<< 悲しきRADIO STATION おはじき >>

パーラーと軽食喫茶

b0103470_23493261.jpg

学校の帰り道に、いつも通りすぎた喫茶店。
昔の喫茶店は、いかにも大人の空間というオーラがびっしりと漂って、決して子ども達だけで入ることができるような場所ではなかった。
田舎から札幌へ遊びに連れられて、初めて入った大人の喫茶店。
何を飲むか、と尋ねられても、とっさに答えることはできなかった。
熱いコーヒーと同じくらい、苦かったあの夏の思い出。

パーラーという言葉に胸を躍らせたこともある。
フルーツパフェ、チョコレートパフェ、プリンアラモード、メロンソーダ。
メニューには魅力的なカタカナがびっしりと並んでいて、今から思えば素朴なデザートも、あの頃の子ども達にとっては夢のような食べ物に違いなかった。
「小さな恋の物語」の中で、チッチがいつも憧れていた食べ物たち。

お腹が空いたときには軽食喫茶。
きっと、スパゲティ・ナポリタンやドライカレーやチキンライスなんかが、誰かの空腹を満たすのを待ちかねているに違いない。
簡単に作ることができて、簡単に食べることができた、まさしく軽食だったけど、僕等は心まで満たされたような気がした。

そんな時代のマッチ箱たち。
ポップでレトロなデザインが魅力的で、でも、そのほとんどは捨てられてしまって、なかなか手に入らない小さな思い出たち。
見つけたら、誰かの思い出と一緒に、そっと机の中にしまっておいてあげてください。

にほんブログ村 写真ブログ スナップ写真へ
↑↑↑↑↑↑
「ブログ村」への参加を始めました。1日1回、クリックをお願いします☆
by kels | 2008-05-31 00:02 | カフェ・喫茶店 | Comments(0)
<< 悲しきRADIO STATION おはじき >>