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今年も北大のお祭りを観ることができて、僕はほっとしている

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「実はシャンパンがあるんだよ」と、彼は真剣な顔つきで言った。
「フランスから持って帰ってきた上物なんだけど、飲まないか?」
「どこかの女の子用なんだろ?」
彼は冷えたシャンパンの瓶と新しいグラスをふたつ、テーブルの上に置いた。
「知らないのかい?」と彼は言った。
「シャンパンには用途なんてない。栓を抜くべき時があるだけさ」

「ニューヨーク炭鉱の悲劇」村上春樹(1981年)

日曜日になって、ようやく晴れたので、北大祭を観に出かけた。
週末晴れなければ、恒例の祭りを観ることができなかったかもしれない。
昨日の土曜日とは、打って変わったような青空だ。

実は、木曜日に仕事で北大まで出かけたときに、一通りの露店は観て歩いた。
木曜日の札幌も気温は低くて、屋外で露店を営業するには悲しい天候だった。
もちろん、学生には、そんなことは大きな問題ではなかったが。

「この時期は、毎年雨が降って気温が低いのです」と、大学教授は笑った。
「それでも、毎年この時期に学園祭を続けているのですよ」
新緑が気持ち良い季節ですから、と僕は答えた。

相変わらず、今年も寒い学園祭だった。
だけど、覚悟していたせいか、今日の寒さはそれほど悲惨なものではなかった。
オーチバルのパーカーを羽織って、ちょうど良いくらいの寒さだった。

寒いけれど、天候は最高の快晴だったから、人出も最高だった。
まっすぐに歩くこともできないくらいに、露店のまん中の通りは混雑している。
はっきり言って、写真なんか撮っている場合ではなかったくらいだ。

それでも、今年も北大のお祭りを観ることができて、僕はほっとしている。
札幌の季節のメルクマークとして、それはとても大切な存在だからだ。
6月の、新緑の、札幌の、学園祭。


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by kels | 2016-06-05 19:29 | 夏のこと | Comments(0)
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