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泉屋の水ようかん

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自転車のパンクを放ったままにしておいたので、電車通りの岡部自転車商会まで行った。
別に、電車通りの近くで暮らしているわけでもないのに、ここの自転車屋さんはテレビで取り上げられたりして、なにかと有名な自転車さんなのだ。
ということで、パンクした自転車を押したまま30分近くかけて自転車屋へ到着した。

「パンクの修理をお願いします」と言うと、店のお兄さんは「いま、ちょっと混んでいるので30分かかります」とのこと。
「待ってます」と答えると、店の奥からお爺さんが出てきて、早速自転車の修理に取りかかってくれた。
結局、チューブを交換したのだけれど、その手際の良さはさすがに職人技で、素晴らしい速さだった。
30分どころか、修理は10分ほどで終わり、僕の自転車は完璧に蘇った。

無事に復活した自転車に乗って、帰りはブラブラと写真を撮りながら寄り道をした。
電車通りにある和菓子の店「泉屋」で水ようかんやレモンケーキなんかを購入。
これからの季節、水ようかんはたまらないデザートだ。
レモンケーキは、子どもの頃によく食べたお菓子で、実際に買うのはずいぶん久しぶりのような気がする。
店内の装飾も昭和中期のままの店内は落ち着いていて、実に居心地がいいなあと思うのだった。

「泉屋」の前では、一眼レフカメラをかまえたオジサンが路面電車を撮っている。
ネクタイしめて、一眼レフを持っていると、なんだか仕事している人みたいだなあ。

電車通り周辺の住宅街には古い民家も多く、建物を見ているだけで楽しい。
それに、こういう住宅街の庭には、きれいな花が植えられていることも多いから、写真を撮っていてもキモチイイのだ。
日没が遅いのをいいことに、日が暮れるまで写真を撮って歩いた。
結局、自転車を押していった往路よりも、道草ばかりの復路の方に長い時間がかかったことは言うまでもない。

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by kels | 2008-07-02 19:57 | コラム・随想 | Comments(0)
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