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いつの間に少し欠けたプリンを前にして、僕はピアノのバッハを聴き続けていた。

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「プリンをください」と、彼女は言った。
古民家を改装した静かなカフェ。
日曜日のお昼前で、他にお客さんはいなかった。

店内にはピアノのバッハが流れていた。
スピーカーは別の部屋にあるのだろう。
ピアノのバッハは、どこか遠い場所から聴こえるような気がした。

プリンとバッハ。
いつの間に少し欠けたプリンを前にして、僕はピアノのバッハを聴き続けていた。


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by kels | 2016-08-16 20:52 | 旧・札幌日和下駄 | Comments(0)
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