世の中には知らないことがたくさんある。 知らないことの方が多いくらいだ。 いや、というよりも、我々は世の中のごく一部のことを、かろうじて知っているに過ぎないのが現実だろう。 それは、北海道に関しても同じことである。 今年2018年は、この島が「北海道」と命名されてから150年目である。 「北海道命名150年」事業で、今年の北海道は盛り上がるはずだ。 そのたった150年の歴史の中には、星の数と同じくらいの物語が詰め込まれている。 どれだけ紐解いたって、その歴史のすべてを手にすることなんてできやしない。 歴史は宇宙と同じくらいに壮大で謎に包まれているのだ。 それでも我々は、歴史の断片に触れずにはいられない。 この北海道という土地で、一体どんな物語が刻まれてきたのか、知りたいと思わずにはいられない。 人には、自分の暮らしている郷土を理解しないではいられない、不思議な本能のようなものがあるのかもしれない。 北海道の歴史に触れるためのひとつの鍵が、この「HTBまめほん」シリーズである。 1970年の第1巻「ひらぎし物語」から、1998年の第60巻「サケ」まで、全60冊。 1970年には、別冊として「すすきの案内」が出ているから、合計61冊の大シリーズである(少なくとも自分の手元にはそれだけある)。 北海道各地域の多様な文化がコンパクトにまとめられているから、旅行に出かける際に、豆知識を仕入れていくには最適である。 もちろん豆本だから、ポケットの中に入れたまま散策することだって可能。 北海道への知識欲を満たしてくれるツールとなること間違いない。 ちなみに、HTBまめほんシリーズは、古書店で入手可能。 価格は店によるが、1冊300円から500円くらいが相場だと思う。 全巻集めても場所を取らないことが気に入っている。 ※※※「にほんブログ村」に復活しました。1日1クリックをお願いします! にほんブログ村
by kels
| 2018-01-21 07:52
| 歴史・民俗
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