<   2007年 10月 ( 23 )   > この月の画像一覧

北海道大学農学部本館のモダニズム

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北海道大学の中でも、もっとも威厳に満ちた建物として印象深い農学部本館です。
どうしてこんなに偉そうな雰囲気なんだろうかと思ってしまいますが、この建物はもともと、戦前最後の陸軍大演習の本部として使用することを前庭として作られたものだそうで、なるほど、大本営としての威厳がそこにはあるんだと納得です。
昭和10年建築の鉄筋コンクリート造りで、サファード中央の時計塔が極めて象徴的な作りになっています。
時計塔からまっすぐに延びた並木道とセットで、この風景は北海道を代表する景色なのではないでしょうか。

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歴史的建造物が多く残る北大の中でも、個人的には特に好きな建物です。
札幌農学校としてスタートした北海道大学を代表する学部であり、歴史的な重みが建物から漂っているような気がするのも、あながち間違いではないような気がするのです☆

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by kels | 2007-10-31 20:19 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(2)

北海道大学総合博物館のアインシュタイン・ドーム sanpo

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秋の北海道大学シリーズ、今日は旧理学部本館、現在の総合博物館です。
昭和4年に建てられた理学部本館はロマネスク様式の豪華な鉄筋コンクリート造りで、ノスタルジックな色合いは、とても秋にぴったりの建物です。
真っ赤な蔦が這う外壁は、アマチュア・カメラマンたちにとって格好の被写体にもなっているほど。
現在は、理科系の総合博物館として開放されていて、子ども達にも大人気の施設になっています。
もちろん、我々大人は、昭和初期の豪華な建築物を内部から見学できるわけです。
ちなみに、入場料は無料。館内にも戦前の洋館が持つ、あの静寂が漂っていて、いつまでも離れがたい気分になってしまいます。

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玄関アーチにて、光が作り出すアート。
計算されたものなのか、館内の至る所で光と影の芸術を見つけることができました。

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階段を上っていくと、ゴシック風の天井に出会います。
これが噂の「アインシュタイン・ドーム」です。
内壁には、コウモリやフクロウなどのレリーフが飾られていて、いかにもそこが理学部の城であったことを思い出させてくれます。
しかし、このドームはどれだけ眺めていても飽きないくらい、素晴らしい作りですね~。

北大観光のひとつのテーマとして、絶対にお勧めしたい施設ですよ☆

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by kels | 2007-10-29 21:50 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(2)

北海道大学の銀杏並木

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北大構内の銀杏並木が見ごろを迎えています。
ここの銀杏が美しく色づくのを見ると、毎年のように秋の終わりと冬の始まりを感じてしまうんですよね。
早い年であれば、この季節に初雪が降って、銀杏の黄色を真っ白に染めてしまうことも珍しくありません。
さて、今年の初雪はいつになるのでしょうか。

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今日の北海道大学、天気が良かったこともあって、とてもたくさんの人出でした。
みんなイチョウ並木を目的に来ているので、カメラを持った人ばかり。
でも、天気が良くて青空で、この季節としては暖かい気候で、秋風が爽やかな北海道らしい風景で、ということで、散策には最高の一日だったと思います。

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最近は、建物の写真をメインに撮っていますが、きちんと季節感を伝えることのできる建物写真というのが、やっぱり理想ですね。
これからも、札幌や北海道の季節感を写真でお伝えできればと思っています☆

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by kels | 2007-10-28 21:12 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(8)

北海道大学の古河記念講堂 sanpo

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ちょっとブログ更新が停滞している間に、札幌はすっかり「深い秋」です。
10月から11月にかけての札幌は、イベントが少なくて観光オフシーズンという感じですが、季節を感じる楽しみはたっぷりとあります。
爽やかな秋晴れの一日、久しぶりに北海道大学構内を散策してみました。
北大構内には歴史的建造物がいくつも残っていて、建物ウォッチングを楽しむにも絶好のポイントなのです。
今日の写真は、そんな歴史的建造物のひとつ、「古河記念講堂」です。
明治42年に建てられた木造2階建ての洋館が、今も立派に現役で活躍しています。

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「古河」とは明治時代に活躍した、あの「古河財閥」のことで、歴史の教科書でいうと、田中正造らを中心とした運動により大事件に発展した「足尾鉱毒事件」の中心的加害者であった企業として有名です。
ちなみに、この「古河記念講堂」にしても、鉱毒事件による社会的批判を避けることを目的とした古河財閥からの寄付により建てられたと言われていて、なかなか歴史の奥深さを感じさせてくれます。
残念ながら、館内の一般見学はできないので、中の写真を撮ることはできませんでした。

最近、仕事が立て込んでいるので、なかなか毎日のようには更新できないでいます。
写真は撮りためているので、少しずつでも更新していきたいです☆

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by kels | 2007-10-28 21:02 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(0)

日本福音ルーテル札幌教会

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札幌の教会建築を巡る旅シリーズ、今日は山鼻地区にある「日本福音ルーテル札幌教会」です。
昭和9年建築のモダンな教会はかなりカッコイイです。
正面から見ると、石造りの重厚な建物~という印象が強くて、どことなく厳めしい感じがするのですが、横に回って見ると、クリーム色の下見板がいかにもモダンな洋館らしさを漂わせています。
正面と側面とでこんなに印象を変えてしまうというのも、やっぱり教会の神秘性ゆえなのでしょうか(笑)

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木造の細工は見ていて飽きない温かみがあるみたいです。
横に並んだ窓の形ひとつ取っても、昔の職人さんの丁寧な仕事ぶりが伝わってきます。
こういう教会建築を手がける大工さんというのはやっぱり信仰深い人だったのでしょうか。
いずれにしても、西洋の神様への畏敬を感じながらノミを持っただろうことは想像に難くありません。
住宅街の中に日常的に存在する戦前の教会建築、それはやっぱりちょっと不思議な光景なのです☆

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by kels | 2007-10-23 21:54 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(0)

札幌カトリック司教座教会

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札幌の教会巡りシリーズ、今日はサッポロファクトリーに隣接するように建っているカトリック札幌北一条教会です。
大正5年に建築された聖堂は、中世ロマネスク風の塔がとても印象的。
北1条通りと東8丁目通りが交錯する、札幌でも賑やかな一画にこんな教会があるなんていうのも、ちょっと不思議な感じがします。

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個人的には、写真を撮るために随分と足を運んだ思い出の建物です。
東8丁目の歩道橋から見下ろす景観なども含めて、札幌にとって大切な風景のひとつですね。
「さっぽろ・ふるさと文化百選」にも選定されていて、敷地内に記念碑が今も残っています☆

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by kels | 2007-10-22 21:06 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(2)

田上義也が設計した札幌北一条教会

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北一条通りに建つ教会建築シリーズ、今日は西13丁目に建つ日本キリスト教会札幌北一条教会です。
三浦綾子の小説にたびたび登場するなど、札幌市民にもなじみ深い教会の一つなのではないでしょうか。

昨日、「札幌バンド」についてちょっと質問がありましたので、ここで簡単な解説をします。
「札幌バンド」とは、明治初期に活躍したプロテスタント系の青年集団のことで、「横浜バンド」「熊本バンド」と並んで「日本三大バンド」と呼ばれることが多いようです。
札幌の場合、日本農学校の教頭として来日したクラーク博士の影響を受けた佐藤昌介、渡瀬寅次郎、大島正健ら一期生や、クラーク博士の後任であったホイラー博士の影響を受けた内村鑑三や宮部金吾、新渡戸稲造らといった二期生がその中心にあったことから、彼らの活躍はそのまま札幌の発展にも繋がっていく形となりました。
彼らは、「札幌独立教会」という名の教会を持って、札幌市内での様々な活動に参加していきしまた。
彼らが母校である札幌農学校(現在の北海道大学)で活躍したことはもちろん、サラ・クララ・スミスによる北星学園の創立にも深く関わっていることなどからも、彼らが黎明期の札幌で果たした大きな役割が想像されます。

彼らは、内村鑑三の「無教会主義」に象徴される、どこの派閥にも属さない「独立」した教会活動を志しますが、中心メンバーのひとりであった佐藤昌介がメソジスト派に移籍、佐藤は昨日の写真で紹介した札幌美似教会の建設に大きく関わる形となりました。

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さて、本日、写真で紹介する札幌北一条教会は、現在も北星学園との強い絆を持つ教会です。
実は、札幌市民にとって北一条教会と言えば、かつて西6丁目にあった教会建築のことを指しました。
昭和2年に建てられたこの教会建築は、田上義也による作品のひとつで、市民に愛される北一条通りの建物のひとつでしたが、1979年に解体されました。
現在の教会は、同年、西13丁目に移転した上で、前教会と同じく田上義也の設計によって建てられたものです。

札幌の歴史を紐解けば札幌農学校の歴史に当たり、札幌農学校の歴史を紐解けば札幌におけるキリスト教の布教の歴史にぶつかります。
そういう歴史があるからこそ、札幌の街には教会建築が似合うのかもしれませんね☆

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by kels | 2007-10-21 19:45 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(0)

札幌メソジスト教会

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石狩街道に面して建つ日本基督教団札幌教会です。
明治37年に建てられた石造りの教会で、この一画だけがまるで中世ヨーロッパのような雰囲気を醸し出しています。
もっとも、教会の敷地だけが突然に中世風なので、総合的な都市景観という意味では、札幌時計台以上に違和感があるかもしれませんね(笑)
けれど、市内では珍しい明治時代のロマネスク風教会建築とあって、やっぱり貴重な建築物です。

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ところで、札幌の北1条通りは印象的な教会建築が並んでいる通りでもあり、この札幌教会もまた北1条に建つ教会のひとつです。
(正確には北1条通りに面しているわけではないのですが)
日本3大バンドのひとつと呼ばれた「札幌バンド」が、黎明期の札幌建設に果たした役割は極めて大きいと呼ばれており、当時の雰囲気が今の札幌にも残っているということなのかもしれませんね☆

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by kels | 2007-10-20 21:07 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(2)

北3条通りの旧三菱鉱業セメント寮

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札幌の北3条通りというのは、実は意外と重要な道であったりします。
大通みたいに大規模な道ではないし、北1条通りのように幹線ではありません。
東側から北3条通りを走っていくと、やがて道庁赤レンガに突き当たってしまうから、この道はあまり自動車の交通量もありません。
けれど、この道のもっとも重要な部分は、赤レンガに突き当たってしまう道だ、という部分にあります。
なぜなら、この道は道庁赤レンガの前にまっすぐ延びる道として作られたため、必然的に赤レンガに突き当たってしまう道であるからなのです。

北海道の開拓に当たった開拓使(現在でいうと北海道庁のことですね)は、札幌に北海道の首都を置くことと決め、そのさらに札幌の中心部を現在の赤レンガが建っている場所に決めました。
開拓使の象徴であった赤レンガは、いわば札幌の中心であったわけで、その赤レンガを起点として開拓使はその正面に続くまっすぐな道を作ったのです。
赤レンガから延びる道は、当然に明治初期の札幌にとって極めて重要な道であり、現在でもこの道を歩くと、明治時代の貴重な建物をいくつも見ることができるのもそのためであったわけです。

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さて、今日の写真はそんな北3条通沿いに建つ歴史的建造物のひとつ、永山武四郎邸です。
といっても、写真に写っているモダンな洋館は昭和12年頃に増築された建物で、正確に言うと明治建築物ではありません。
ホンモノの武四郎邸はこの横にある和洋折衷の建物です。
個人的に昭和モダンの建物が好きなので、ついついこちらの洋館を紹介してしまいがちなのですが、こちらの正式名称は三菱鉱業の寮。
当時の寮って、こんなにカッコよかったのですね。

いつもは太陽の光で撮るのですが、今回は暗闇の中で街灯の明かりだけで撮影してみました。
さりげなくライトアップされているので、けっこうちゃんと写るものですね☆

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by kels | 2007-10-17 21:29 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(2)

赤十字会館

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観光スポットである道庁赤レンガのすぐ南側にひっそりと建つ赤十字会館の建物です。
1960年代~70年代にかけての建物だけが持つ、あの控えめなクールさが漂っていますね。
道庁の敷地で道が分断されているためか、都心部とはいえ、この辺りは昼間でも静かな一画になっています。
館内に入ったことがないので、一度入ってみたいなーと思っています。

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仕事でバタバタしていて、なかなかじっくりとブログ更新ができません。
とりあえず写真だけでも毎日更新できればいいのですが☆

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by kels | 2007-10-15 22:35 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(1)