<< 札幌レンタリース「特選!北海道... 芥川龍之介が札幌を訪れたのは、... >>

「さっぽろライラックまつり」は、今日で終わりだったらしい

b0103470_2052399.jpg

私が学生々活をしていた頃には、米国風な広々とした札幌の道路のここかしこに林檎園があった。
そこには屹度小さな小屋があって、誰でも五六銭を手にしてゆくと、二三人では喰い切れない程の林檎を、枝からもぎって籃に入れて持って来て喰べさせてくれた。
白い粉の吹いたままな皮を衣物で押し拭って、丸かじりにしたその味は忘れられない。
春になってそれらの園に林檎の花が一時に開くそのしみじみとした感じも忘れることが出来ない。

「北海道に就いての印象」有島武郎

「さっぽろライラックまつり」は、今日で終わりだったらしい。
夕方、大通公園を散歩したけれど、思ったほど混雑してはいなかった。
食事時には少し早かったせいかもしれない。

それでも、道内各地の名産を食べさせるコーナーは、非常に賑わっていた。
近年のこうしたイベントは、若い人たちに支持されているのだろう。
木陰で風に吹かれながら食事をする心地良さは、確かに他に替えがたいものがある。

今年はライラックの開花も早かったので、今日あたり、多くのライラックは既に枯れ始めていた。
まつりの始まったころが、最も花の美しい時期だったような気がする。
季節の花の見頃は、まさしく一瞬、一期一会だ。

ライラックの季節が過ぎるのは寂しい。
だけど、札幌の夏には、次から次へと心惹かれるものが現れる。
一期一会で、今年の夏を楽しまなくては。


にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 札幌情報へ
にほんブログ村
↑↑↑↑↑
「にほんブログ村」に参加をしてみました。
1日1回のクリックをお願いいたします!
by kels | 2016-05-29 20:20 | 夏のこと | Comments(0)
<< 札幌レンタリース「特選!北海道... 芥川龍之介が札幌を訪れたのは、... >>