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セールで買い物をしないと、何かしら損をしたような気持ちになる。

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「いい匂いだな。どうして作るんだ?」
「荒挽きのコーヒーで、コーヒー漉しを使わないんだ」
私は戸棚から砂糖を出し、冷蔵庫からクリームを出して、食卓に彼と向かい合った。

「さらば愛しき女よ」レイモンド・チャンドラー/訳・清水俊二(1940年)

7月1日から夏のセールが始まっている。
いつもの年のように、本格的な夏が訪れる前に、もう夏のセールが始まっている。
セールとは売れ残りを売りさばくための戦略ではないらしい。

セールで買い物をしないと、何かしら損をしたような気持ちになる。
特に欲しいものがあるわけでもないのに、何となく店を覗いてみようという気持ちになる。
どの店も、セール特有の高揚感に包まれている。

街には人が溢れて、夏のセールの経済的な効果というやつを、何となく感じさせる。
すれ違う人々は、たくさんの買い物袋をぶら下げている。
セールでたくさんのハッピーを手に入れたのだ。

そうして店をいくつも覗いて、結局、僕は何も買わなかった。
セールに向いていない種類の人間なのかもしれない。
もうすぐ本格的な夏がやってくるという街のムードが、それでも僕は好きだった。


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by kels | 2016-07-03 05:30 | ファッション | Comments(0)
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