カテゴリ:カフェ・喫茶店( 438 )

喫茶カルメル堂は、森彦本店で店長を務めていた女性が、独立して開店したお店です

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「喫茶カルメル堂」がオープンして、もうすぐ3か月ですね。
開店早々人気店となっているので、既に来店済みの方も多いはず。
札幌日和下駄では、これが初登場です。

喫茶カルメル堂は、森彦本店で店長さんを務めていた女性が、独立して開店したお店です。
古いビルの一室で、ひっそりと営業している隠れ家カフェ。
というイメージですが、積極的に情報発信されているので、全然クローズドなお店ではありません。

店内は、カウンター席とテーブル席のほか、窓際に3人掛けのカウンター席があります。
テーブル席は、いずれも2人掛けで、3人以上のグループでは使いにくいと思います。
そもそも、お一人様のためのお店なのかもしれません。

コーヒーは深煎りと中煎りの2種類あって、深煎りは森彦、中煎りは新琴似の神野喫茶店のもの。
紅茶は、国産うきはの山茶。
自家製レモネードも、人気ドリンクみたいです。

ドリンク以上に大人気なのが、自家製の各種フード。
フレンチトーストをはじめとする軽食類は、開店当初からの人気メニューだとか。
季節で変わるタルトなど、デザート系も充実しているので、リピーターが多いのも納得です。

最近は、自家製のラムレーズンのどら焼きも登場。
和菓子とコーヒーの組み合わせがお好きな方には、ぜひお勧めしたい一品です。

店内は、振り子時計の音が響くくらいに、基本的に静かな雰囲気。
2人連れのお客さんが入ると、会話が店内に響き渡る感じです。
経験的には、9割以上が大人の女性だと踏んでいます(笑)

ちなみに、ホール担当の女性も森彦本店で勤務されていた方です。

人気がありすぎると、自分がお店に入れないので、これまでレポートを控えていました(笑)
今週はカフェ特集のポロコ発売もあるので、カルメル堂の注目度は、ますます高くなりそうですね。

by kels | 2017-09-18 07:19 | カフェ・喫茶店 | Comments(0)

あんなに好きだったお店だけれど、それ以来、このお店を訪れることはなくなった

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東京ではコーヒー、大阪ではコーヒ。
中身は同じだが、カフェ、カフィーということか。
会社員というか、サラリーマンというか、この人たちは、商談と称して一日何杯コーヒーを飲むのだろう。
理解に苦しむのは、なんで番茶や水で商談ができぬか。

「わたしの自由席」森繁久彌(1975年)


居心地の悪いカフェについて考えてみた。
人は楽しい思い出以上に、楽しくない思い出を、いつまでも抱き続けるものらしい。
嫌な記憶を払拭するのは並大抵のことではない。

僕の最も苦手な店は、窮屈な店である。
室内空間にびっしりとテーブルが詰め込まれている店には行かない。
ファストスードの店に行かない最大の理由は、窮屈だからである。

以前、お気に入りの店があった。
小さな店だが、カウンター席のほか、ソファ席やテーブル席が用意されていた。
いつも、人の少ない時間帯に行っていたので、ゆったりとしたソファ席を好んで利用していた。

ある日、どうした事情か忘れたが、珍しく混雑しそうな時間帯に店を訪れた。

ソファ席が空いていたが、これまで座ったことのないテーブル席に座ってくれという。
店内空間は入口を入って左右で分かれていて、左が窓際席とソファ席、右側がテーブル席となっているらしい。
右側のテーブル席の空間を利用するのは、それが初めてだった。

テーブル席は、想像以上に窮屈な空間だった。
小さなテーブルに椅子が2つずつ組み込まれている。
ひとつのテーブル席を除いて、席は満席の状態だった。

テーブルに合わせて、椅子まで小さかった。
おまけに、隣の客との距離が異常に狭い。
人間が一人、横になって歩くことのできる最低限の隙間を確保しているようだ。

オシャレなカフェだから、客は若い男女か若い女性同士だった。
みんな話したいことがたくさんあるのだ。
両隣の客席の声は、まるで僕たちに話しかけているみたいに、響き渡ってきた。

窮屈な空間だから、荷物を置く場所もない。
人が歩くのがやっとだから、荷物を入れる籠を置くことなんて不可能なのだろう。
鞄は膝の上に置くのが、この店のテーブル席の流儀らしい。

きっと、あのテーブル席は、一人客を想定して作ったものだろうと思う。
それとも、狭い空間に最大限効率的に客を収納するために、ファストフード店を真似たのだろうか。

あんなに好きだったお店だけれど、僕はそれ以来、このお店を訪れることはなくなった。
わざわざお金を払ってまで、もう二度と、あんなに窮屈な目に遭いたくないからだ。
それは、インテリアや食器がオシャレだとか、ドリンクやフードが美味しいとか、お店の人たちの人柄が良いとか、そういうものを超えたお店としての本質的な問題だと僕は思う。

by kels | 2017-08-20 07:44 | カフェ・喫茶店 | Comments(0)

本物のコーヒーは全自動のコーヒーメーカーで淹れるものだと、僕は信じていた

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ぼくは、コーヒーを一杯、淹れてきた。
オートマティック・ドリップ・コーヒーメーカーを使って淹れたコーヒーだ。
粉はマクスウエル・ハウスの、オートマティック・ドリップ用のコーヒーで、粉の量はほんの少しでいい。
かたむけたコーヒー・カップから例によって最後の一滴が落ちていこうとするところが、缶に貼ったラベルに描いてある。
マクスウエル・ハウスの標語のようになっている、「最後の一滴までおいしい」(グッド・トゥ・ザ・ラスト・ドロップ)という文句が、その最後の一滴に添えてある。

「コーヒーもう一杯」片岡義男(1980年)


日曜日の早朝、僕は淹れたてのコーヒーをゆっくりと飲んでいる。
コーヒーはもちろんハンドドリップで淹れたばかりのものだ。
買ってきたばかりの豆を、コーヒーミルで丁寧に挽いた自家焙煎珈琲。

子どもの頃、本物のコーヒーは全自動のコーヒーメーカーで淹れるものだと、僕は信じていた。
片岡義男の小説に登場する都会的な暮らしに、コーヒーメーカーはとても良く似合っていた。
そして、珈琲豆は、本場アメリカのもの以外は、みんな嘘のような気がした。

今でも僕は、あの頃のコーヒーメーカーには夢があったような気がしている。
ブリキ缶の中に入った焦げ茶色の粉コーヒーと全自動コーヒーメーカーのある暮らし。
都会的で洗練された生活が、僕たちの憧れの時代だった。
by kels | 2017-06-18 05:48 | カフェ・喫茶店 | Comments(0)

札幌マルヤマクラスの「スタバ福袋2017」購入レポート

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毎年恒例となっているスタバの福袋購入に、今年も参加してきました。
僕はいつも大晦日に深夜営業しているマルヤマクラス店で、日付の変わった瞬間に福袋を購入することにしています。

ゆっくりとコーヒーを飲みたいと思ったので、夕食を終えた後、すぐにスタバに向いました。
21時半過ぎには店に到着したと思います。
店内には、パラパラとお客さんがいますが、いつもに比べると非常に閑散としています。

なにしろ、大晦日ですからね(笑)

福袋購入のルールですが、23時30分から店の前で整理券を配付するという方式です。
22時を回った頃、最初の客が、整理券配付場所に並んだようです。
店内にいた客がそれを確認して、店を出て列に並びました。

この場所はマルヤマクラスの出入り口にあたるので、ドアが開くたびに冷たい風が入ってきます。

22時30分、整理券配付開始まで残り1時間の時点で、30人くらいの人たちが並んでいました。
マルヤマクラス店の福袋販売数は90個と発表済み。
しかも、今年から福袋は1種類のみで、一人一個の制限付きです。

23時過ぎ、並んでいる人たちにカフェミストの試飲サービスがありました。
整理券は予定通り23時30分に配付するというアナウンス。
23時15分頃にはドーナツの試食サービスもありました。

23時30分、予定通り整理券の配付開始。
早くから並んでいたので一桁台の番号をゲットすることができました。
気合入りすぎです、はっきり言って(笑)

整理券を入手した人たちは、店内に避難したり、一度帰宅したりしています。
ちなみに、整理券は元旦中であれば福袋と引き換えできるそうです。
静かだった店内が、少し賑やかになってきました。

午前0時直前、店内でカウントダウンが始まりました。
元気の良い男性スタッフの声で、無事に2017年がスタート。
今年も新年をスターバックスコーヒーで迎えてしまいました(笑)

福袋を購入しようとレジに向うと、既に長い列ができています。
90個分の整理券はまだ余っているらしく、午前0時過ぎに到着したお客さんも整理券を受け取って、レジの列に並んでいます。
結論としては、午前0時に来店しても福袋は購入できたということになります。

無事に福袋を購入して店を出たときに、最後の整理券がなくったようです。
時間にして午前0時30分頃だったでしょうか。
大きなトラブルや混乱もなく、無事に2017スタバ福袋祭りは終了しました。

一人一個の購入数制限をすることで、たくさんの人たちが福袋を購入することができたと実感しています。


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by kels | 2017-01-02 06:38 | カフェ・喫茶店 | Comments(2)

地下街の雪印パーラーには、アイスクリーム、サンディー、パフェ、軽食喫茶が揃っている

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地下街はいつも都会の顔して 狸小路を田舎扱い
ぼくは地下鉄の電車を待ってる センチメンタルに浸った振りして

「初夏」ふきのとう(1975年)

さっぽろ地下街ポールタウンに雪印パーラーがオープン!
と言っても、これは、昭和47年に発行されたタウン誌に掲載された広告である。
さっぽろ地下街は、昭和46年に開業したばかりの人気スポットだった。

昭和50年に発表されたふきのとうのフォークソングは、そんな時代の札幌の空気を伝えている。
地下街が都会的で狸小路が田舎的。
そんな時代だったのだろう。

もちろん、昭和46年に開業したばかりの地下鉄も、当時は最先端の都市交通だった。
そうでなければ、センチメンタルに浸った振りもできない(笑)
昭和47年に開催された冬季オリンピックを境に、札幌の街が大きく変貌していく時代だった。

さて、地下街の雪印パーラーには、アイスクリーム、サンディー、パフェ、軽食喫茶が揃っている。
まさに、「あなたの好みにあったMENUばかり!」だ(笑)
「レディーメイクアップコーナー」も用意されているので、お化粧直しには、特設チャームルームをご利用できる。

ちなみに、店名は「軽食・喫茶 クリームサロン 雪印パーラー」だった。


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by kels | 2016-11-23 16:56 | カフェ・喫茶店 | Comments(0)

「カフェイン摂り過ぎて手が震えないですか?」と、彼女は言った

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とある仕事帰りの喫茶店で、僕はコーヒーをお代わりした。
コーヒーはポットで注文していたので、同じコーヒーを同じポットでお代わりした。
おいしいコーヒーというのは、お代わりしたくなるものなのだ。

帰り際に、お店の人がこんなことを言った。
「カフェイン摂り過ぎて手が震えないですか?」

彼女にそんなことを言われるまで、僕にはカフェインの過剰摂取などという意識はまったくなかった。
ただ、好きなコーヒーを好きなだけ飲んでいるに過ぎない。
そもそも、コーヒーにカフェインが含まれているということさえ、僕は全然忘れていたのだ。

大丈夫だよと答えた僕に、彼女は重ねて訊いた。
「夜、眠れなくなったりしないんですか?」

コーヒーを飲み過ぎると眠れなくなるということも、僕には新鮮な響きに思えた。
僕は毎晩寝る直前までコーヒーを飲んでいる。
それでも、ベッドに入った瞬間には熟睡することができた。

もちろん、カフェインには覚醒効果があると、僕は思っている。
仕事で徹夜が続くときなどは、常にコーヒーを欠かさないようにしている。
食事を摂らなくてもコーヒーを飲むだけで、どうにか一日をやり過ごすことができた。

気持ち次第で効いたり効かなかったりする。
それが僕にとってのコーヒーであり、カフェインであるのかもしれない。
都合の良い飲み物という点では、やはり、コーヒーは生活に欠かせない飲み物である。
by kels | 2016-11-12 18:25 | カフェ・喫茶店 | Comments(0)

今年もスターバックスコーヒーのクリスマスが始まった

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毎朝、午前7時前には街に到着している。
仕事に余裕があるときは、スターバックスコーヒーに寄ってコーヒーを買ってから出勤する。
もちろん、忙しい朝には、そんな余裕なんかない。

その朝は、比較的余裕のある朝だった。
スタバはまだ開店前で、店の前では二人の人が並んでいる。
時計を見ると6時58分だったので、僕もその列に並んで開店を待った。

午前7時過ぎ、店が開くと並んでいた人々は一斉に座席を確保する。
いつもの見慣れた光景だ。
テイクアウトの僕だけが、まっすぐにレジカウンターに向かうことになる。

その朝、僕はまっすぐにカウンターに向わなかった。
グッズ売り場に、たくさんのクリスマスアイテムが並んでいたからだ。
今日から11月なのだということに、そのとき、僕は初めて気が付いた。

朝早いビジネス街のスタバで、クリスマスグッズを見ている客なんて誰もいない。
僕は何となくマグカップやタンブラーやステンレスボトルを手に取った。
早すぎるクリスマスに気持ちが踊っていたのかもしれない。

レジカウンターには、クリスマス仕様のスターバックスカードが並んでいた。
僕はその3種類の新しいスターバックスカードも一緒にもらった。
気が付いたとき、赤い大きな袋を、僕はぶら下げていた。

出勤前に何をしているのだろうと思いながら、僕は店を出た。
店は空いていて、僕の後ろには誰も並んでいないことだけが幸いだった。
僕が店を出るとき、女性2人がクリスマスグッズの前で写真を撮っていた。

こうして2016年の僕のクリスマスは始まった。

あの日からBGMはクリスマス・ソングになった。
本当のクリスマスが訪れるまでに、きっと飽きてしまうことを、僕はちゃんと知っている。
それが毎年繰り返される、僕のクリスマスだから。
by kels | 2016-11-03 06:36 | カフェ・喫茶店 | Comments(2)

たべるとくらしの研究所。雨の日に訪れたいと思えるカフェだ。

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雨が降っていた。
古い民家を改装したカフェの店内には、雨の音が響いている。
雨は少しずつ強くなっていった。

雨の日のカフェが、僕は好きだ。
特に、こんなふうに古い建物の古い窓辺の席。
古い窓のすぐ向こう側に雨がある。

いつもは賑わう人気の店も、こんな雨の日にはとても静か。
僕は窓ガラス越しに雨と向き合っている。
雨と向き合いながら、僕はきっと自分自身と向き合っているのだろう。

たべるとくらしの研究所。
雨の日に訪れたいと思えるカフェだ。

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by kels | 2016-08-20 20:20 | カフェ・喫茶店 | Comments(2)

いつの間に少し欠けたプリンを前にして、僕はピアノのバッハを聴き続けていた。

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「プリンをください」と、彼女は言った。
古民家を改装した静かなカフェ。
日曜日のお昼前で、他にお客さんはいなかった。

店内にはピアノのバッハが流れていた。
スピーカーは別の部屋にあるのだろう。
ピアノのバッハは、どこか遠い場所から聴こえるような気がした。

プリンとバッハ。
いつの間に少し欠けたプリンを前にして、僕はピアノのバッハを聴き続けていた。


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by kels | 2016-08-16 20:52 | カフェ・喫茶店 | Comments(0)

札幌老舗カフェ「苺館」で名物マトンカレーを食べる

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本当は教えたくない隠れ家的カフェがいくつかあります。
北大近くにある「苺館」も、僕にとってはそんなカフェのひとつです。
いつ訪ねても、昔の記憶そのままのお店です。

今日は、そんな「苺館」で名物のマトンカレーを食べました。
もう何年も昔から食べ続けてきている思い出のカレーです。
僕にとって喫茶店のカレーライスと言えば、「苺館」のマトンカレーなのです。

カフェ文化が発達し、札幌にもいろいろなカフェが増えました。
シアトル系のスターバックスコーヒーも、すっかり定着しました。
自称「オシャレカフェ」が、札幌のあちらこちらにある時代です。

いろいろな「オシャレカフェ」を訪ね歩きながら、最後にはいつも僕はこのお店にいるような気がします。
特別にオシャレというわけではなく、特別に純喫茶というわけでもなく、特別にスペシャリティというわけでもなく。
特別なことと言えば、店内を時間がゆっくりと流れているということくらい。

気が付くと、僕は学生の頃に戻ってカレーライスを食べています。
忘れていた友だちや女の子たちの名前や顔が何となく思い出されます。
青春時代の後悔や心残りが、カレーライスの中に溶け込んでいるのです。

コトコトと長い時間の中で煮込まれた僕たちの青春が、カレーライスの中にあるのでしょうか。
生意気で独りよがりでつくづく惨めだったあの頃の僕。
そんな自分と向き合うために、僕はこのお店を訪れているのかもしれません。


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by kels | 2016-08-05 20:09 | カフェ・喫茶店 | Comments(0)