<   2008年 04月 ( 57 )   > この月の画像一覧

レコードプレイヤー

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フィルムカメラで写真を撮ることと、レコードプレイヤーで音楽を聴くこととは、どちらも似ているような気がする。
アナログかデジタルかという理屈では、もちろんアナログなんだから同じでしょと言われるかもしれないけれど、そういう理屈を超えた共通点みたいなものが、その両方を使っていて感じることができる。

あたたかい。やさしい。なつかしい。
確かに、そうなんだけれど、それだけではない何か。
ジャケットからレコード盤をそっと取り出して、埃を払い、ターンテーブルの上に静かに乗せる。
針を落とすと、チリチリとしたノイズと一緒に、ふくらみのある音が部屋を包み込む。
なにしろ、すり切れるくらいに聴いてきたレコードだから、ノイズを消し去ることは不可能で、音楽はノイズと同時に存在しているようなものだ。

不便と言えば不便、不完全と言えば不完全。
だけど、僕らの生活にそんなに完全なものばかりが必要かと言えば、それも疑問には違いない。
そこそこに生きている僕らにとって、そこそこに楽しめる環境があればそれでいいのだ。

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by kels | 2008-04-29 08:40 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(6)

同期の桜

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軍歌を聴く機会というのも滅多にないけれど、「同期の桜」という曲は印象的な曲である。
戦時下を背景にした軍歌ではあるけれど、根底に流れているセンチメンタリズムは、時代を超えて普遍的なものだ。

戦争の中で散ってゆくだろう自分たちを桜の花になぞらえる感傷。
いくら咲いた花だって、そう簡単に散りたくはないに決まっているが、「桜」という日本人にとって象徴のような花に身を置き換えることで、戦死を受け入れようとする感傷。
人々は、きっとそんな感傷の上で、この曲を口ずさみ、散り際を思い描いたに違いない。

戦争から遠く時代を経て、我々は自分たちを桜に置き換える術を忘れた。

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by kels | 2008-04-29 08:26 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(0)

キバナノアマナ

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トイデジ用の電池消費が激しいので、ビックカメラまで出かけてエネループの充電器を買う。
トイデジの電池消耗の早さについては、事前に十分聞いていたから、思ったほどではないと感じたくらいだけれど、それでもいちいち電池を買うのは手間でもある。
最近は、トイデジを常に携行しているのも確かなので、やはり充電にすべきだろうと考えたのである。
一応、ネットでの通販価格を調べておいて、結局、ビックカメラで買った。
ついでに、画像保存用のDVD-Rを購入。
デジイチで撮るときはすべてRAWデータなので、データ管理はかなり大変だ。
画像置き場と化しているPCが悲鳴を上げるはずである。

帰りに、旭屋書店にちょっと寄り道。
旭屋が狸小路にあった頃は、いちばん好きだった書店だったけれど、札幌駅に引っ越してからはほとんど行くことがなくなってしまった。
大通り地区に大きな書店がないというのが、本当に困る。

午後からゆっくりと読書。
最近、出かけてばかりいたので、じっくりと本を読む時間がなかった。
林伸次の「BOSSA NOVA」を読了。
「ゲッツ / ジルベルト」をオートリピートで聴きながら、1950~1960年代のブラジルに浸った。

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by kels | 2008-04-27 18:26 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(2)

豊平神社の骨董市

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小雨そぼ降る中、豊平神社の骨董市へ出かける。
8時過ぎに行くと、だいたいの業者が準備を終えているので、その時間を見計らっていくと、とりあえず朝一番の様子を見ることができる。

今年初めての青空骨董市、春とはいえ震えるくらいに寒い朝だった。
霧雨と寒さにやられてしまう。
今年初めてというのに、ピンと来るものに出会わない。
手ぶらで帰ろうと思って、境内を出たところで、昭和40年代の「もじあそび」と、昭和30年代の筆箱を買う。
「もじあそび」は、箱付き完品で、買ってから邪魔になることに気が付いて失敗したと思った。
大きなものはできるだけ買わないようにしていたのに。
筆箱は、蓋に野球の絵が描いてあったので買った。
計2,700円。

わざわざ朝早くに豊平まで出かけて行くだけの買い物ではないな。
神社の桜が見ごろだった。


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by kels | 2008-04-27 09:11 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(2)

ゲッツ/ジルベルト

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Bossa Novaが50周年で盛り上がっている。
だからというわけでもないのだけれど、久しぶりにスタン・ゲッツのアルバムを買ってきた。
ジョアン・ジルベルトとコラボ。
朝からクールなジャズ・ボサで、かなりご機嫌になっている。

僕等の世代の人の中には、スタン・ゲッツを村上春樹の小説の中で知ったという人も多いかもしれない。
少なくとも、僕はそういう中の一人だった。

高校生の頃、アストラッド・ジルベルトが歌う「イパネマの娘」を聴いて、夏らしい音楽だなとは思ったけれど、その頃はボサ・ノヴァがどいう音楽かなんてほとんど知らなかった。
今でも、ボサ・ノヴァというと、まずはアストラッドの「イパネマの娘」を思い出す。

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by kels | 2008-04-27 06:47 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(0)

Kenko DSC517の正しい使い方

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被写体にカメラを向けて、液晶ビューで構図を決める。
構図が決まったら、そのままの姿勢で左手でレンズ部分を覆い隠す。
(光がまったく入らない状態にするので、液晶ビューは真っ暗になる)
一気に左手を離して、レンズに光を入れてやる。
突然、大量の光を与えられたカメラはパニックになり、液晶ビューは真っ白になる。
カメラは、なんとかきちんとした写真を写そうと、少しずつ冷静になっていく。
このとき、真っ白だった液晶ビューが、少しずつきちんとした画像を映し出していくので、カメラが冷静になってしまわないうちに、シャッターボタンを押す。
ボタンを押すタイミングによって、普通のデジカメとは違った、味わいのある写真になる。

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下がきちんと撮った写真だけれど、やっぱり上の写真には味わいがある。

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by kels | 2008-04-27 06:37 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(4)

十字架

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桜を撮るときは、いつでもデジタル一眼レフだったので、しばらくトイデジを使っていなかった。
夕方、図書館へ行くときに、久しぶりにVQ1005をポケットに入れて出かけた。

ちょっとしたイベントのときには、失敗のないデジイチがメイン。
日常の遊びではトイデジといった感じ。
昨日は、フィルムカメラのペンFTでも桜を撮っていたのだけれど、フィルム一本撮り終えなかったから、今日中に撮りきってしまわなければ。
いずれにしても、フィルムカメラの場合は現像に出さなければならないので、今日の風景をブログでということにはならない。

それにしても、QV1005、未だに難しいカメラである。

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by kels | 2008-04-27 06:24 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(0)

寒地土木研究所

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夕方になってから、平岸にある寒地土木研究所の千島桜を見に出かけた。
大学を卒業したばかりの一時期、このすぐ近くで暮らしていたことがあるが、当時はここの桜が話題になることなんてなかった。
と言うか、この施設が何をしているところなのかという情報さえ、我々にはなかったような気がする。

敷地内の駐車場に自動車を止めて、精進川沿いに植えられている桜並木を見ると、既に見ごろを通りすぎた抜け殻みたいな桜が並んでいた。
どうやら時期を誤ったらしい。
例年、ここの桜は他よりも少し遅いくらいだというイメージがあったので、他よりも後回しにしたのだが、それが間違いだった。
精進川には無数の桜の花びらが浮かんでいた。

散り際が美しいとされる桜だが、見ていて美しいのは、やはり満開の桜である。
桜の散る姿がもてはやされたのは、明治以降に武士道精神が強く説かれるようになってからのことで、平安貴族達はやはり満開の桜を愛でたという。
 散る桜 残る桜も 散る桜
散り際の美しさが、死の潔さと結びつけられた歴史である。


<関連記事はこちらです>

花見日和
http://poros.exblog.jp/13307912/

満開
http://poros.exblog.jp/13277196/

円山公園の桜
http://poros.exblog.jp/10872216/



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by kels | 2008-04-26 20:14 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(2)

花見とジンギスカン

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北海道で花見と言えば、必ずジンギスカンが登場する。
花見に限らず、北海道で宴会と言えば、ジンギスカンは必須の料理なのだ。
特に、アウトドアでのジンギスカンは絶対不可欠の存在で、人々はとにかく羊をむしゃむしゃと食べる。
花より羊、それが北海道の花見の習わしだ。

学生時代の話になってしまうけれど、突然、みんなで花見をしようということになって、ビールと冷凍のスライス肉とジンタレと固形燃料を買って、円山公園へ向かった。
早速、肉を食べようというのだけれど、冷凍のスライス肉というのは、今も昔もかなり徹底的に冷凍されているから、突然、さあ食べようと思ってもそう簡単には解凍できない。
しかも、固形燃料の上にアルミホイルで作ったような使い捨てのジンギスカン鍋を置いただけの道具だったから、いつまで経っても肉が焼けない。
スライス肉の凍ったのを丸ごとアルミ鍋の上に乗せて、固形燃料のじわじわと温かい火力で焼けた部分からタレに漬けて食べたのだけれど、あれほど焦れったいジンギスカンは今までにない。

最近では、アウトドア・クッキングの道具を一通り揃えて、いつでもどこでもほぼ完璧なバーベキューを楽しむことができるようになったけれど、あのメチャクチャなジンギスカン花見がちょっぴりうらやましいことも確かである。
学生時代というのは、仲間達といるだけで何事も楽しく過ごせるものなのだ。

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by kels | 2008-04-26 19:28 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(0)

伊夜日子神社の桜

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中島公園のフリマ会場を後にして、幌平橋の地下鉄駅へ向かう。
途中に、伊夜日子神社があるので、少し寄り道をして桜を見ていくことにした。

札幌市内の多くの桜がそうであるように、ここの桜も既にピークを過ぎていた。
境内にはかなりの数の花びらが落ちている。
花びらに埋められた参道とは、はかなくも美しいものである。

道を歩くだけで楽しい季節。
それが桜の季節というものなのだろう。

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by kels | 2008-04-26 19:06 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(0)