<   2009年 10月 ( 45 )   > この月の画像一覧

魔法のコトバ

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今週もどうにか乗り切った。
自転車操業の毎日がどこまでも続く。
スピッツの「魔法のコトバ」を聴きながら、何とか気持ちを切り替えて。

倒れるように寝て
泣きながら目覚めて
人込みの中でボソボソと歌う

君は何してる?
笑顔が見たいぞ
振りかぶって
わがまま空に投げた
大変な毎日だけれど、人生の中の何年間かがそんな時代だというのも、ありかなと、最近は思えるようになった。
またすぐにイヤになるかもしれないけれど。



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by kels | 2009-10-31 06:17 | 音楽 | Comments(0)

ツーリスト

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札幌は観光の街。
人は何かを求めて、この北の街へやって来る。

ちなみに、北海道の人間にとって、札幌は道都だから、ここより都会はないと思っている。
(ただし、函館の人達は、道南より北を「奥地」と呼ぶらしい)
東京のビジネスマスが、「君、来月から札幌へ異動だから」と言われたら左遷同然のショックらしいけれど、北海道の地方(郡部)にいる人達にとって、札幌への異動はまさしく悲願のご栄転だ(おそらく)。
そして、この北国では、札幌以外の土地へ異動していくことを「飛ばされる」と言う。

ところが、地方に行くと、たとえば道北あたりでは、みんなが旭川で暮らしたいと思っていて、何とか旭川市内の支店で働こうとする。
この街で「飛ばされる」とは、ここよりも北や東へと引っ越しさせられることなのだ。

さらに、北や東へ行くと、もっとおもしろい現象がある。
どんなに郡部へ分け入っても、その郡部には郡部なりの中心地というものがあり、人はその中心地へと集まりたがる。

とあるオホーツク沿いの街で暮らしていた頃、僕は地元の人達の「この街が一番だ」という言葉を幾度となく聞いた。
JRも廃線となり、決して暮らしよい街とは思えなかったけれど、旭川まで自動車で2時間くらいのその街が、「暮らすにはちょうど良い」らしかった。
そして、その街の人達にとってさえ、隣町やさらにその北側の街などは、やはり暮らすには「ちょっと不便な街」として映っていたようである。

旅人が札幌の街を写真に撮っているのを見ながら、僕はいつでも思い出す。
自分にもやはり東京で暮らしたいと思った時期があったことを。
今、家族と離れて、僕だけがこの北の街に残り、そしてずっとこの街で生きようと思っているけれど、やっぱり僕にも東京への憧れはずっとあったんだ。

札幌は非日常の街。
旅人達は旅の楽しい思い出だけを抱えて、この街を離れていく。
いつかまた、この街に来れたらいいね。

※午後3時前の写真なのに、影がもう長い!(写真はクリックすると大きくなります)


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by kels | 2009-10-25 20:10 | 随想 | Comments(2)

骨董市

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目覚めれば、今日も秋晴れの空。
あんなに天気の悪かった夏の直後だとは思えないほどに、今年の秋は晴天が続く。
どこかで帳尻が合うようにできているということか。

朝食を食べてから、豊平神社の骨董市へ向かう。
以前は8時過ぎに行っていたのだけれど、商品が並べ終わっていない店も多かったりして、最近はゆっくりと出かけることが多い。
内地の骨董市みたいにガツガツしていないのは、やはり北海道流か。

学校で使われていたと思われる木札、クラスや氏名を書く欄が印刷されていて、裏面にはキャラクターのイラストが描かれている。
全部で13種類買っていった人がいると聞いて探してみるが、全部で10種類しかなかった。
やはり他人より早い行動が必要か(笑)
全部で2,000円。

「屯田」さんで、外人女性のヌード写真の団扇を2枚。
前回も買ったような気がするけれど、同じデザインかどうか不明だったのでとりあえず。
昭和30年代~40年代にかけてのマッチ箱、一山で1,000円(エロ団扇付き)。
先代が自分で集めていたものらしく、札幌中心で、小樽の「キャバレー現代」なんてのまである。

あまりにも天気が良いので、どこかで写真を撮りたいと、自動車でブラブラ。
手稲まで着いたので、久しぶりに「骨董テイネ」へ寄り道。

昭和40年代のものと思われるハンドバッグや、「キャンディキャンディ」のペンダント、フジカラーのソーイングセットなど、どうでも良いようなものばかり購入。

特に目的もなくドライブをして、再び街に戻る。
ラーメンを食べたくなったので、36号線沿いの「味よし」へ。
最近はラーメンが食べたくなったら、ここへ来ることが多い。
懐かしい札幌ラーメンを食べることができるから。

食後は、隣の「36号線」へ顔を出す。
最近は店長さんが変わったけれど、今日は久しぶりにサトル君と会った。
昭和40年代の携帯用ソーイングセットと昭和30年代と思われる折り畳み式ナイフ「スピートナイフ」を購入。

ついでなので、「リアリズム」も覗いてみる。
おはじきとビー玉の詰め合わせ1,000円。
帰ってから確認してみると、ほとんどが戦後のものだったけれど、少しだけ戦前のものが混じっていた。
(400個程度のうち5個だけ。残りは昭和30年代のものだった)
昭和50年代のノベルティ、コンパクトカメラとラジオ。
それぞれ「中1コース」と「中1時代」の年間購読予約の特典として配布されたもので、カメラは河合奈保子、ラジオは石野真子がキャラクターだった。
特に、河合奈保子のカメラは、ずっと前から欲しかったのだ(笑)
(当時はマメにレコードも買っていたくらい)

結局、写真も撮ることもなく、ブラブラしているうちに太陽が傾き始めた。
北国の秋は本当に日が短い。
午後3時ともなると、既に夕日なんだから。
やがて、午後4時前には日没という季節もやって来るんだろうな。

帰り道に、「ブックオフ」で古雑誌を数冊購入。
切手ブームの始まった2004年あたりの雑誌では、切手を特集しているものも多く、そういうのを探す楽しみもある。
「ブルータス」や「天然生活」なんかのバックナンバーを読むのも楽しい。

季節は確実に秋から冬へとシフトしつつある。
今のうちに、細々したものをたくさん買い込んでおいて、冬には部屋の中でそれらをコツコツと整理するのだ。


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by kels | 2009-10-25 19:54 | 雑貨・アンティーク | Comments(0)

秋の札幌

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太陽の光を浴びると、イチョウの葉が光る。
いつの間にか、こんなにも秋だったんだ。


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by kels | 2009-10-24 21:34 | 秋のこと | Comments(0)

大通公園

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朝食抜きで病院へ行く。
最近体調が良くないので、一度きちんと病院で検査をしてもらおうと思っていたのだ。
血液検査は先週のうちに済ませていたので、今日はもう少し本格的な検査である。
健康状態は心配していたほどではなく、まずは一安心。
春からの労働環境を考えると、思ったよりも丈夫な体だということらしい。

午後から、「アトリエ・ムーン」へ行く。
そう言えば、円山から引っ越してからは、これが初めてだったのかもしれない。
世間話をしながら、細々としたものをいろいろと選んでみる。

ドイツの携帯用ソーイングセット。
小さな円筒の中に、さらに小さなソーイングセットが収納されている。
小さいもの好きの心をそそられる。

資生堂の小さなガラス瓶。
資生堂の古いガラス瓶はいくつも持っているけれど、今日の瓶はガラスの具合がとても良かった(笑)
いかにも練られていますといったガラスの質感がたまらない。
アンティークのモノグラム刺繍、2枚セットを2袋。
これも小さくてかわいい。

ついでに、真鍮の小さな鏝というヘラ。
塗装用に使われていたものらしい。
小さなものを見ているだけで心が和んでしまう。

街に出て、4プラの自由市場を覗いてみる。
「BRESS」で使用済み切手のバラ売りをしていたので、古い日本のものばかりを選んで購入。

秋晴れの大通公園を歩く。
紅葉が美しいから、カメラを持った人達が多い。
大きなデジイチを持った人達も多いけれど、小さなコンデジで撮り歩いている女の子も多いと思った。
(上の写真も、「秋を撮る女の子」だったりする)

夕方、図書館で調べものをしてから、札幌駅に出て夕食。
いろいろブラブラして挙げ句に、道通ビルの中華屋「天壇」の夏目さんセットを食する。
なにしろ、飲み物2杯に料理8品が付いて1,000円である(笑)
少し食べ過ぎたかな。

紀伊国屋書店をブラブラしてから帰宅。

今日は長く預かっていた猫の飼い主が帰ってくる日。
すっかり我が家の猫と化していた「借りてきた猫」ともお別れだ。


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by kels | 2009-10-24 21:31 | 札幌のこと | Comments(0)

北海道立近代美術館

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見落とされがちな戦後のモダニズム建築たち。
1977年の完成だから、戦後モダンの時代より遅れて登場した建物だけれど、美術館らしくクールでモダンな雰囲気に満たされている。
展覧会に用事がなくとも、2階の休憩コーナーでぼんやりしているだけで何だか落ち着くし。


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by kels | 2009-10-22 21:01 | 札幌のこと | Comments(2)

古河記念講堂

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北大の銀杏並木も、いよいよ見頃を迎える季節となった。
11月1日には毎年恒例の歩行者天国となるそうだから、ぜひカメラを持って黄金のイチョウ並木を撮りまくろう(笑)

http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/eventdata/73786.php

北大構内には、古い建物も多いので、紅葉や落ち葉なんかと一緒に激写するのも楽しい。


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by kels | 2009-10-21 22:00 | 建築 | Comments(2)

宮部記念緑地

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「桑園博士町」に残る遺跡のひとつ、「宮部記念緑地」。
かつて、宮部金吾博士の邸宅も、この「博士町」に建てられていたが、その住居跡を「記念緑地」として札幌市が整備している。
緑地内は、宮部博士がこの地へ移り住んだ大正末期の札幌の街並みや川の流れを、舗装の模様とタイルで表現するほか、クロビイタヤ・オオバボダイジュを始めとする博士ゆかりの樹木を残すように配慮したという(緑地内の説明板に書かれていた)。

休日にここを訪れても、大抵の場合は人影もなく、静かな時間を独り占めできるという利点がある(笑)
けれども、こうした場所で、ぼんやりと大正末期から昭和初期にかけての札幌のモダンな街並みを想像しているだけで、それはそれで幸せなんだなあ。

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by kels | 2009-10-21 21:51 | 札幌のこと | Comments(0)

桑園博士町

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久しぶりに、「桑園博士町」を訪ねた。
桑園博士町といっても、現在、その名を記憶する人も少なく、まして、かつての「博士町」の面影などほとんど残っていないのが現実である。
わずかに残る昭和初期の文化住宅だけが、当時を今に伝える生き証人のようなものだろう。

「近代日本の郊外住宅地」(鹿島出版会)によると、昭和2年の北海タイムス紙に、既に「博士町」の名前を見ることができるという。

処が(明治)42年高岡博士と時任博士がいま博士町と呼ばれて居る北6条の競馬場通りに家を建てたのをきっかけに新島、半澤、高杉、小倉の諸博士それに伊藤廣幾、高倉安次郎、吉川の諸氏が相次いで家を新築して面目を一新するようになった。
最近に至っては、宮脇、坂村、前川、山根の各博士は文化住宅を建て、宮部博士も是についで高壮なる邸宅を構へて博士町を形造つたのである。
こうして、桑園地区には大学教授等のモダンな文化住宅が建ち並び、「博士町」と呼ばれるほどのコロニーを形成していたというのが、今に伝えられる「桑園博士町」である。

外国がまだまだ遠かった時代、洋行帰りのインテリ博士達が持ち込んだ洋風の生活は、当時どれだけ斬新で鮮やかだっただろうと想像するのは楽しい。
サンルーム、ペチカ、水洗トイレ、フローリングなど、設備も当時の外国の最新技術が導入されていたようで、こうした文化人達が、札幌の発展に与えた影響は、やはり大きいと言わなければならないだろう。

一大コロニーを形成した博士町のモダン住宅も、次々と姿を消し、現在に残るのはわずか2軒のみである。
写真はそのうちの一軒である「星野邸」で、先に引用した新聞記事より後の昭和7年に建築されている。

貴重な文化遺産であるモダン住宅が、次々と姿を消していった理由のひとつは、相続税であると聞いた。
こうした都心に近い場所に不動産を持つことは、それだけで莫大な相続税を発生させ、納税に窮する人達は土地を売り払い、移転を余儀なくされることが多い。
特に、戦前期に建てられた古い住宅は、利便性の高い都心近くに建てられることが多いから、土地評価額としては莫大な資産となってしまうのだ。

問題は、そのために歴史的建造物が解体されて、空き地にマンションが建っていくという、そのシステムだ。
こうしたシステムをどうにかしない限り、建築資産はいよいよ絶滅の危機へと追い込まれていくだろう。

(一般市民は、こうした歴史的建築物を見て楽しむだけであり、そこに暮らす人達にとっては、建物の保存・管理は非常に重大な問題であるということも、忘れてはならない問題である)


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by kels | 2009-10-21 21:40 | 建築 | Comments(2)

ハートカクテル

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昨日、藤女子大の学園祭の古本市で買った「ハートカクテル」、帰って読んでみたら既に持っている本だった。
本を買うときには気を付けなくちゃいけません(笑)

それにしても、わたせせいぞうが活躍していたあの頃、「ハートカクテル」になんか全然興味もなかったのに、今頃になって、何を求めているのだろうと、自分でも思う。

交通事故で死んだ彼の部屋には、いつでも「ハートカクテル」があった。
80年代的な恋愛に憧れていた、80年代的な青春。
そんな彼の就職先は「JT(日本たばこ)」、テレビアニメ版「ハートカクテル」のスポンサーだった。
最近になって、そんな80年代的生き方も悪くなかったんだって、時々思うようになった。

どれだけ思い返してみたって、何も残っちゃいない。
あの頃、流行していたオシャレな物語の中で、一体何が残ると言うのだろうか。



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by kels | 2009-10-18 21:06 | 音楽 | Comments(4)