に満ちている。

「ブルータス」2004/08/15


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by kels | 2010-06-29 22:32 | 写真・カメラ | Comments(0)

BOYS' LIFE

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しかしそこに写っていた「希薄な叙情」や美しいだけの色、漂白された広告写真は、僕たちが見たかったものではなかった。
それに変わる新しい方向性を見つけられないまま、写真はほとんど稀釈され、今や素人まがいの中途半端なスナップがそこらじゅうに蔓延している。
日常を描いて小津安二郎ほどの強度を持つこともなく、あえて写真という形式を取る必然性もない、世界の中心で自己愛を叫ぶお手軽なイメージには、もうウンザリ。

「ブルータス」2004.8.15


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by kels | 2010-06-29 22:26 | 日記 | Comments(0)

午後の叙情

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若手作家の多くの写真には、明るい午後の叙情というか京王線沿線の日曜日というか、希薄な叙情が満ちている。
(中略)
写真を撮ることで『今このとき』を直ちに『過去』にして『思い出』として所有したがる強迫的な欲望は、『今』を充満させるべき自己が空っぽであるという事実に由来する。

「白と黒で──写真と……」清水穣(2004)



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by kels | 2010-06-29 22:12 | 日記 | Comments(0)

ジンジャーエール

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無印良品でジンジャーエールを買ってきた。
辛口でヒリヒリするという話だったけれど、まー、普通だった。
カナダドライみたいに甘くないから、確かに飲みやすくて、夏には良いかもしれない。
後味で、少しヒリヒリする感覚が残るのも夏向き。

辛口のジンジャーエールといえば、小樽の「海猫屋」のジンジャーエール。
まさしく、ヒリヒリする感覚が癖になって、つい2杯目をお代わりするけれど、2杯目を飲み干す頃には、本当に口の中の感覚が痺れているような感じになる。

夏の涼には、辛口のジンジャーエール。

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by kels | 2010-06-28 21:58 | 食べ物 | Comments(6)

真夏日

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連日の真夏日。
こんなに暑い日が続くと、今年の夏は大丈夫かなあと思ってしまう。

ほら、ダメトラ時代にあったでしょ。
貧弱打線が、時々思い出したように突然二桁安打を打ったりして。
勝ちゲームなのに苛立ったトラキチが、ブチ切れて叫んでいた台詞。
「明日にとっとけ!」

夏までとっとけ!みたいな暑さにならないといいなあ。


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by kels | 2010-06-28 21:49 | 日記 | Comments(0)

正義感

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僕の故郷は、小さな炭鉱町にある。
赤字再建団体になった夕張みたいに、いつかはどん底まで落ちてしまうかもしれない、僕の故郷。
思い出したように、僕は故郷の街を時々訪れるけれど、札幌を引き払って、故郷の街に戻ったりはしない。

故郷の街にとって、僕は街を見捨てた人間だ。
潰れかけた街に残って、街をどうにかしようと頑張っている仲間達に会うたびに、僕はそう思う。
都合の良い時にだけ現れて、「頑張れよ」なんて声をかけられても、街にとってはありがた迷惑というやつだ。

結局、街を助けようと思ったら、人を助けようと思ったら、僕らは相当のものを失う覚悟で行かなければならないらしい。
自分だけは安全な場所を確保している都会の人間に、「さあ、皆さん、一緒に頑張りましょう!」と声をかけられる者たちが、どれだけ傷ついているか。
自己満足に酔った連中には、そんなことにさえ気づきはしない。
街の人たちの呆れ果てた嘲笑に気が付きもしない。

そして、そんなことがこの日本中いろいろなところに巻き起こっていて、安っぽい正義感が今日も各地で満ち溢れているんだ。

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by kels | 2010-06-27 21:06 | 日記 | Comments(2)

消えゆくものたちへ

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例えば、近所の古い銭湯が、とうとう店を閉めたとする。
戦前から続いた老舗の風呂屋、大正時代に建てられた歴史的な銭湯建築、家庭では味わえない贅沢な湯。
しかし、時代は変わり、各家庭に風呂があり、誰も銭湯まで通ったりしない。
気が付いたときには、風呂屋は永遠にその暖簾を下ろした。

例えば、懐かしのブルートレインが、とうとう廃止となったとする。
昭和の全盛時代を支えた急行の寝台列車、札幌と地方都市とを結ぶ大切な路線、仕事帰りのビジネスマンや旅人達で賑わった夜。
しかし、時代は変わり、ビジネスホテルや長距離バスが利用されるようになり、誰も急行の寝台列車なんかに乗ったりしない。
やがて、ダイヤ改正の中で、静かにブルートレインは消えた。

例えば、古い市場が。
例えば、古い映画館が。

そんなときに決まって現れるのが、溢れるようなノスタルジーとセンチメンタル。
終わりを告げることが、まるで「時代」のせいであるかのように、「時代の流れ」が、まるで他人事であるかのような顔をして、「残念」とか「寂しい」とか「やめないで」とか騒ぎ出す。
風呂屋に通わなくなったのも、寝台列車に乗らなくなったのも、市場で買い物をしなくなったのも、小さくて古い映画館には行かなくなったのも、すべては自分たちの責任であるはずなのに、まるで自分だけはずっと味方だったみたいな顔をして、「時代の流れ」を責め立てる。

だって、家庭に風呂はあるし、時間だって合わないし、家から遠いし。
だって、ビジホに泊まった方が便利だし、長距離バスの方が安いし、なにしろ給料は安いし。
だって、新しいショッピングセンターの方が商品がたくさんあるし、値段も安いし、ポイントも付くし。
たくさんの言い訳、たくさんの理由。
そして、それこそが「時代の流れ」というやつだ。

時代の流れを、まるで他人事みたいな顔をして。
最後の瞬間にだけ登場して、「僕だけはずっと味方だったよ」みたいな顔をして。
そのことが消えゆくものたちをどれだけ傷つけているのか。
「ずっと忘れないよ」の一言よりも、ただずっと通い続けてほしかった、利用し続けてほしかったんだ。


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by kels | 2010-06-27 20:50 | Snap Short Stories | Comments(2)

焼肉

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朝6時に起床。
昨日とは違って、空全面を薄い雲が覆っていたけれど、とりあえずはカメラを持って、早朝散歩に出かける。
朝早い市電に乗って、大通公園のバラ園へ。

誰もいないところで写真を撮ろうと思っていたら、既に結構な人が写真を撮っている。
同じことを考える人たちがいるらしい。
空はイマイチだったけれど、朝の爽やかな空気の中で、たくさんバラの写真を撮った。

「さとらんど」まで焼肉をしに出かけることになり、大通公園で拾ってもらい、そのまま東区の「サッポロさとらんど」へ向かった。
午前9時開園だけれど、開園前から自動車が駐車場待ちをして並んでいる。
もっとも、焼肉のできる炊事場の方は、午前9時前から場所取りをしているらしい。
(自動車でなければ自由に出入りできるからね)

久しぶりに炭火を起こして、今年初めてのバーベキュー。
天気が良いとあって、たくさんの人たちが炭火を起こしている。
ほとんどは若者のグループで、しかも女子率がすごく高い。
というか、女子の方が圧倒的に多いのではないだろうか。
これも、肉食系女子の進出というやつか(笑)

ひたすら焼肉を食べた後、園内で少し写真を撮ってから街に戻る。
なかなか一日を「さとらんど」で過ごすってできないんだよなあ。

午後、豊平神社の青空骨董市へ立ち寄るも、特に買うべきものなし。
昨日から引き続き、買い物の集中力が落ちまくっている。
買い物だけじゃなくて、写真も同じ。
結局、今日も撮り終えたフィルムはなかった。

「十一月」へ寄って、「民芸手帖」の図録を買おうと思っていたのだけれど、結局気持ちが乗り切らずに、今日は街へ出ることなく終わった。
本当は、昨日買おうと思ったのだけれど、レジに持っていくタイミングがつかめなかったのだ。

昨日に比べると、気温もだいぶ落ち着いている一日。
札幌の爽やかな夏らしさだ。


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by kels | 2010-06-27 19:53 | 食べ物 | Comments(4)

ズームレンズ

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大きなレンズと書いていて、はたと気が付いた。
自分のカメラには大きなレンズがない、と。
そもそもズーム機構なんてなかった古いコンパクトカメラはともかくとして、デジカメのGRD3は単焦点28mm、トイカメラのLOMO LC-Aも32mmの単焦点。
一眼レフのOM-2に付けているのも、50mm標準レンズの単焦点、ペンFTも38mmだ。
デジタル一眼レフのキスデジにも単焦点50mmを付けているので、今現在、我が家にはズームレンズを使っているカメラがない。

思えば、いつの頃からかズームレンズなるものを、まったく使わなくなってしまった。
なにより、重くて嵩張るのが嫌い。
暗いレンズっていうのもダメ。
あれば便利なのかもしれないけれど、そもそも望遠レンズなんて、ほとんど使わない。
遠いと思ったら近付けば良いし、近付けなかったらそれまでのこと。
ズーム機構がなくて、困ったことなんて全然ない。
あったら使っているのかもしれないけどね。

まあ、明るいレンズで、軽くて小さいのがあったら欲しくなるかもしれないけど、そんなレンズは絶対に高価に決まっているから、まず買えないと思われる。
僕にとっての写真とは、被写体の近くでシャッターを切ることに尽きる。
て言うか、それしかないんだよな(笑)


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by kels | 2010-06-26 22:06 | 写真・カメラ | Comments(0)

カメラマン

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相変わらず大通公園は、カメラを持った人たちで溢れている。
この場合のカメラとは、携帯の写メとかコンデジなどのことではない。
一眼レフに大きなレンズを付けたカメラを持つ、誰が見ても、おー、趣味は写真ですなあという感じのスタイルの人たち。
気にしているせいか、本当にこの夏は多いような気がする。

そんな中、僕が使っていたカメラは、トイカメラのLOMO LC-Aと、フィルム一眼レフカメラのオリンパスOM-2。
LOMOは勝負にならないとして、OM-2も小型軽量で、なにより古臭いせいか、持ち歩いていても全然目立たない。
これは、明らかに、カメラ趣味の人たちにカウントされてないぞ、自分(笑)

それにしても、ほんと、大きなカメラに大きなレンズ付けている本格派の人たちが多いなあ。

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by kels | 2010-06-26 21:54 | 写真・カメラ | Comments(2)