現在も残る幌北団地は、1棟のみとなった。 建て替えられたとは言え、戦後の歴史を物語る建物のひとつには違いない。 それにしても、人口減少が深刻化する現代では、戦後の人口増加問題はちょっと想像しにくいものがある。 昭和20年代の札幌市の人口急増は、社会的な背景が大きかった。 終戦間際では、本州での空襲激化を避けて疎開する戦災者が、終戦直後は、樺太からの引揚者や復員兵の受入れが、その大きな要因となっているらしい。 加えて、戦後のベビーブームで、人口の自然増も同時に進んだ。 それまで「人が住めない」と言われていた地域も、こうした事情を背景として次々と宅地化されていった。
by kels
| 2017-10-14 22:58
| 歴史・民俗
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