展示は今日が最終日で、僕はギリギリ滑り込むことができたわけだ。 僕はいつでも余裕のない暮らしをしている。 「ふみくら」は、文学館の文庫・収蔵庫の名前である。 だから、言ってみれば、本展示は所蔵品展に過ぎない。 所蔵品展であっても、展示物は十分に見応えのあるものばかりだった。 北海道に関わりを得た多くの文学者に関する資料が展示されている。 直筆原稿もあれば、書簡があり、色紙がある。 北海道文学史を俯瞰することができる、貴重な展示だ。 言葉を換えると、北海道文学展と言っても良いような気がする。 あるいは、北海道文学展とは、このような展示だったのではあるまいか。 北海道文学オタクには、充実の展示だった。 このような展示で北海道文学を俯瞰してから、個々の文学者の活動に深く入っていけば良い。 北海道文学の入口として、今回のような展示は、ぜひ常設展のような形で披露していただきたいなと思う。 それだけの価値のある特別展だった。
by kels
| 2017-06-18 19:38
| 文学・芸術
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