カテゴリ:カフェ・喫茶店( 434 )

カフェ森彦【モリヒコ】

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バウハウスの建築写真で癒された後は、美味しいコーヒーが飲みたい、ということで、円山の住宅街にあるカフェ森彦へ。
古い民家を再利用した喫茶店は、とても静か。
自動車は積まれた薪の前か、向いの空き地に駐車できます。
古い住宅を喫茶店として利用しているお店ですが、ノルウェイ製の薪ストーブが焚かれていて、店内は汗をかくほど。
これが北海道流ですね。

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狭い階段をきーきー鳴らして2階へ上ると、まるで隠れ家のような空間が出現します。
窓の外ではしんしんと雪が降り続き、他にお客さんのいないお店はまるで時間が止まっているかのようです。
ここしばらく、仕事のためだけに生きていたので、久し振りに人間的な時間を取り戻したような気持ちになりました。
もちろん、テーブルもチェアもペンダントライトも、きちんと時代の経過を受け入れてきた色彩を放っています。

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懐かしい気持ちになれる想い出ノート。
お店を訪れたお客さんが色鉛筆で描いたもの。
70年代の雰囲気が漂っていますね~。

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ちゃんとしたコーヒーを飲むと、人間として復活できるような気がします(笑)

最近は、こういう隠れ家的なカフェが人気なので嬉しいです。
古い建物の雰囲気と静かな時間、これはかなり贅沢なコーヒーですよ~。


雪の日の「森彦」
http://poros.exblog.jp/7956033

カフェ森彦
http://poros.exblog.jp/9451677

森彦
http://poros.exblog.jp/11314958
by kels | 2006-12-10 18:51 | カフェ・喫茶店 | Comments(4)

「FAB CAFE」+「十一月」

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昨日に引き続き、狸小路8丁目風景です。
1Fの「FAB CAFE」さんは、札幌のカフェ・ブームの草分けとして有名なお店です。
そして、2Fに入る「古物・喫茶 十一月」さんは、レトロ雑貨の販売と喫茶を兼ねたお店で、普通の骨董屋さんにはない商品ラインナップが特徴です。
なんといっても、個人的には「古物・喫茶 十一月」さんに大変にお世話になっているので、欠くことができません(笑)
狸小路ではありませんが、同じく8丁目には「カバシマヤ」さんもあるので、この辺りを散策するのであれば、レトロ雑貨探訪がお勧めです。
お店の宣伝ばかりになってしまいましたが、「FABE CAFE」さんの入る古いビルは雰囲気もたっぷり。
狸小路8丁目の静かな雰囲気を充分に演出してくれています。
これから本格的な冬に入り、雪が積もる頃には、また一段とレトロな風景を楽しませてくれそうです。
by kels | 2006-11-27 22:12 | カフェ・喫茶店 | Comments(4)

ろいず珈琲「旧小熊邸」の夜景

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夜更けの道を、藻岩山へと上っていくと、ろいず珈琲館「旧小熊邸」がありました。
ラストオーダーは22:30までなので、既に閉店直後だったようです。
コーヒーはあきらめて、とりあえず写真を撮って帰ることにしました。
昔からこの建物が好きで、季節ごとに訪れては写真を撮っています。

この建物は、北海道大学・小熊教授の自宅として昭和2年に建てられたものです。
非常に良く当時の「文化住宅」の特徴を表していて、札幌市内でも貴重な洋館として有名です。
設計者は、フランク・ロイド・ライトに師事した田上義也。
札幌の古い建物を探して歩くと、必ずこの田上義也の作品に出会うことになります。
というよりも、昭和の代表的建築物の影には、必ずこの田上義也の存在があったといってもいいほどです。
フランク・ロイド・ライトの影響を受けていたため、当時流行のアールデコ様式を強く意識させるスタイルが、田上作品の特徴でもありました。
そして、この旧小熊邸も昭和初期のモダン住宅の雰囲気を、実に良く残しています。
はっきり言って、こんな洋館で暮らしてみたいですね(笑)

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本来、建て壊しが決まっていた建物でしたが、歴史的建造物としての評価が高く、市民による保存運動の盛り上がりを受けて、複数企業の協力により、小熊教授の自宅は喫茶店として生まれ変わることになりました。
昭和初期の洋館の再利用としては、最適の形だったと思いますが、建物保存派の人々にとっては原状をきちんと維持できなかったことが苦い思い出となっているようです。
でも、移築・復元とはいえ、とりあえず建物の保存は成功したわけですから、歴史上の意義は大きいと思われます。
札幌市内では、現在でも古い建物が少しずつ姿を消している状況で、せめて形が残っているうちに記録だけでも撮っておこうという思いから、ここ数年間、札幌の洋館や古い住宅などの写真を撮り続けてきました。
これからは、ブログでも「札幌の洋館」を中心に紹介していきたいと思っています。
by kels | 2006-10-21 20:43 | カフェ・喫茶店 | Comments(2)

林檎倉庫の喫茶店

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西岡は林檎倉庫の多い土地でした。
特に、赤レンガで作られた倉庫が多く、喫茶店「ろいず珈琲館」も昭和27年に建てられた林檎の保管用倉庫を喫茶店として再利用したものです。
「札幌の建築探訪」によると、西岡、福住、清田辺りの赤レンガ倉庫の制作者は、そのほとんどがれんが職人・長浦数男によるものだということです。
どうして、林檎の保管倉庫として赤レンガが使用されたのかというと、中空層を持つ二重壁構造が内部の気温を一定に保つのに向いていたためだとか。

現在でもこの辺りには当時の赤レンガ倉庫がたくさん残っているので、札幌ウォーカーには楽しいテーマですね。

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ということで、今日のお昼ご飯は、林檎倉庫の喫茶店で。
クッペのバタートースト・セットは、パンにコーヒーがセットになっています。
今日は暖かい1日だったので、リキッド・コーヒーをアイスで頂きました。

ちなみに、この「ろいず珈琲館・西岡店」は、札幌市内各地にある「ろいず」の第1号店で、1984年に開店したお店です。
店内は、林檎倉庫のイメージを上手に活用して、静かで落ち着ける雰囲気になっています。
BGMはモダンジャズ。

最近は、こうした古い倉庫を店舗として再利用する例も多くなりましたが、その先駆けともいえるお店かもしれませんね。
by kels | 2006-09-15 18:14 | カフェ・喫茶店 | Comments(0)