<   2008年 05月 ( 105 )   > この月の画像一覧

札幌ドーム

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朝イチで図書館へ行き、新しい本を借りる。
毎回のように10冊借りるので、持ち歩くのが大変だ。

撮り終えたフィルムを現像に出して、新しいフィルムをオリンパスペンに入れる。
今日は36枚撮りフィルム1本勝負のつもりで、街に出たが、結局、フィルム1本を撮り終えるには至らなかった。
ハーフサイズ版だから、全部で72枚撮れるが、フィルムで72枚というのはやはり大変なボリュームだ。
冷たい風の中、カメラを持ってウロウロしていると、アホみたいに思えてくる。

今柊二「定食バンザイ!」で紹介されていた「北の魚」で昼食。
本にあった「イカ刺し定食」はなかった。
どうでもいいことだけれど、明日から真イカの漁が解禁になるので、いよいよ本当に美味しいイカを食べることができる。
イカ好きにはたまらない季節の到来だ。

久しぶりに「十一月」へ顔を出して、細かいガラス瓶やらをまとめて買い込む。
なんと未使用の神薬が650円で売っていて、「これは安すぎますよ」と意見した(笑)
神薬の深い青色ガラスの瓶は、たくさんあるガラス瓶の中でも特に素晴らしい色合いをしている。
だから、本当は未使用品なんかよりも、きれいに中まで洗浄された瓶の方が嬉しかったりする。
もちろん、未使用品は貴重だから、このまま保管しておくけれど。

夕方、札幌ドームでプロ野球を観る。
北海道日本ハムファイターズVS阪神タイガースの試合。
野球は本来芝生の上に寝転がって、太陽の光を浴びながらのんびりと観戦したい。
村上春樹の古いエッセイの中で、お寿司屋さんで太巻きを作ってもらって、神宮球場の芝生の上で野球を観ながら食べる、みたいな話があったけれど、ああいうのが理想だ。
昨今のドーム球場では望むべくもないことだけれど。
仕方ないので、福住のイトーヨーカドーでサザエの太巻きを買って、球場で食べた。

試合終了後、シャトルバスで平岸駅まで移動して帰路に着いた。
シャトルバスは初めて利用したけれど、かなり便利だ。
明日はデーゲーム。
少しは楽しい気持ちで野球を観たいな。

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by kels | 2008-05-31 22:53 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(2)

悲しきRADIO STATION

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CADILLACといっても伝わらないかもしれない。
1980年代の日本で、1950年代のアメリカの音楽を再現しようとしたバンド。
当時から、オールディーズのカバーバンドは珍しくなかったし、横浜銀蝿、ザ・ピーナッツ、シャネルズなどに代表されるオールディーズ・テイストのポップ・ミュージックは、日本の歌謡界の主流の一つでもあった。
より日本的な解釈で流行したのがチェッカーズだったとしたなら、オリジナルの再現にこだわったのがキャデラックだったような気がする。

 今日も部屋の片隅で 古ぼけたトランジスター
 ノイズまじりのスウィートボイス 触れたいね いつか
 誰もがダイヤル合わせ 彼女の声にしびれてる
 思わせぶりな言葉が 胸をかき乱す

決してマイノリティとしてのデビューではなかったはずなのに、ブレイクすることなく消えたロックンロール・バンド。
今でもレコード盤の中の彼等は、古くて、そして素晴らしい時代のアメリカを演じ続けている。
いつの時代にだって、こういうバンドがひとつくらいあってもいいのに。

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by kels | 2008-05-31 00:19 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(0)

パーラーと軽食喫茶

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学校の帰り道に、いつも通りすぎた喫茶店。
昔の喫茶店は、いかにも大人の空間というオーラがびっしりと漂って、決して子ども達だけで入ることができるような場所ではなかった。
田舎から札幌へ遊びに連れられて、初めて入った大人の喫茶店。
何を飲むか、と尋ねられても、とっさに答えることはできなかった。
熱いコーヒーと同じくらい、苦かったあの夏の思い出。

パーラーという言葉に胸を躍らせたこともある。
フルーツパフェ、チョコレートパフェ、プリンアラモード、メロンソーダ。
メニューには魅力的なカタカナがびっしりと並んでいて、今から思えば素朴なデザートも、あの頃の子ども達にとっては夢のような食べ物に違いなかった。
「小さな恋の物語」の中で、チッチがいつも憧れていた食べ物たち。

お腹が空いたときには軽食喫茶。
きっと、スパゲティ・ナポリタンやドライカレーやチキンライスなんかが、誰かの空腹を満たすのを待ちかねているに違いない。
簡単に作ることができて、簡単に食べることができた、まさしく軽食だったけど、僕等は心まで満たされたような気がした。

そんな時代のマッチ箱たち。
ポップでレトロなデザインが魅力的で、でも、そのほとんどは捨てられてしまって、なかなか手に入らない小さな思い出たち。
見つけたら、誰かの思い出と一緒に、そっと机の中にしまっておいてあげてください。

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by kels | 2008-05-31 00:02 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(0)

おはじき

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少しずつ集めた古いおはじき。
ひとつひとつが手作りの味わいで、同じものはふたつとない。
自由な形が生まれるガラスならではの無限の可能性が、ひとつ、またひとつと、似たようなおはじきを手に取らせることになる。

おはじきには、様々な模様がプレスされている。
それは、数字だったり、ジャンケンだったり、アルファベットだったりする。
当時の子ども達にとって、それは魅力的なデザインだったのだろうか。

明治の終わりから昭和の初めにかけての時代、小さな女の子達にとって欠くことのできなかったガラスのおもちゃたち。
忘れた頃に取り出してみたりするのだ。

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by kels | 2008-05-30 23:47 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(0)

カメラの楽しみ

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最近読んだ写真関係の本を2冊。

柳沢小実「カメラの楽しみ」。
最近流行のやわらかい写真の撮り方ハウツー本。
雑貨写真の撮り方や料理の撮り方など、テーマとしては珍しくないが、機材としてポラロイドカメラやハーフサイズカメラを用いるなど、ゆる系写真の良さを十分に引き出している。
こういう本を読んでいると、雑貨写真を撮りたくなる。
いわゆる「小さなストーリーのある雑貨写真」、時間のあるときにでもやってみよう。

企画監修gg「写真以上 写真未満」。
写真の楽しさが1冊にまとまっている、という企画だけれど、個人的には読まなくても良かった。
タイトルの意味が良く分からないし、内容的には「カメラ日和」の方が充実しているくらい。

写真は読むものではなく、撮るものである。
そういう基本を分かっていても、やっぱり写真の本は読みたい。

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by kels | 2008-05-29 21:09 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(0)

ニッポン居酒屋放浪記

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思い出したときに付けておきたい読書日記。
最近読んだ本をまとめて。

太田和彦「ニッポン居酒屋放浪記(望郷編)」。
NHKの俳句の番組などにも出ていた太田和彦さんの、居酒屋巡りレポート。
旅行記は好きだけれど、こういうふうにちょっとマニアックなテーマのものも楽しい。
もちろん、札幌にも訪れていて、ジンギスカンは「さっぽろジンギスカン本店」と「ツキサップじんぎすかん倶楽部」が登場している。
あまり人の行かない飲屋街を探して、月寒や菊水あたりの様子を描いているのは興味深い。

池田あきこ「ダヤンのスケッチ紀行 北欧へ行こう」。
ノルウェーやスウェーデン、フィンランド、デンマークを、スケッチブック片手に旅をする。
観光地ばかりでない普段着の北欧が描かれていて楽しい。

銀色夏生「かわいいものの本」。
作者がかわいいと思ったものを写真に撮り集めて、1冊の写真集にまとめている。
「かわいい」かどうかはともかく、写真がダメだと思った。

高井和伸「PAR AVION」。
航空郵便のコレクションを1冊にまとめたものだず、マニアックすぎて付いていけなかった。
それなりの知識がある人向き。

山口瞳・開高健「やってみなはれ みとくんなはれ」。
サントリーの社員だった2人が描く鳥井信治郎。
文筆家の文章だけに読ませる内容になっていて、かなり楽しめた。
サントリー関連のアンティークを集める上で、貴重な資料になる部分も多い。

相変わらず、読み散らかしているといった感じの読書生活だ。

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by kels | 2008-05-29 20:54 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(0)

知らない街

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旅をするなら、やっぱり知らない街がいい。
聞いたこともない駅で列車を降りて、遠くの風景をぼんやりと眺めてみる。
線路の向こう側にはどこまでも線路が続いている。
果てしなく広い空。

旅をするなら、やっぱり列車の旅がいい。
ガラガラの客車のシートでひとり、ぼんやりと窓の外を風景を眺めてみる。
街を過ぎ、トンネルを抜けると、海が現れ、空だけになる。
誰かに伝えたい感動と、誰にも伝えられない寂しさ。

旅をするなら、やっぱり一人旅がいい。
寂しいくせに、カメラなんか持って、平気そうな顔をしてプラットホームの写真なんか撮ってみる。
取り残されたような古い客車になんとなく共感してみたくなる。
でも、誰かにメールしたりなんかしない。
寂しいくせに、その寂しさを何となく楽しむのが、一人旅というものなのだ。

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by kels | 2008-05-28 22:21 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(2)

プラットホーム

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長万部駅から、函館発、札幌行きの夜行列車に乗り込み、列車が伊達紋別のホームへ到着したときのことだ。
ちょうど、僕の座席の窓から、ホームに立つ2人の姿が見えた。
男の子はプラットホームの上に立ち、女の子は駅舎の向こう側にある駐車場の上にいた。
駐車場とプラットホームは、小さな柵一つで隔てられているだけだったから、2人は列車が入ってくるまでの間、その柵を挟んでおしゃべりをしていたらしい。

列車が到着して、男の子は乗車するために女の子のそばを離れた。
列車がホームに停車している時間は1分間もない。
ふと、女の子が何かを叫んだ。
列車に乗りかけた男の子が振り向き、少し後戻りしたかと思うと、女の子に何か声をかけた。
列車のドアは今にも閉まりそうである。
男の子は慌てたように走って列車のドアに足をかけた。
再び、女の子が何かを叫んだ。
男の子は振り向き、同じように何かを叫んだ。
女の子は叫び続けている。
やがて、列車はゆっくりと動き始めた。

窓の向こう側に、まだ何かを叫んでいる女の子の顔が通りすぎた。
しかし、それは一瞬のことで、たちまち列車の窓は暗闇の中に包まれた。
まるで、いつかの自分の思い出でも見るように、僕は二人の姿をぼんやりと眺めていた。
何も聞こえない2人の叫び声の意味さえ、僕には分かるような気がした。

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by kels | 2008-05-28 22:12 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(0)

街の風景

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一番撮りたいものは、街の風景。
それが、有名な観光地であっても、平凡な住宅街であっても、味わいのある商店街であっても良い。
今の街を伝える風景に勝る真実はないと思うから。
そして、そういう風景はきっと力強い歴史の資料となってくれる。

だから、街を歩くときには、できるだけカメラを持って出かけるように心がけている。
気になった風景は、いつでも写真に記録しておきたい。
「決定的瞬間」を撮りたいとは思わない。
今、心に留まったものを、その瞬間に残しておきたいと思うのだ。

結局、なんてコトのない写真だけが山のように残る。
無駄撮り、かもしれない。
けれども、そこにはひとつの嘘もないだろうと思う。
小さいけれど、一瞬の確かな感動が、そこにはあったはずだから。

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by kels | 2008-05-28 20:57 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(0)

せたな

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突然の呼び出しで、朝一番の特急列車に乗って瀬棚まで出かけた。
正確には「せたな町」だとかで、合併後のせたなに入るのは、これが初めてだ(多分)。

函館行きの特急列車は修学旅行生で賑やかだ。
札幌を出発したばかりの頃には、まだおとなしかったのが、飽きてくると途端に賑やかになる。
洞爺から外人の旅行者が乗り込んでくると、みんなで「ハロー」なんて気軽に声をかけている。
楽しい時代だ。

長万部で下車して、瀬棚行きのバスに乗り継ぐのだが、バスの発車時間までやや間があり、カメラを持って町をぶらつく。
といっても、駅前に撮るべきものはなし。
雨の中、傘を差して市街地を2周したが、ほとんどシャッターを押さなかった。

バスは今金を経由して北桧山に入る。
美利加ダムを過ぎる頃には、青空が広がっていた。
かつての北桧山駅でバスを降りると、ものすごい強風に襲われる。
北桧山温泉のレストランで昼食。
せたなの名物ってなんだろうと思いながら、「海鮮丼」を頼むと、ネギトロとイクラとサーモンの乗ったものが出てきた。

用事を済ませて、夕方の長万部駅行きバスに乗る。
ちょうど、下校時間だったらしく、北桧山高校の生徒達でバスは賑やかだった。
感心したのは、みんなバスを降りるときに、きちんと運転手さんに「ありがとうございました」と挨拶している。
我々大人もマネしなければいけないことだと思う。

長万部に到着したものの、札幌行きのJRまで時間があったため、駅前の食堂でカニ飯を食べる。
ここのカニ飯は、酢飯ではない御飯の上にカニの身をほぐしたものが乗っているタイプ。
実は、弁当にしたものの方が、御飯にも味がしみて美味しいと思っている。

帰りのJRはガラガラだった。
もう修学旅行生もいない。
車窓には闇が広がるだけで、こういう旅はつまらないものである。

東室蘭のホームで古い友人と一瞬の対面をした。
僕は長万部で買ったカニ飯を、向こうは室蘭名物の焼き鳥を、それぞれ差し入れして、握手をして別れた。
わずか1分間の挨拶のために、わざわざ駅のホームで待っていてくれていた彼の気持ちがうれしかった。
時間があれば、室蘭の夜を一緒に楽しめたのだが。

9時半過ぎに札幌到着。
さすがに、札幌は人が多いと感じた。
わずか日帰りの旅なのに、気持ちはすっかり旅人になりきっていた。

今、こうしてブログを書きながらも、まだ体が揺れているような感じがする。
旅はまだ続いているかのようだ(笑)

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by kels | 2008-05-27 22:40 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(2)