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昭和の時代、アカシアの花は歌謡曲によく登場していた

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アカシアの白い花が見ごろを迎えている。
アカシアの樹は背が高く成長するから、青空に真っ白い花がとても良く映える。
この季節、札幌市内のあちこちで、アカシアの白い花が咲き誇る。

もっとも、札幌の人たちは、アカシアの花ではあまり騒いだりしない。
桜、ライラックと続いた花に対する情熱は、どこか一休みしている感じがする。
アカシア祭りでもあれば、市民の注目度もまた違うのかもしれない。

昭和の時代、アカシアの花は歌謡曲によく登場していた。

アカシアの花の下であの娘がそっと涙を拭いた赤いハンカチよ。
アカシアも散った恋の街さっぽろ。
アカシアの雨に打たれてこのまま死んでしまいたい。

アカシアは、人々の暮らしをドラマチックに演出してくれる存在だったのだ。

古い本を読むと、札幌駅前通りには、大きなアカシア並木があったらしい。
札幌がアカシアの街と呼ばれた由縁である。
道路も舗装化されていない時代、人々はアカシア並木の白い花の下を往来していたのだ。

だから、背の高いアカシアの木立を見つけると、僕は思わずうれしくなってしまう。
札幌の街に白い花が咲き誇り、人々の視線を奪い合っていた時代。
札幌は間違いなく詩の都であり、恋の街であった。
by kels | 2017-06-18 18:24 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(2)
Commented by 無名子 at 2017-06-19 20:45 x
kelsさん復調したみたいね。
よかった。
大昔、札幌のアカシアは本当はニセアカシアと
いうんだよ。
とクリスチャンだった中学校の理科教師に
教えられたような記憶がある。
今、街中にある木はどうなのかな。
木だけに気になってきた。
Commented by kels at 2017-07-09 07:21
無名子さん、こんにちは。
本調子とはいきませんが、ボチボチ更新していきたいと思います(笑)
「アカシヤ」という言葉もありましたね~。
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