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最近の中では、「苺館」が最高に良かった。もちろん、何年も何年も通い慣れた喫茶店だ。

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さて、この日の旅の終わりにあって伯父さんは、やっと自分自身をとり戻す。
それは珈琲十杯分の覚醒をもって、自分の役割を考えるのだ。
伯父さんの存在や、その役割は、もしかしたら人格化された喫茶店のようなものなのかもしれない。

「ぼくの伯父さんの東京案内」沼田元気(2000年)

週末になると喫茶店に行って本を読んでいる。
そう言えば、街全体を自分の家のように考える思想があった。
喫茶店は、まさしく自分にとっての書斎みたいなものである。

通い慣れている店へ行くこともあれば、初めての店へ行くこともある。
居心地の良い店は日常的に利用したい。
かと言って、いつも来ている常連のようにはなりたくはない。

結局、お気に入りの店を何軒か、グルグルと回るという構図ができあがる。
そこに、時々新規開拓の店が入り、かなり運が良ければ、お気に入りの店が増えることもある。
お気に入りの店なんて、そんな簡単に見つかるものではないけれど。

最近の中では、「苺館」が最高に良かった。
もちろん、何年も何年も通い慣れた喫茶店だ。
わかっている店なのに、なせか新鮮で、なぜか新しい感動がある。

最近のオシャレなカフェとは全然違う。
広い空間も、フカフカのソファも、素敵なラテアートもない。
だけど、最近のオシャレなカフェにはない魅力が、この店にはある。

変わらないでいることの難しさとか、守り続けることの尊さとか。


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by kels | 2016-04-16 06:36 | カフェ・喫茶店 | Comments(0)
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