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ブログ更新をお休みします

都合により、2週間ほどブログの更新をお休みさせて頂きます。
ようやく定期的な更新ができると思っていたところだったので、残念です。
雪が降る頃には再開できると思いますので、またよろしくお願いいたします。
by kels | 2006-10-30 22:09 | 日記 | Comments(0)

桑園博士村その2

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桑園地区に残る昭和初期のモダン住宅です。
かつて、「桑園博士村」と呼ばれた時代の建物としては、現存するモノは前回に紹介したものと、この写真のものとの2棟だけになってしまいました。
こちらの建物は、大正10年に建てられた、北海道大学教授の邸宅です。

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久し振りに、桑園博士村を訪れてみると、大きなマンション工事が行われ、街の景観は相変わらず変わり続けているようでした。
古い住宅が残る桑園地区は、そうした住宅が取り壊された後に大きなマンションが建つことも多く、現在は札幌でも有数のマンション街となっています。
マンションによる街並みは新しい時代の街並みとして受け入れるべきものと思われますが、同時に古い時代の景観をどのように維持していくのかという視点を欠かすこともできないでしょう。
マンション工事の横で、大正時代の住宅が静かに建っているのを見ると、どうにも複雑な気持ちになってしまいますね。
by kels | 2006-10-29 20:30 | 建築 | Comments(0)

桑園博士村その1

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昭和の初め頃に、「桑園博士村」と呼ばれるほど大学教授が集まり、モダンな住宅が随所に見られたこの地区も、当時のモダン住宅はほとんど見られなくなってしまいました。
写真は、現在も残る貴重な「桑園博士村」の文化住宅のひとつです。
正面玄関を訪れてみると、こちらの玄関はほとんど使用されていないみたいで、大きな枯れ枝が扉の前に横たえられていました。

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昭和7年に建てられたこの教授邸宅は、ここにモダンな大学教授達のコミュニティがあったことを、静かに語っているようにも見えました。
by kels | 2006-10-29 20:22 | 札幌のこと | Comments(0)

宮部記念緑地

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桑園の住宅街の中に、小さな公園がありました。
公園の名前は「宮部記念緑地」といいます。
かつて、この場所には植物学者として有名な宮部金吾博士の住宅があったことを偲んで、札幌市が記念緑地としているのだそうです。

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実は、桑園のこの辺りは、明治時代から昭和初期にかけて、北海道大学教授の住宅が集まっていた頃から、「桑園博士村」と呼ばれていました。
「桑園博士村」に出現する住宅は、時代の先端を行くモダンな洋風住宅が多く、市民は従来の住宅には見られない文化的な住宅に憧れたといいます。
住宅だけではなく、博士村の教授達は蓄音機によるクラシック音楽のレコード・コンサートを開いたり、コーヒーや紅茶などのティーパーティーを催すなど、外国文化を日常生活の中に採り入れた、モダンな暮らしを実践していたそうです。

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宮部金吾博士の住宅も、そうした「桑園博士村」の一画をなすモダン住宅でしたが、景観の移り変わりの中で取り壊され、現在では記念緑地だけが宮部博士を偲んでいます。
北海道大学付属植物園の生みの親でもある宮部金吾博士については、植物園内にある宮部金吾記念館でたくさんの資料を見ることができます。

記念緑地は、かつてここに「桑園博士村」があったことを示す、ひとつの記憶でもあるのです。
by kels | 2006-10-29 19:47 | 札幌のこと | Comments(0)

八紘学園栗林記念館

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月寒の八紘学園内に古い洋館があります。
かつて、この一帯は吉田牧場と呼ばれる牧場で、現在も残る洋館は明治42年に個人邸宅として建てられたものです。
「八紘学園」は、昭和に入って、栗林元二郎によって設立された学校法人で、「八紘一宇」という言葉が学園名になっているあたりは時代性という感じがしますね。
残念ながら、この時期の一般公開はしていないため、こうして道路から写真を撮っています。
かなりアヤシイです(笑)

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ジンギスカンや菖蒲園などで、札幌市民との繋がりも深い八紘学園。
月寒に広がる広い敷地内には、ポプラ並木などもあり、散策の舞台としてはお勧めコースですよ。
by kels | 2006-10-28 20:21 | 建築 | Comments(0)

八紘学園の牛乳ソフトクリーム

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北海道といえばソフトクリーム、そんなイメージがありますが、本当に北海道には美味しいソフトクリームがたくさんあるようです。
今日食べたソフトクリームは、札幌市月寒にある八紘学園という専門学校の中で作っているソフトクリーム。
ここは、北海道らしい農業の専門学校で、直売所では野菜や牛乳、ヨーグルト、ソフトクリームなどを売っています。
本当は、この敷地内にある古い洋館の写真を撮りに行ったのですが、ソフトクリーム食べている人が多くて、つい食べちゃいました(笑)
牛乳の味たっぷりのソフトクリームです。

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yahooブログに公式ブログ発見(笑)
http://blogs.yahoo.co.jp/o_ne_san528

月寒のこの辺りは、札幌市内でも珍しい昔ながらの牧場風景の名残を見ることができます。
「つきさむ」が、まだ「つきさっぷ」だった時代の風景と一緒に、ソフトクリームもどうぞ。
by kels | 2006-10-28 19:54 | 札幌のこと | Comments(2)

北海道知事公館

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三岸好太郎美術館の前の通りは、週末には駐停車禁止の規制がなくなり、いつでもたくさんの自動車が路上駐車しています。
ここに自動車を置いて、三岸好太郎美術館や北海道近代美術館へ行くことが可能なのです。
今日の朝、ここから知事公館まで散策してみました。
北海道知事公館と北海道三岸好太郎美術館とは同じ敷地内にあり、散策したり、芝生で遊んだりするには、とても良い空間です。

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現在、北海道知事公館として利用されている建物は、昭和11年に三井家の札幌別館として建てられたものです。
ハーフティンバーがとても印象的な建物で、昭和モダニズムを感じさせるデザインが好感度を高くさせています。
昭和28年からは北海道知事の公館として利用されていて、外国からの賓客を接待する場所としても使われているとか。

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敷地内にはたくさんの木々があり、野鳥が飛び交います。
この辺りもすっかり紅葉で、秋の色を強くしていました。
丸い石のモニュメントの向こう側に見えるマンションは、つい最近まで古い文化住宅が建っていた場所です。
富樫邸と呼ばれたモダン住宅でしたが、大原邸と同じ頃に解体され、マンションへと変貌しました。
古い住宅が残る近代美術館エリアですが、街の景観は少しずつ変わっているようです。
by kels | 2006-10-28 19:39 | 建築 | Comments(0)

古河記念講堂

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北海道大学構内に残る明治建築物としては、おそらく一番の大物、古河記念講堂です。
古河財閥の寄付金によって、明治42年に建てられました。
足尾鉱毒事件で窮地に立たされていた古河財閥は、教育施設への寄付金などによって、世間の批判を少しでもかわそうとしたと伝えられています。
まあ、そうした背景はともかくとして、建物としてかなり立派で美しいです。
もともとは、東北帝国大学農家大学時代の林学教室として建てられたものでした。

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でも、観光客には目の前のクラーク博士像の方が人気みたいです(笑)
by kels | 2006-10-27 21:08 | 建築 | Comments(0)

クラーク博士の胸像

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北海道大学を代表するもののひとつに、このクラーク博士像があります。
クラーク博士の像のというと、右手をびしっ!と差している全身像が有名ですが、あれは羊ヶ丘展望台にあるもので、こちら北大構内にあるものは胸像となっています。
このクラーク博士像、戦争中の金属供出で一度は失われていたのですが、戦後の昭和23年になって再び設置されたもの。
戦争の影響で、戦前の金属像はそのほとんどが失われてしまったものと思われます。
「少年よ、大志を抱け」の言葉を残して去ったクラーク博士、札幌での滞在はわずか8ヶ月、それでも札幌のその後に残した影響は、とても大きなものでした。
札幌でもっとも有名な外国人の一人として、クラーク博士の胸像にはいつも観光客が集まっています。
by kels | 2006-10-27 20:59 | 札幌のこと | Comments(0)

旧札幌農学校昆虫学及養蚕学教室

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旧図書館の隣に建つ昆虫学と養蚕学の教室。
明治時代の札幌農学校構内には、こうした小振りの洋風教室がてくつも建てられていたようです。
こちらのペパーミントグリーンの建物は明治34年に建てられたもの。
もともと札幌農学校は、現在も札幌市時計台が建つ辺りにあったもので、明治30年代に現在地へと移転をしたため、現存する古い建物は明治30年代のものということになるようです。

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パステルカラーのグリーンも、やっぱり明治浪漫ですね。
北大のうらやましいところは、こうした古い建物が現在も現役で働いているというところ。
ポプラと洋館に囲まれた大学って、素晴らしいと思うし、こういう場所で学ぶことのできる学生諸君は幸せだな~と思ってしまうのです。
by kels | 2006-10-27 20:46 | 建築 | Comments(0)