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地下街の「とうまん」売場

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札幌駅の地下街で、子ども達が集まっているお店を発見。
いったいどんなオシャレなお店が?と思って近づくと、なんと「とうまん」の冨士屋さんでした。
「とうまん」とは、知る人ぞ知る札幌の郷土菓子で、簡単に言うと、中に白餡が入った「おやき」みたいなものです。
いわゆる庶民の和菓子で、かつては「とうまん」が札幌を代表するお菓子だった時代もあるんですよねー。

「とうまん」の話になると、必ず登場するのが、札幌丸井今井百貨店の創業者・今井藤七さんです。
書き古されたネタではありますが、一応おさらいとして(笑)

「とうまん」を製造する冨士谷が創業したのは、昭和27年のこと。
きっかけは、中央創成小学校のPTA費用を捻出するためだったというから驚きです。
丸井今井の一画を借りて焼き始めた「とうまん」は大ヒット、結果として、会社が設立されたんだとか。
丸井今井の援助を受けてのスタートだったため、この「おやき」は、丸井今井の創業者である今井藤七の「藤」の字を取って、「とうまん」と名付けられたそうです。
まー、ちょっとした「とうまん秘話」っていうことで。

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今回は、この「とうまん」を買ってこなかったので写真がないのですが、素朴で懐かしいお菓子です。
札幌市内では、札幌駅地下街と、丸井今井百貨店で販売しています。
子ども達が熱心に見入っているのは、とうまん製造器。
ガラス越しに「とうまん」を作っている光景を見ることができるので、これがなかなか楽しいのです。
by kels | 2007-03-01 19:38 | 食べ物 | Comments(2)
Commented by hitosi at 2007-05-11 13:51 x
「とうまん」の記事を読み中央創成小学校入学がちょうど昭和27年でした。あのころは貧しく食べることもままならず学校の給食が楽しみでした私としては大変感謝しております。今は定年を迎え第二の人生を楽しくすごしております。
Commented by kels at 2007-05-12 22:00
hitosiさん、こんにちは。
戦後を実際に過ごした人たちの苦労は、並大抵のものではなかったと思います。
そんな時代があっての現代の日本、と思うと、団塊の人たちの果たした役割の大きさが分かるような気がします。
「とうまん」にも、きっとたくさんの人たちの、たくさんの思い出があるのではないでしょうか。
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