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石川啄木は「創成川」の名を聞いて、「うれしき名なり」と書いている

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札幌は秋意漸く深さなり、
函館の如く市中を見下す所なければ市の広さなど解らず、
程遠からぬ手稲山脈も木立に隠れて見えざれば、
空を仰ぐに頭を圧する許り天広し、
市の中央を流るゝ小川を創成川といふ、うれしき名なり、
札幌は詩人の住むべき地なり、なつかしき地なり静かなる地なり、

「丁未日誌」石川啄木(1907年)

札幌へ到着した翌日に、啄木は市内を散策している。
啄木の目に、秋の札幌は随分お気に召したらしい。
様々な文章に、札幌がいかに詩的な街であるかが残されている。

この市内散策のときに、啄木は「創成川」を発見している。
どんなルートを辿ったか不明だが、意外と東側まで歩いていたことは分かる。
もっとも、当時は西側に向っても、何もなかっただろうけれど。

啄木は「創成川」の名を聞いて、「うれしき名なり」と書いている。
そして、「詩人の住むべき地なり」と書いている。
弱冠21歳の青年天才詩人の胸に響いたものは、札幌の何だったのだろうか。

さて、創成川は、エリアによって様々な表情を見せてくれる川である。
中心部は公園までできてきれいになったけれど、北へ向かうと、また違う表情がある。
何となく昔の創成川の面影を探して歩くのも楽しいかもしれない。


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by kels | 2016-05-14 06:32 | 文学 | Comments(0)
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