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珈琲工房美鈴

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「創業昭和7年」の文字が輝く美鈴コーヒーです。
地下鉄「すすきの」駅からポールタウンに入ると、すぐにこの看板があるので、お世話になったことのある方も多いはず。

美鈴コーヒーの出発は、昭和7年、函館栄町にできた珈琲と洋食器の店「鈴木商店」でした。
この鈴木商店は、北海道で初めての「コーヒー屋」といわれています。
昭和21年に直営の喫茶店を始めるにあたり、函館市民から名称を募集、「美鈴」が誕生しました。
札幌への進出は、昭和30年のこと。
札幌オリンピックが開催された昭和47年の前の年、交通網の整備のために地下鉄が誕生するのに合わせて、地下街「ポールタウン」も完成、そして、この地下街と一緒に直営喫茶店「美鈴」も誕生しました。
この喫茶店が、写真のお店、正式名称「cafe工房 美鈴」のルーツとなっています。

僕等が子どもの頃に、コーヒー屋さんというと、まだまだ「美鈴コーヒー」の印象が強い時代だったような気がします。
「昭和7年創業」の看板は、おそらく飾りではなく、老舗としてのプライドなんだと思われます。
昭和7年というと、5月に「五・一五事件」が発生して犬養首相が暗殺され、満州国が建国されるなど、日本の右傾化が強く目立つようになった時代。
そんな遠い歴史のことを考えながら、コーヒーを飲むというのも、また老舗喫茶店の楽しみ方のひとつのような気がします。
by kels | 2007-02-23 21:44 | カフェ・喫茶店 | Comments(0)
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