1年に1度の恒例行事、札幌交響楽団のベートーベン第9交響曲。 すっかりの陽の落ちた街を抜け出して、夕方の地下鉄に乗り込み、雪の中島公園を通り抜けて、キタラに向かう。 今日は雪も降っていないし、思ったよりも寒くない。 こんな冬の夜が何度あるのか分からないけれど、おかげでとてもスムーズに会場までたどりつくことができた。 コンサートは、始まるまでの時間と終わってしまった後の時間がとても素晴らしい。 これから何かが始まるという期待と不安に包まれた開演前の会場が、僕はとても好きだ。 コントラバスの音色が響き、人のざわめきの中に吸い込まれていく。 そして、何もかもが終わった後の虚脱感。 ステージの上には、相変わらず楽譜台だけが取り残されていた。
by kels
| 2006-12-26 23:54
| 観光・風物詩
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