北原白秋 様 明治44年の春、高村光太郎は札幌にいた。 都会の喧騒を離れて、月寒で羊飼いになろうとしたのだ。 光太郎28歳のときのことである。 札幌は桜の季節であった。 光太郎は、札幌の桜の絵葉書を、北原白秋に宛てて出した。 「円山」は花ざかりとあるから、光太郎も円山の桜を楽しんだのだろう。 やがて、桜が散る頃、光太郎も札幌を旅立った。 羊飼いの暮らしは、あまりにも過酷で、都会の青年には耐え切れぬものだったらしい。
by kels
| 2017-04-29 20:51
| 文学・芸術
|
Comments(1)
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by
菊池真一 Siniti kikuti
at 2022-02-21 10:49
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このはがきのことを教えてください。
出典は何という本にありますか。 このはがきはどこで所蔵していますか。
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