大丸百貨店や読売ビル、札幌55ビルなどの現代的な建物に囲まれていながら、まだまだ充分な存在感を持つ札幌センチュリーホテル。 1973年の開業で、札幌オリンピックの時代の建物のひとつと言える。 大規模ホテルが次々とオープンして、札幌もいよいよ国際都市へと成熟しつつあった時代とも言えるかもしれない。 学生の頃は、このホテルのスカイ・ラウンジでコーヒーを飲むことがなんだかエライことのように思えていた。 (なにしろバブルの時代だ) 札幌市街を一望できるレストランはゆっくりと回転していて、食事をしている間にほぼ一周する。 つまり、ホテルを中心とした全周を望むことができるわけだ。 この回転レストランは札幌唯一のものだったらしいけれど、現在に至っても札幌唯一ということは、あまり需要がないということなのだろうか。 実際、揺られながらの食事というのはあまり気持ちの良いものではなかったような気もする。 若かったころは物珍しさで利用したけれど、大人になってからは立ち寄ることもなくなってしまった。 その頃、このホテルに入っていた中華レストランが美味しいとの評判で、彼女を誘って行ったことがある。 そもそも、まともな中華料理がどんなものなのか何も知らないわけで、料理が美味いのか不味いのか、よく分からなかった。 ただ、店の高級そうな雰囲気に気後れして、マナーもよく分からないで、ただ料理を喉の奥へ流し込んでいただけなのかもしれない。 それでも、飲茶に出てきたポットを、彼女がこっそりと自分のバッグの中に隠して持ち帰ったことだけはよく覚えている。 学生というのは、本当に怖いモノ知らずだ。 ↑↑↑↑↑↑ 「ブログ村」への参加を始めました。1日1回、クリックをお願いします☆
by kels
| 2008-09-23 10:29
| 建築・景観
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